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「嫌な女」あらすじ・キャスト紹介・感想・評価

「嫌な女」あらすじ

女優として有名なあの黒木瞳が初めて監督を務めた作品です。

そして、吉田羊の映画初主演作となりました。

桂望実のベストセラー小説を映画化したものです。

幼い頃、いとこ同士で同じひまわり柄の可愛いワンピースをもらったふたり。

それぞれの反応は全く異なるものでした。

人と被ることが嫌で自分が特別な扱いをされていないと怒って泣いてしまう夏子とそんな夏子の姿を不思議そうに見つめる徹子がいました。

徹子がひまわりのワンピースを着ようか悩むことで周囲の注目が徹子に向けられました。

それをすぐに感じとった夏子は、徹子のワンピースを取り上げてビリビリに引き裂くのです。

「人と同じなんて絶対に嫌!死んでも嫌!」というのです。

徹子にとってこれが夏子にされたとても印象的なことでしたし、夏子という人間の恐ろしさを知った日でした。

大人になった徹子は、真面目で順風満帆な生活を送っていました。

勉強もきちんとして司法試験も一発で合格をしましたし、少し働いてからは結婚もし、弁護士事務所に就職もできていました。

しかし徹子はそんな絵に描いたような人生を送ってきたのにも関わらずどこか心の中に穴が空いている様な孤独感を感じていたのです。

そんな穏やかな日々を送っていた徹子のもとに突然あの夏子が現れたのです。

要件は徹子に弁護を頼みたい、とのことでした。

内容としては付き合っていた男性に婚約破棄を言い渡したところ慰謝料の請求をされており、それを取り下げられないかということでした。

小さい頃から夏子に対して苦手意識のあった徹子でしたが大人になってから会った夏子は小さい頃と変わらない雰囲気でやはり苦手でした。

仕事とはいえ夏子と関わりをもった徹子は夏子に振り回されます。

送ってきた人生、性格すべてが対照的な二人が関わっていくことでそれぞれどんな人生の歩んでいくのでしょうか。

「嫌な女」キャスト紹介

吉田羊(石田徹子役)

1974年2月3日

女優としてORANKUに所属

この映画では法律事務所に勤務する真面目な女性を演じる

木村佳乃(小谷夏子役)

1976年4月10日

女優・歌手・声優としてトップコートに所属

この映画ではを社交的で派手な目立ちたがりの女性を演じる

「嫌な女」感想

私はどちらかというと夏子よりのキャラクターなのではないかと思ってしまい、夏子を嫌いになるというよりは親しみをもってしまいました。

それと同時に私と正反対な人間はこれだけ迷惑していたのか、と思い知りました。

しかし身近にいる友達も夏子よりの性格なのでいつもそんな子たちに元気をもらっていることも事実です。

本当に色んな人が出会っていく人間の人生だからこそ、人生は面白いものなんだな、とこの作品を通して改めて感じました。

大人になって社会人になって社会では付き合う人を選べるけどプライベートでは気の合う人たちと付き合っていればいい年代であるからこそ考えさせられる映画でした。

夏子の人生は中々平凡な人が経験できるものではないのでそんな人生を垣間見ることができたのも面白さの一つです。

学校のクラスで色んな子と毎日一緒に生活していたころが懐かしかったです。

誰にでも得意不得意、があるからこそ人を尊敬できたりするんだよな~と感慨深いことも沢山ありました。

美人二人がW主演であることも豪華です。

木村佳乃さんの歌唱力にはとっても感動しました。

そして映画を観たあとの女優の黒木瞳さんが監督をしていると知ってなぜかすごい納得してしまいました。

実力派の女優さんを起用しているのもこれが理由か!とすっきりしたからです。

この作品を通して人と人の関わり、人生、など人間の根本的なところをとても考えさせられました。

そしてこの作品を見終わったあとにはとても温かい気持ちになっていました。

「嫌な女」評価

誰しも人生の中でこの人とは一生関わりたくない、とかなんだか苦手だな、と思う人はいますよね。

そんな人と関わりをもったとき、自分には考えも及ばない言動をするのでかなり驚くこともありませんか。

そんな新たな発見が沢山詰まっている作品です。

女性の監督だからか、映画の中で女性特有の人間関係がよく表されているところが印象的でした。

自分の思っていることを堂々と口に出せる人もいるし、言いたいことを中々口に出すことができない人もいます。

そんな様々な性格をもつ人間が共存するからこそとても面白いことだな、と感じました。

二人だけではなくて登場人物それぞれが良い言葉を残していて観ている人の心にすごく響く言葉だな、と思いました。

夏子なんかはものすごい勢いのある女性なのに物語の進むスピードはゆっくりとしているので一緒に人生を歩んでいるようなそんな不思議な感覚になりました。

相手の良いところに目を向けて送る人生が幸せの近道であることを教えてくれる映画です。

最後に

対照的な二人のそれぞれの人生。

そしてそんな二人が関わり合ったとき一体どんなことが起こるのでしょうか。