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映画『おっぱいバレー』あらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめ

 やる気ゼロ・思春期真っただ中の男子バレー部員たちが、顧問の先生に試合に勝ったらおっぱいを見せてくださいとあり得ない約束をし、バレーボールに奮闘する青春コメディ映画。

 見せられるわけないじゃん!という女性教師が、生徒との約束を前に自分の中の課題をじっくりと見つめ直していく物語です。

 映画『おっぱいバレー』のあらすじ・キャスト・感想(評価)をまとめてみました。

映画『おっぱいバレー』概要

公開日:2009年4月18日

上映時間:102分

配給:東映

 

【スタッフ】

監督…羽住英一郎 (『海猿』シリーズの監督です。)

原作…水野宗徳

映画『おっぱいバレー』あらすじ

 1979年北九州市にある北九州市立戸畑第三中学校に、寺嶋美香子が臨時教師として赴任してきました。前の学校で問題を起こしていたことから、自信を失いかけていた美香子でしたが、男子バレー部の顧問を任され、心機一転部員たちを奮い立たせようとします。

 しかしこれまでまともに活動していなかったバレー部は、思春期ならではの妄想ばかりで周りからは「バカ部」と呼ばれているありさま。

 そこで美香子は「あなたたちが頑張ってくれるなら何でもする」と言葉をかけると、彼らは「試合に勝ったら先生のおっぱいを見せてください」と言い、美香子はその真剣なまなざしに強引に約束させられてしまうのでした。

 そこから部員たちは毎日の厳しい練習に耐え、全員が一つになってまっすぐ勝利を目指して励んでいきます。それを見た美香子はおっぱいは見せたくないが、彼らに勝つ喜びを体験実感させてあげたいと思うのでした。

映画『おっぱいバレー』キャスト紹介

寺嶋美香子…綾瀬はるか

 臨時教師として中学校にやってきた新米教師。国語の先生です。

 以前の学校で生徒と交わした約束を破って生徒との信頼を失ってしまった経験から、自信喪失していましたが、新しい学校でバレー部の顧問になったことから心機一転します。

 

堀内健次…青木崇高

 美香子の同僚教師です。美香子に好意をもっています。

 

城和樹…中村トオル

 男子バレー部の新入部員である城良樹の父です。元実業団のバレー選手。怪我をして3年前に引退してしまいました。美香子からの依頼を受けて、バレー部に指導に行くことも。

映画『おっぱいバレー』感想(評価)

 かなり取り扱いの難しい内容と思われましたが、実にさわやかにフレッシュに描かれていて、心が和む作品でした。

 美香子がかわいくて頼りなくて、少女らしさを残しつつ純粋で新任教師がぴったりでした。彼女が責任感を持って生徒に接していくようになるところや、生徒の心を愛を持って感じとるところなど、美香子が先生らしくなっていく成長ぶりはまさに見どころです。

 さらに生徒たちも6人の団結ぶりと、顧問の美香子を純粋に信じてついていく姿はとてもまぶしかったです。彼らにはどんなものであれ、ひとつの本気なれる目標が必要だったのですね。

 要求は思春期ならではでしたが、合言葉のようにその言葉を口にすることで、彼らの絆は深まっていったのだと思いました。おもしろかったです。

映画『おっぱいバレー』まとめ

 中学生になってともにその場に一緒にいるかのような臨場感を味わわせてくれる映画です。

 爽やかな青春時代に心癒される作品でした。

 最後までお読みくださり、ありがとうございました。