motochan blog

悪の教典 あらすじ・概要・キャスト・感想・評価!

伊藤英明がサイコパス教師を熱演!!

二階堂ふみ、染谷将太出演!

この記事では「悪の教典」について簡単にまとめています!

悪の教典 概要・キャスト

「悪の教典」は2010年に公開作品です。

原作は「鍵のかかった部屋」などの貴志祐介の同名小説「悪の教典」です。

監督は「十三人の刺客」「ラプラスの魔女」の三池崇史が務めています。

出演は「海猿」の伊藤英明や「翔んで埼玉」の二階堂ふみ、「寄生獣」の染谷将太など。

他にも浅香航大や林遣都らが出演しています。

ここからは詳しい登場人物の紹介です!

蓮実聖司/伊藤英明

主人公である高校の英語教師。

「ハスミン」という愛称で生徒から親しまれている。

同僚や生徒、保護者からの信頼も厚い。

運動も勉強もできるが、その正体はサイコパス。

片桐怜花/二階堂ふみ

蓮実が担任しているクラスの生徒。

鋭い感性をもっており、相手の本質を見抜くことができる。

夏越雄一郎/浅香航大

蓮実が担任しているクラスの生徒。

クラスでは目立たない存在だが、頭の回転が早い。

早水圭介/染谷将太

怜花と雄一郎とは違うクラスだが、1年の頃から仲が良い。

頭の回転が雄一郎同様に早いが、自意識過剰な面がある。

定期テストでの集団カンニングの首謀者。

安原美彌/水野絵梨奈

蓮実が担任しているクラスの生徒。

女子生徒のリーダー格で、周囲からの人気も高い。

怜花とは性格や考え方が違うために仲は良くない。

柴原徹朗/山田孝之

蓮実と同僚の体育教師。

暴力的でパワハラな一面を持っている。

女子生徒に性的関係を要求する。

悪の教典 あらすじ

蓮実聖司はアメリカから来た英語教師。頭脳明晰で容姿端麗。同僚の教師や生徒たち、保護者からの信頼も得ていた。「ハスミン」という愛称で親しまれていた蓮実だったが、実は他人への共感能力を持ち合わせていないサイコパスだった。

自分にとって不都合だと感じた人間は幼い頃から排除してきた蓮実。その蓮実の様子に気付いた自分の両親でさえ手にかけていた。蓮実の犯行は毎回綿密な計画が練られており、蓮実の犯行だとばれることは無かった。成長して大人になった蓮実は愛想がよく、生徒・同僚からも信頼がある教師としての地位を確立していたが、内面は変わらずサイコパスのままだった。

学校では圭介が首謀者とした定期テストのカンニングが問題となっていた。カンニングには携帯が使われており、蓮実は妨害電波を流すことを提案するも、電波法の違反になることから提案は却下される。ある日、女子生徒の父親が娘が虐められていると学校に乗り込んできた。生徒間で利用されている掲示板で娘が虐められていると主張する父親にうんざりした蓮実はその男を排除することにした。男の家に並べてある猫よけのペットボトルの中身を灯油にすりかえて、たばこの吸殻で発火させる蓮見。計画通り、女子生徒の父親は亡くなってしまった。

蓮実が担任しているクラスの女子生徒の美彌が柴原という教師に性的関係を求められていることを知った蓮実は美彌を手助けする。無事に柴原の手から逃れることが出来た美彌は蓮実に好意を寄せていく。蓮実も美彌の気持ちを受け取り、屋上でキスをする。その現場を生徒に見られてしまい、蓮実はその生徒の排除も決めるのだった…。

悪の教典 みどころ

この作品のみどころは蓮実の二面性でしょうか。

表向きは人気の英語教師。

授業も面白く生徒達に人気です。

その裏の顔はなんと恐ろしいサイコパス。

自分のためには躊躇なく殺人を繰り返す狂人。

この真逆な二面性を持ち合わせた蓮実を演じた伊藤英明さんの演技力に圧倒されました。

物語後半は目を瞑りたくなる惨状ですが、最後まで鑑賞すると蓮実の異常性がさらに実感できると思います。

悪の教典 感想・評価

この作品を初めて鑑賞したときは衝撃でした。

次々と人を排除していく蓮見の人間性が怖かったですし、物語も異常だと感じました。

鑑賞した後に原作を読みましたが、小説の方がもっとすごかったです。

それほどまでの印象を植え付けてくれた俳優さんたちがすごいとしか言いようが無いですね。

特に主演の伊藤英明さんはすごかった。

最後の最後まで蓮見の異常性を演じきってくれていました。

私の中で熱血漢な印象の伊藤英明さんが大きく変化した作品です。

悪の教典 まとめ

いかがでしたか?

サイコホラーといってもいい作品だった「悪の教典」について簡単にまとめてきました。

なかなか過激な描写が多いので、そういう耐性がある方は鑑賞してみるといいかもしれないです。

蓮実の異常性ばかり言及してしまいましたが、作品自体も本当に面白くてあっという間の時間でした。

小説も気になる方はチェックしてみてください!

この記事を読んだ方が「悪の教典」について興味を持っていただけたら嬉しいです!