「ボーン・アルティメイタム」とは?
ジェイソン・ボーンシリーズもいよいよラスト!「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」に続く第三弾です。今回は長きに渡って繰り広げられてきたボーンとCIAとの最後の戦いになります。こんなに面白いシリーズ作品は他にはありませんので、一作目・二作目を振り返りつつ第三作「ボーン・アルティメイタム」の魅力をご紹介します。
「ボーン・アルティメイタム」のあらすじと、前作までの簡単な説明
「ボーン・アルティメイタム」のあらすじをご紹介する前に、第一作・第ニ作の簡単なあらすじを説明しますね。
元CIAのNo.1工作員 ジェイソン・ボーンは記憶を無くし、瀕死の状態で助けられた所から物語は始まりました。CIAは政治家暗殺の任務に失敗したボーンを抹殺する為、次々とCIA工作員を送り込み、ボーンを殺害しようとします。ボーンは巧みな武術と、兼ね備えた知識で逃げ切りますが、ついに恋人マリーが身代わりとなり殺されてしまい、ボーンは復讐と自身の記憶に決着をつける為、CIAとの戦いに挑みます…までが前作までのあらすじです。詳しくは下記をご覧下さい。
「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」で次々とトレッド・ストーン作戦に関わった者達が死んでしまい、作戦は中止されました。ところがトレッド・ストーンとは別にブラックブライアーと呼ばれる作戦が進行中であることが判明します。イギリスの新聞記者サイモン・ロスがトレッドストーンの全貌を世間に公表しようとし、ボーンも新聞記事を見て再び動き出します。ボーンはロスと接触し、詳細を聞き出そうとしますが、CIAも同時に動き出し、工作員によってロスは射殺されてしまいます。ボーンはロスへ接触し、CIAから守ろうとした為、ボーン自身もCIAに見つかってしまいます。ブラックブライヤーとは何なのか?ボーンが記憶を失くした真相とは何か?ボーンは真実を明らかにする為にCIAに最後の戦いを挑みます。
「ボーン・アルティメイタム」のキャスト
ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)
記憶を無くした元CIAのNo. 1工作員。最終作の今回も最高にカッコ良いアクションを見せてくれます。恋人マリーを殺された憎しみと、自身を記憶を失う程に追い込んだ真相を明らかにしようとするボーンの凄まじい迫力はシビれる程です。
マリー・クルーツ(フランカ・ポテンテ)
ボーンの恋人。ボーンと共に世界中を転々としたが、インドでボーンの身代わりとなり殺されてしまいます。
ニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)
トレッドストーン作戦でパリを拠点に活動時の工作員の管理をしていた女性職員。今作も前作同様重要人物です。ボーンに協力しニッキーまでもがCIAから命を狙われてしまいます。
パメラ・ランディ(ジョアン・アレン)
CIAで現場を指揮する女性責任者。トレッドストーン作戦の真相を探るべく前作でボーンと接触し、ボーンが辿り着いた真相を託されます。今回も召集されますが、CIAの腐り切った体質に憤慨し、ボーンに協力し本当の真相を明らかにする為に動き出します。
「ボーン・アルティメイタム」の感想・まとめ
最終章にふさわしく、アクションもストーリーも最初から最後まで目が離せない作品です!ハラハラさせるシーンばかりで、ひと段落と思ったらまた⁉︎という様に終始落ち着かない程スリリングなシーンが続き、観終わった後には自分もボーンと一緒に真実を探す為に戦っていた様な達成感を味わえます。
今作もマット・デイモン演じるジェイソン・ボーンのアクションは凄まじく、バイクアクション有り、屋根から屋根へ飛び移ったり、最終章にふさわしいと言えるアクションの集大成と言える映画です。前作同様、「パメラ・ランディ」「ニッキー・パーソンズ」との絡みも有りますが、二人共ボーンが追う真相を明らかにする為に、自身の身の危険を顧みずボーンに協力してくれます。
マット・デイモンが主演するジェイソン・ボーンシリーズの最終作です。シリーズ物ではストーリーもダントツに面白く、アクションもカッコ良く見応え十分なシリーズです。マット・デイモンの優しい役柄が多いイメージを覆したアクション映画の名作です!観てないなんて勿体ないと思わせてくれる作品ですので、ぜひシリーズで第一作から今作の「ボーン・アルティメイタム」までぜひ順番にご覧になってみてください。