目次
「ソーセージパーティ」あらすじ
何といっても不思議なこの題名に魅力を感じる人は多いのではないでしょうか。
舞台はアメリカ公害の大型スーパーマーケットです。
そして主人公や登場人物はそのスーパーマーケットで売られている食品たちなのです。
みんな個性豊かな仲間たちで毎日楽しそうにしていました。
この大型スーパー「ショップウェルズ」には多くのお客さんが毎日来店します。
その度に食品たちは、いつか外の世界に連れて行ってもらえるのではないかと胸を高鳴らせます。
毎日スーパーの開店時にはみんなで歌を歌うのです。
外の天国という世界へ早く行きたい、という期待を込めた歌です。
みんなは早く外の世界、いわゆる天国と言われる世界へとはやく行きたいのです。
そのためにそれぞれがお客さんに買ってもらえるように前に出てきたりアピールをしていきます。
10本入りのソーセージたちはこの中で誰が劣っているだの誰がイケてるだのそんな言い合いもしています。
劣っている奴が前に居てはいつまでも買ってもらえずに賞味期限切れの商品として廃棄されてしまうからです。
彼らはそれを一番恐れていました。
外の世界を一度も見ることができずにここで一生を終えてしまうからです。
隣にはホットドック用のパンとして売られている女性たちが売られています。
男性であるソーセージたちとホットドック用のパンである女性たちはいつか外の世界でパンに挟まれてホットドッグになれる日を夢に見ていました。
ある日の閉店間近の時間にお客さんがやってきました。
ハニーマスタードが種類を間違えたからと返却をしたいと言って交換をしにきたのです。
外から帰ってきたハニーマスタードはみんなに忠告をします。
「外の世界は天国なんかじゃない、恐ろしいところだ」と言うのです。
しかし、周りの食品たちはもちろんハニーマスタードの言っている意味がわかりません。
ハニーマスタードが再びお客さんの手に取ってもらえた時に外に出るくらいならここで自殺した方がマシだ、と買い物カートから飛び降りようと決めます。
周りの仲間たちが助けようとするも叶わず、ハニーマスタードは自殺してしまいました。
そこまでハニーマスタードを追い詰めた外の世界とは一体どんな世界なのでしょうか。
そしてソーセージと仲間たちは夢である外の世界へとくり出すことができるのでしょうか。
「ソーセージパーティ」キャスト紹介(声優と日本語吹き替え)
フランク役:セス。ローゲン(小松史法)
ブレンダ役:クリスティン・ウィグ(園崎未恵)
「ソーセージパーティ」感想
大人の下ネタとはまさにこのことだな、と思いました。
どうせくだらなくてすぐに飽きるだろうと思いながらも映画を再生させると妙な中毒性があり、あっという間にこのソーセージたちに夢中になっていたのでした。
下ネタの絶妙な面白さには本当にやられました。
観ていて不快にならない下ネタとはこのことだな、と思います。
なんかくだらなくて、でも面白くてつい笑ってしまうんです。
スーパーの中の世界では食品たちの世界がしっかりあってここもきちんと社会として成り立っているんだな、と感心してしまいました。
そんな設定も面白いポイントです。
フランクとブレンダに関しては早く外の世界で二人が一緒になる日をこちらとしてもとても楽しみにしていました。
外の世界を初めて経験した食品たちはこんな世界があるとは思っていなかったギャップがすごいのでそこも面白かったです。
スーパーで売られている食品たちはまさか自分たちが調理されて食べられるとは思っていないんですかね。
食品たちが実際に調理される過程は結構残酷ものがありました。
私たちからしたら日常なことなのですが食品がキャラクターとして生きているのでかなり残酷でした。
しかし、この現実世界で食品たちに命が宿っているなんて考えただけで世界が180度変わって楽しいものです。
そんな世界が食品たちにはあったりして、、と考えてしまいました。
ストーリーがきちんとあるのでハラハラドキドキもさせてくれますしきちんと結末があるので普通にとっても楽しめました。
「ソーセージパーティ」評価
ザ・アメリカのコメディアニメといえる映画なのではないでしょうか。
食品を擬人化した映画、なんて面白すぎます。
日本人からすると少し抵抗のあるジャンルなのかもしれませんがアメリカンジョークの内容などもちゃんと日本人に分かりやすく吹き替えされているような気がします。
日本人にとっても見やすい作品といえます。
個人差のある面白さではあるのですが幼い時の忘れかけていた発想というかそんなものを思い出させてくれるものではないでしょうか。
食品の一つ一つに表情やキャラクターがしっかり設定されているところがこの映画の特徴ともいえます。
ただふざけているだけではなくしっかりとしたストーリーを踏まえているのです。
だから沢山のアウトなジョークに面白さを感じるのかもしれません。
食品たちが一番危機を感じる調理のシーンはとても残酷でアニメーションできちんと表現されているなと感心しました。
なんか胸が締め付けられるような、、、常に眉をひそめながら見ていたような気がします。
ただ、ギャグのセンスが高いので見ごたえはしっかりあるのです。
そしてなんか愛くるしいような、愛着の涌くような絵のセンスなんですよね。
きっとハマる人にはぴったりハマります!
芯の部分かしっかりしているので全力でふざけていてもかなり形になっているので作品としての仕上がりは素晴らしいものでした。
最後に
とっても不思議な世界に飛び込んでみませんか。
きっとスーパーに行くことがとても楽しくなるのではないでしょうか。