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「虹色デイズ」あらすじ
あの人気漫画家水野美波の少女漫画が実写化されました。
主人公の男の子なっちゃんは純粋で心の優しい男の子でした。
そんななっちゃんには好きな子がいます。
杏奈のことが好きななっちゃんはいつも偶然を装って杏奈の通学の時間に合わせて自分も自転車を漕いで会いに行っていたのです。
その日は道にいたカエルを避けるためにびしょぬれになっていたなっちゃんをみて杏奈はタオルを貸してあげました。
杏奈からタオルを貸してもらい関係が築けたことが嬉しかったなっちゃんは上機嫌です。
なっちゃんと仲良しのクラスメイトがいます。
恵ちゃんは生粋のモテモテ男子で、そんな女の子のことをうっとおしそうにしていました。
そしてコスプレが趣味で共通の趣味をもつ彼女がいるつよぽんとグループに一人はいるイケメンで性格も明るく女子とも仲良しなまっつんです。
みんなももちろんなっちゃんの思いを知っていて応援していました。
次の日、なっちゃんは杏奈から借りたタオルを返しに杏奈のクラスに向かいますが直接返すこともできませんでした。
なぜなら、杏奈の親友のまりは気が強く杏奈に変なものが寄ってこないか常に警戒しているタイプだったからです。
ある夏、いつものように偶然を装って杏奈に会いに行くとマスクをして辛そうにしていました。
ブタクサ花粉にかなり苦しんでいるようです。
それを見たなっちゃんは、「お姉ちゃんもブタクサ花粉で苦しんでいるから対策を知っているよ」といいます。
これを口実に杏奈の連絡先をゲットすることができました。
順調に二人が進んでいく一方で、二人が連絡先を交換したことをしった杏奈の親友まりは怒りで満ち溢れていたのです。
それをみかねたまっつんがまりに話を聞きに行きますが全然相手にされません。
まっつんはそんなまりのことを少し気になっている様子でした。
たくさんの人間関係が交差する学校という生活の中でそれぞれの想いは相手に届くのでしょうか。
またまりの杏奈に対する思いはどうなっていくのでしょうか。
なっちゃんと杏奈の恋の行方も気になります。
「虹色デイズ」キャスト紹介
佐野玲於(羽柴夏樹役)
1996年1月8日
GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーとしてダンサー・俳優として活躍
この映画では杏奈に恋する心優しい主人公の男の子を演じる
中川大志(松永智也、まっつん役)
1998年6月14日
俳優・タレントとしてスターダストプロモーションに所属
この映画ではチャラくて女好きのモテ男を演じる
高杉真宙(直江剛、つよぽん役)
1996年7月4日
俳優としてスパイスパワーに所属
この映画では秀才でオタク気質な男の子を演じる
横浜流星(片倉恵一、恵ちゃん役)
1996年9月16日
俳優・歌手としてスターダストプロモーションに所属
この映画ではいつも穏やかだけど少しドSな男の子を演じる
「虹色デイズ」感想
一生分の青春をぎゅっとこの映画の中で味わうことができました。
なんかいつの間にかほっこりと温かい気持ちになっていて微笑んでいました。
そして私自身も自分の青春時代を振り返ったときにそのときに抱えていたもやっとしていた気持ちがスッキリしたような気がしたのです。
高校生という難しい時期に抱える友情・家族・恋愛とたくさんの問題にピュアに向き合っていく姿にはとても感動しました。
社会人になってからは忘れかけていたそんな想いを思い出させてくれたような気がします。
私は女子中高出身だったのでこんな映画を観てしまったら生まれ変わったときには絶対共学に入学しようと決めました。
グループの中に男の子がいることで全然発想や考え方が変わるのでもっと楽しい青春時代が送れたんだろうな、と少し後悔もしました。
そしてなんといってもこのグループはイケメンと美女ぞろいで癒されました。
こんなイケメングループがあって自然と友達になれるなんて夢のまた夢ですよね。
言葉では表現しずらいのですが心の温まるすごくいい作品でした。
学校生活に悩んでいる人や青春真っ盛りの人はもちろん、青春を謳歌できなかった大人たちにとってもなにか響くものがある映画だな、と思います。
見終わった後は本当に清々しく、ほっこりした穏やかな気持ちになるんです。
「虹色デイズ」評価
青春映画というジャンルにぴったりの作品です。
起用している俳優さんは今をときめく若手俳優さんばかりで華もありますし、本当にみんなが楽しそうにしているのでこちらもすっと映画の世界に入ることができました。
演技力も評価されている俳優さんたちなのでやはり細かいところにもきちんと感情がのっていました。
原作の漫画を知っているからこそこのキラキラした王子様は誰が演じてくれるのかと気になっていました。
それぞれのキャラクターに俳優さんがぴったりはまっているのも魅力的です。
視聴者のイメージ通りの起用だな、と思います。
キャラクターがそれぞれしっかりあるのもとてもよかったです。
みんながみんな違うからうまく成り立っていました。
そしてストーリーの展開が普通の映画と違うところも面白さを感じたところの一つです。
一つのストーリーが展開しているのに同時でストーリーが進み、ストーリーが進んでいると思えば途中で終わったりと完全にいい意味で振り回されました。
一つの恋愛映画を観ながら青春映画を観れる、そんな気分でした。
最後に
あのときの青春をもう一度味わってみませんか。
いつの間にかほっこりとした気分になっているはずです。