源氏物語の現代版!14股の先には…?
源君物語は稲葉みのり先生が書く、源氏物語にインスパイアされたマンガ作品です。
現在も週刊ヤングジャンプで連載中です。七年にわたる連載で、今までに15巻単行本が発売されていて、累計なんと200万部以上売れています。
通常ならとっくにアニメ化してもおかしくないとは思いますが、
その理由も含め下記で紹介していきたいと思います。
「源君物語」とは
主人公、源光海(みなもとてるみ)は、女顔ということでまわりの女子生徒たちからいじめをうけていた。
光海は高校卒業し、心機一転大学生となる。光海は心に誓う、大学生となったからにはたくさん女性とやりたいと…。
父親の再婚もあって叔母である大学教授、香子と同居をすすめられる光海。
香子は同居の条件として光海に女性を理解させる研究を提案した…。
ストーリーは上記がほぼすべてといっても過言ではありません。女性作者ではありますから。多少ソフトにしているといえど、アニメでお茶の間に流すのは難しそうですね。実写映画ならワンチャンスあると思います。
北野武監督の「みんな〜やってるか」とかありましたからね。
前話(343話)までのあらすじ
夏休みのバイト先で夢告と付き合うことになるかと思った光海だったが、
夢告は占いで決められたことと言って、夏休み以降の交際を拒絶されてしまう。
一人考える光海にはなしかけてきた女性、それはかつての恋人夕さんだった…。
344話のあらすじと感想
夕さんは言う。光海の本命は叔母である香子だと。それを光海は認めることができなかった。
夢告の元にうなだれて戻る光海。夢告も占いで光海の本命は香子だと最初からわかっていたのだという。動物の本能で、親戚や肉親などは好きな対象から外れる、だからお互いに好きと認められないだけだと説明した。
帰りのバスの中で携帯で月子から、香子が消息不明と聞かされる光海だった…。
季節は秋へ…。うってかわって切ない展開が予想されます。
今後の展開を考察
かなりラストへ向けてストーリーを収束させている印象でした。
実は読者の方はほとんど予想してわかってると思いますが、冒頭の研究は香子が光海を自分にふさわしい男に仕立て上げるためのものであるという見方が強いです。
今回でその予想は沙羅に強まったと思います。
色々と予想もしましたが、
基本的にこのマンガはどこからでも好きな部分から読んでも楽しめるようになっています。未読の方は、発売されたばかりの単行本15巻から読むのを薦めます。