「東京喰種」は石田スイさんのデビュー作で週刊ヤングジャンプにて連載されていました。
人の姿をしながら人肉を喰らうことで生きている「喰種」をテーマとしたお話です。
漫画のシリーズ累計発行部数は、全世界で約4,400万部を突破し、テレビアニメ化や舞台化を経て
実写映画化にもされた超人気作品です!
目次
「東京喰種」のあらすじ
物語の主人公は、平凡な男子大学生カネキ。
彼は喫茶店で友人とご飯を食べていると、話題は”人間を喰らう喰種”の話になります。
喰種については人間の生活を脅かす化け物だとテレビなどでも報道され、喰種の存在は世間を恐怖へと誘っていました。
友人に喰種の話をされるも、カネキは自分の近くに喰種なんているわけない。と心の中で思っていました。
そんな話をしていると、眼鏡をかけた黒いロングヘアが特徴的な1人女性が来店してきます。
女性の名前はリゼ。
カネキは密かにリゼに好意を抱いており、友人からは「デートに誘え」と、半ば茶化した口調で言われていましたが、背中を押されたことで、ついにカネキはリゼと食事に行く約束を取り付けたのです。
デート当日。
おしゃれなカフェのテラスで2人でランチをしていました。
緊張のあまり会話が弾まず、カネキはスパゲッティを口いっぱいに頬張りますが、一方でリゼは
「食欲がない」と食べ物には一切手を付けません。
そのままお互いの好きな作家の話で盛り上がり、暗くなってきたため帰宅することに。
人気のない暗い夜道を2人で歩き、いい感じの雰囲気になったのでカネキはリゼに接近しようと
します。
するとその時、リゼの方からカネキに近づいてきて、リゼはカネキの首元を喰らったのです。
カネキははじめ何が起こったのかわかりませんでしたが、首元から大量の出血があり、リゼの様子もいつもの清楚な感じではなく、化け物へと変り果てていました。
リゼは親友が言っていた、人間を喰らう喰種だったのです。
リゼの体はどんどん化け物へと変形していき、恐怖におびえるカネキを喰らおうと追いかけまわします。
すると、間一髪のところで何者かがリゼを殺してくれたことで、カネキは死なずにすみましたが、彼女に喰われたことでカネキは半喰種へと変貌し、彼の人生が大きく変わることになってしまいます。
「東京喰種」のみどころ
人間の生活を守るために喰種を排除していく対策本部と、喰種になってしまった人間たちの
アクションシーンが最大の見どころですね。
人を喰らうことを題材としている映画のため、少々グロイ部分もありますが、
主人公カネキのように喰種になってしまった人たちみんなが、”なりたくてなったわけではない”
というヒューマン要素も入っています。
自分が生きていくためには、ダメだとわかっていても他人を喰わなければいけない。
そんな悲しい現実と向き合いながら生きていく喰種たちの気持ちも胸に刺さりました。
「東京喰種」のキャスト紹介
金木研:窪田正孝
年齢:32歳
出身地:神奈川県
事務所:スターダストプロモーション
霧嶋董香:清水富美加
年齢:25歳
出身地:東京都
事務所:ARI production
亜門鋼太郎:鈴木伸之
年齢:28歳
出身地:神奈川県
事務所:LDH JAPAN
真戸呉緒:大泉洋
年齢:47歳
出身地:北海道
事務所:CREATIVE OFFICE CUE
神代利世(リゼ):蒼井優
年齢:35歳
出身地:福岡県
事務所:イトーカンパニー
笛口雛実:桜田ひより
年齢:17歳
出身地:千葉県
事務所:研音
笛口リョーコ:相田翔子
年齢:50歳
出身地:東京都
事務所:アップフロントクリエイト
「東京喰種」の感想
主演の窪田正孝さんのお芝居がとってもすごかったです。
喰種対策本部と戦うアクションシーンはもちろんですが、彼が喰種になってしまう前の大学生の時は、普通の青年のお芝居をしていますが、喰種に変わった途端に、表情が一変します。
私的には、デスノートの時を思い出させるような、ある意味で狂気的。
さすがカメレオン俳優さんだなと思いました。
原作を読んだことある方も、そうでない方も楽しめる作品です。