『100万円の女たち』12話(最終回)あらすじ、キャスト紹介や感想・評価まとめ

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こんにちは!

今回はドラマ・『100万円の女たち』最終回を紹介します。

11話では、犯人の正体とその目的が明かされました。

この最終回では、犯人の末路と、登場人物のその後が描かれています。

 

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『100万円の女たち』の主な登場人物

 

道間 慎:野田洋次郎

売れない小説家。

ある日突然現れた5人の美女と、同居することになってしまう。

 

白川美波:福島リラ

何故か家の中では全裸で過ごす女、30歳。

すべてが謎めいている。

 

塚本ひとみ:松井玲奈

読書とヨガが趣味の女、26歳。

慎に好意を持っている?

 

小林佑希:我妻三輪子

おっとりしていて知的欲求が強い女、24歳。

反面、何を考えているのか掴みづらい。

 

鈴村みどり:武田玲奈

生い立ちに謎を秘めた女子高生、17歳。

ある悩みを抱えている。

 

開奈々果:新木優子

独特の雰囲気を持つ、マイペースな女、20歳。

朝の牛乳は欠かせない。

 

『100万円の女たち』のあらすじ(ネタバレあり)

 

佑希の誤算

 

みどりは佑希と、あるホテルの一室で向き合っていました。

「実は私、高校を辞めたんです。」

みどりは一緒に暮らしている間、佑希に相談に乗って貰うこともありました。

その時のことを、「私本当に嬉しかったんです」と感謝すると、作り笑いで微笑む佑希。

「そういえば、どうして佑希さんは、招待状の誘いに乗ったんですか?」とみどりが問うと、佑希は少し戸惑いますが、「本当に人が死んでしまうと思っていなかったので」と、返しました。

そして逆にみどりに同じ質問をすると、みどりは「私が死んでも何も変わりませんから」と答えます。

「そんなことないです、きっと道間さんが悲しみます」と、しらじらしく慰める佑希。

それでもみどりは言いました。

「もうあの人たちに会うことはないと思います。」

「どうしてですか、道間さんのこと好きなんでしょ?」

「はい、だからです。もうあの人の近くに人殺しはいらないんです。」

この瞬間、みどりの目つきが変わりました。

「えっ?」

油断していた佑希の背後から、首にロープが巻かれます。

いつの間にか、そこには砂子がいました。

苦しむ佑希にひとみは言います。

「情けない顔するんですね、ヤノメグミさん。」

佑希の本名も、夫に関する情報も、すべて美波が遺言状でみどりに残していたのです。

メグミの夫はフィクサーで莫大な財産を持ち、金の力で警察、ヤクザ、政治家も操っていた人物でした。

今はそれをメグミが引き継いでいたのです。

みどりは言いました。

「最期の時に美波さんは、そんな情けない顔をしていなかった筈です。」

「招待状を受け取ってあの家へ行った人たちには、みんな死ぬ覚悟があったんです。」

「悔しいですか?ヤノメグミ、悔しいって大事よ。」

「悔しいって大事。」その言葉は、かつて美波がみどりに言った言葉でした。

こうしてヤノメグミは抹殺され、砂子は遺体処理を武に命じたのです。

武は去り際にみどりに言いました。

「みどり、またな。」

その日みどりは、自分の本名と決別して生きて行く決心をしたのです。

その後みどりは、「白川美波」を名乗り、ある施設に多額のお金を寄付するのでした。

 

抜け殻になった道間

 

その頃道間は、抜け殻のように街を彷徨っていました。

女子高生を見るとそれがみどりに見え、まだ近くにいるように奈々果の声が聞こえ、本屋の店員はひとみに見えてきます。

しかし、ひとみだけは現実のひとみだったのです。

ひとみは本屋に勤め、店では道間のコーナーを手掛けて、陰ながら道間を応援していました。

しかしひとみは、道間への想いを諦めることができずに、本当は苦しんでいたのです。

 

同棲生活の始まり

 

ある日道間がアパートに帰ると、そこにひとみと“ネコ”がいました。

「今日からここで暮らします」というひとみ。

思い返せば、あの家に最初にやって来たのも、ひとみでした。

そのことを思い出した道間は、初めてひとみに聞きました。

「どうしてひとみちゃんは、あの家に来たの?」

するとひとみは、道間を守るためだと答えます。

「どうして、僕を?」

「最初はファンだったから。でも途中から好きになっちゃった。」

そしてひとみは、道間に抱きついていきました。

「ギュッとしてください。」

しかし道間は、もう誰も傷つけたくありません。

「ねえ、家族が人を殺めてしまって申し訳ないとか、一緒に暮らしていた人たちが殺されて責任を感じるとか、こうだから、そうだからとか、そんなに理由や理屈がなきゃ、生きてちゃいけないの?」

ひとみが精一杯の気持ちを道間にぶつけると、道間も飾らない本音を漏らしました。

「ほっといてよ。嫌なんだよ、全部。大事なものができるのも、それをもうなくすのも・・・」

「私にチャンスをください。そばにいさせてくれるだけで、それだけでいいから、また一緒に暮らして貰えませんか?」

道間は言葉に詰まって、何も答えられません。

「大丈夫だから、もう自分を許してあげて。私は長生きするからさ。」

すると抜け殻だった道間の目から、涙が零れました。

「よろしくお願いします。」

 

『100万円の女たち』の感想

 

佑希の本名は「ヤノメグミ」で、夫はフィクサーあったことが明かされました。

佑希は、「お金と確かな人脈さえあれば、出来ないことなどほとんどない」と、道間に言ったことがありました。

しかしこの最終回で、どんなにお金があっても、“死”の前では無力なのだと感じずにはいられませんでしたね。

最後死ぬ瞬間に涙を流す佑希を見て、「泣くのかい!」と、突っ込みたくなったのは、私だけでしょうか?

いずれにしても、「自分が利口だ」と自惚れて、普通に生きている人を「見下げる」佑希のキャラクターでは、その末路がこの展開なのも、納得できます。

 

まとめ

 

今回は『100万円の女たち』最終回を紹介しました!

みどりは佑希に復讐した後、美波の意志を受け継ぎ、そして道間とひとみはハッピーエンドという結末でした。

この、『100万円の女たち』は、最初の設定が謎に包まれていて、1話ごとにそれが明かされていきました。

そして後半は、恐ろしいながらも息を飲む展開で、飽きずに視聴できる作品になっています。

全12話でしたが、一話30分弱なので、休日に一気に全話視聴も可能です。

自信を持ってお勧めできる作品なので、興味のある方は本編もご覧になってみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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