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羊の木 あらすじ・概要・キャスト・感想!

元受刑者を移住先として受け入れた港町。

そんな小さな町の日常が少しづつ狂い始めていく…。

錦戸亮主演の話題作!

この記事では「羊の木」について簡単にまとめています!!

羊の木 概要・キャスト

「羊の木」は2018年に公開された作品です。

原作は山上たつひこ、作画いがらしみきおによる同名漫画「羊の木」。

原作は講談社のイブニングで連載されていました。

全5巻で完結しています。

監督は「桐島、部活やめるってよ」や「紙の月」、「パーマネント野ばら」で知られる吉田大八が務めました。

主演は「県庁おもてなし課」や「ちょんまげぷりん」の錦戸亮。

他にも「イニシエーション・ラブ」、「伊藤くんA to E」、「ザ・ファブル」の木村文乃、「テルマエ・ロマエ」、「猫侍」の北村一輝らが出演しています。

ここからはメインキャストの紹介です!

月末一/錦戸亮(当時関ジャニ∞)

主人公の男性。

富山県魚深市の職員。

元受刑者たちの受け入れ担当をする。

趣味でバンドをしている。

石田に好意を寄せている。

石田文/木村文乃

月末の同級生。

地元を離れて就職していたが、魚深市に戻ってくる。

月末とバンドを組んでいる。

杉山勝志/北村一輝

元受刑者。

裏の世界にいたからか、勘が鋭い。

太田理恵子/優香

元受刑者。

恋愛体質な性格をしている。

栗本清美/市川実日子

元受刑者。

人見知りな性格をしている。

福本宏喜/水沢紳吾

元受刑者。

気弱な性格だが、酒乱。

大野克己/田中泯

元受刑者。

寡黙だが、元暴力団員。

宮腰一郎/松田龍平

元受刑者。

月末に対して初めから心を開いていた。

羊の木 あらすじ

日本は高齢化に伴い、受刑者を受け入れる刑務所にかかる費用が財政を圧迫し始めていた。そこで国は仮釈放された受刑者を地方都市に身元引受人になってもらうという計画を試験的に開始することにした。地方自治体が受刑者に住居と仕事を提供し、最低でも10年暮らすことを条件に仮釈放を行うという内容だった。この計画は極秘で進められており、一部の者にしか知らされていなかった。

魚深市の職員である月末は転入してくる6人の男女を案内するように指示される。6人もの転入者が一度に来ることに違和感を覚える月末だったが、車でそれぞれ案内していく。しかし、月末が違和感を覚えたのはそれだけではなかった。やたらと甘いものを欲しがったり、着用していた服が黴臭かったりと転入者にはそれぞれ怪しいところが見受けられた。上司に確認を取ってみると、6人は元受刑者であることを知らされる。その事実は他言無用で、警察にも知らされていないことを心配する月末だった。

月末は6人を案内し終えると、同級生の石田に再開する。石田は地元を離れて就職していた。結婚したという噂もあったが、石田は独身だった。仕事を辞めて魚深に帰ってきたらしかった。月末は石田をバンドに誘う。

6人の受刑者はそれぞれ仕事を始めていたが、周囲の反応や環境に適応し始めていた。月末は彼らを受刑者という色眼鏡で見ていたことを認めつつも、やはり心配な様子だった…。

羊の木 みどころ

6人の受刑者それぞれに物語があって、更生していく者や受け入れられる者など様々な人生を表現しています。

そのどの内容もしっかりと人間が描かれていて、心情を読み解くことができます。

また、月末が彼らを見ている心境にも様々な変化があるので、そこに注目しながら鑑賞するとより物語を楽しめると思います。

一見いちばん普通そうな宮腰が不気味に見えたりと1人の人物に様々なキャラクターが垣間見えるのもポイントではないでしょうか。

架空の計画、架空の町で起こる今作ですが、心理描写は非常にリアルで見ごたえがあると思われます。

羊の木 感想

作品全体がどんよりと重たい印象を受けました。

錦戸亮さんは月末のような普通のキャラが似合うような気がします。

北村一輝さんのチンピラ風なキャラクターもさまになってますよね。

そしてキーマンとなる宮腰を演じている松田龍平さんもぴったり。

優香さんは少し変な感じでしたけど、基本的にキャストがよかったなと感じました。

内容も元受刑者を受け入れるという架空の設定でしたが、それ自体は大した意味はないように思えました。

結局生活をしていくうえで人間同士で何を重視するかが大切なのではという感想ですね。

過去の経歴を重視するのか、今の人物像を信じるのか。

人それぞれだとは思いますが、受刑者というだけで先入観を抱くのは致し方ないなとも感じます。

これは犯罪に限ったことではありませんが。

結局他人を判断する目を自分なりに養っていかなければならないのでしょうか…。

羊の木 まとめ

いかがでしたか?

「羊の木」について簡単にまとめてみました。

原作は全5巻と読み切りやすいボリューム感なので、気になる方は是非チェックしてみてください!

この記事を読んだ方が「羊の木」に興味を持っていただけたら嬉しいです!!