映画『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』あらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめ

映画

下町人情喜劇『男はつらいよ』シリーズ第27作。

大阪を舞台に、華やかでありながらも儚い、男女の機微が堪能できる作品です。

映画『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』のあらすじ・キャスト・感想(評価)をまとめてみました。

映画『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』概要

公開日:1981年8月8日

上映時間:104分

配給:松竹

観客動員数:182万1000人 (前作は188万9000人) 

配給収入:13億1000万円 (前作は13億8000万円)

ロケ地…大阪(大阪府)、対馬(長野県)

 

【スタッフ】

監督・原作…山田洋次

脚本…山田洋次、朝間義隆

撮影…高羽哲夫

音楽…山本直純

美術…出川三男

映画『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』あらすじ

 瀬戸内海の小島で商売の合間に軽く昼食をとっていると、美しい女性が通りかかり墓参りをしているところに声をかける寅次郎。両親を早くに亡くし祖母に育てられた彼女は、その祖母の墓参りにきたと話します。

 しばらくして寅次郎は石切神社でその女性、浜田ふみに再会。大阪で芸者をしているふみと、2人で生駒山の宝山寺に遊びに行きますが、そこでたった一人の弟と幼い頃に生き別れてしまったこと打ち明けられます。

 それを聞いた寅次郎はすぐに弟に会いに行こうと、すぐに一緒に行くことにしました。

 すると弟は1か月前に病死してしまったことを知らされます。失意のどん底のふみに優しくする寅次郎。しかしふみの想いを受け止められず、ひとり柴又に帰ってきてしまいました。

 そしてしばらく会えないかと思ったふたりでしたが……。

映画『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』キャスト紹介

車寅次郎…渥美清

 14歳の時に父親(今は他界している)とケンカ別れして家を出てから、20年間故郷に帰らずに旅に出ていましたが、第1作目で帰ってきて以来、旅に出たり帰って来たりを頻繁に繰り返すようになりました。異母兄弟の妹さくらがいます。家業はテキヤ。

 

諏訪さくら…倍賞千恵子

 寅次郎の異母兄弟です。博と息子の満男と3人で暮らしています。

 

浜田ふみ…松坂慶子 《マドンナ》

 早くに両親を亡くして祖母に育てられました。芸者をして生活をしており、たった一人の生き別れた弟・英男のことを心配しています。育ての祖母の墓参りをしている時に寅次郎と出会いました。

 

御前様…笠智衆

 柴又帝釈天のご住職です。

 

車竜造(おいちゃん)…下条正巳

 寅次郎の父親の弟です。寅次郎とさくらにとっては、叔父にあたります。さくらの育ての親。和菓子「とらや」の店主です。3代目おいちゃん。

 

車つね(おばちゃん)…三崎千恵子

 おいちゃんの奥さんです。寅次郎とさくらにとっては叔母にあたります。実の子供はできませんでしたが、さくらの育ての親です。和菓子「とらや」をおじちゃんと一緒に切り盛りしています。

 

諏訪博…前田吟

 共栄印刷の職工のひとりです。狭いながらも自分の家を買い、さくらと息子・満男の3人暮らしです。実家は岡山県。

 

小倉梅太郎(共栄印刷社長・タコ社長)太宰久雄

 とらやと親戚付き合いをしている、とらやの隣にある印刷工場の社長です。手形の期限に追われては、中小企業の大変さやつらさをこぼしています。妻とはお見合いで結婚し、子だくさんの父親。

 

諏訪満男…吉岡秀隆

 博とさくらの一人息子です。今作から満男役のキャスティングが変更されました。

 

源公…佐藤蛾次郎

 帝釈天の寺男をしています。

 

喜介…芦屋雁之助《ゲスト》

 大阪新世界ホテルの主人です。家族でホテル経営をしており、しっかり者で口うるさい実母の前では子供の頃のままになってしまうところがあります。大阪で寅次郎がよく立ち寄っては宿泊料をため込まれていますが、喜介にとって寅次郎はよき友人でもあります。

 

映画『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』感想(評価)

 浜田ふみ演じる松坂慶子さんの魅力が溢れんばかりに伝わってくる一作でした。この時からとても良い女優さんです。清楚で華やかでかなしげで、そして色気もある。魅力を隠すことなく、前面に放出している旬なエネルギーにきっと観ている方も、ふみに共感したことと思います。

 またふみの想いを受け止めきれなかった寅さんの姿が、なんとも男の哀しさを感じる部分があり、そのことを博がとらやの茶の間で言い放っていた台詞が、私は忘れることができません。

 観ていただいて皆さんの心にどんなものが残ったか、それが最も重要なので、それぞれのフィルターで味わっていただきたいところでもあります。

 今回はゲストの役者陣が揃っていたので、見ごたえのある作品になっていたかと思います。

映画『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』まとめ

キャスティング、そしてお話自体もとても面白い内容でした。

大阪という街を生かして、人々の魅力が生き生きと躍動して感じられます。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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