話題の漫画が映画化!
耳の聞こえない少女と、かつて少女をイジメていた男子の物語。
この記事では「映画 聲の形」について簡単にまとめています!
目次
映画 聲の形 概要・キャスト
「映画 聲の形」は2016年に公開されたアニメーション映画です。
原作は大今良時の同名漫画「聲の形」となっています。
原作は講談社の少年マガジンで連載されていました。
全7巻で完結しています。
監督は「けいおん!」シリーズを手がけていた山田尚子が務めました。
また、女優の松岡茉優が声優に挑戦しています。
ここからはメインキャストの紹介です!
石田将也/入野自由・松岡茉優（少年時代）
主人公の男子高校生。
小学生の頃に転校してきた耳の聞こえない硝子をいじめていた。
それがきっかけで自身もいじめられることに。
その後高校せいになり、硝子と再会。
自身の罪と向き合いながら接する。
西宮硝子/早見沙織
もう一人の主人公である女子高生。
耳が聴こえず、小学生のころは将也にいじめられていた。
コミュニケーションがうまく取れず、周囲から敬遠されることも。
高校生になり将也に再会する。
映画 聲の形 あらすじ
主人公の石田将也は高校3年生。アルバイトを辞め、自身の全財産を母親が眠る枕元に置く。そして自殺を図っていたが、結局決心することができず断念する。
将也が小学生のころ、あるひとりの女子が転校してきた。女子の名前は西宮硝子といい、先天性の聴覚障害を持っていた。懸命に周囲とコミュニケーションを取ろうとする硝子だったが、将也は率先して硝子をいじめてしまう。硝子の補聴器が繰り返し紛失・故障していることで、学級会が開かれる。そこで将也が原因であると糾弾される。将也の母は高額となる補聴器の弁償代を払い、将也を責めることはなかった。しかし学校では将也がいじめられる側になってしまい、硝子も転校していく。
将也は「自分のしたことは自分に返ってくる」、「自身は罰を受けるべき人間」と考えるようになり、自分の殻に閉じこもっていってしまう。そして母親に補聴器の弁償代を払い、自殺しようと考えるに至る。そんな時、硝子が通っている手話サークルで硝子に再会するのだった…。
映画 聲の形 みどころ
重い話となっています。
小学生のいじめ、成長してからの将也の自己否定。
思春期の学生の描写が見事です。
将也が自身の罪と向き合うという意味で硝子と向き合っているわけですが、その様子が苦しく感じられます。
硝子自身もコミュニケーションが上手ではなく、それが周囲に避けられる原因となっています。
2人が抱えている問題は全く異なるものですが、小学生～高校生の間抱え続けているものとしてはかなり大きいと思われます。
周囲の心無い言動にももちろん大きな影響を受けているでしょうが、自分自身に問題があると考えている2人の心理描写にぜひ注目してみてください!
映画 聲の形 感想
重かった…。
内容が非常に重かったです。
それでも鑑賞してよかったと思える作品でした。
ついつい泣いてしまいました。
小学生のいじめにしては過激であること、母親が将也を責めずに弁償したことなど腑に落ちない点はありましたが…。
それでも母親に弁償代をしっかり払う将也はえらいなー。
いじめ、障害という人生でも深く考えなければいけないテーマを取り扱っている作品ですから、重くなるのも仕方ないです。
それでも将也の罪と向き合う姿勢、硝子の努力、終盤の報われる展開など、最後まで鑑賞し続けてよかったと心から思いました。
学校教育にも使えそうな内容じゃないですかね。
皆さんにもぜひ一度は鑑賞してほしい作品です!
映画 聲の形 まとめ
いかがでしたか?
「映画 聲の形」について簡単にまとめてみました。
原作も全7巻と読みやすいボリュームとなっていますので、気になる方は是非チェックしてみてください!
この記事を読んだ方が「映画 聲の形」に興味を持っていただけたら嬉しいです!!