両親に暴力をふるう44歳の息子を殺した、
元農水省事務次官の超エリートの父親。。。
この人もうらやむような裕福な家庭に何が起こったのでしょうか?
衝撃的な事件が起きた背景や、加害者の熊沢容疑者とその長男の生い立ちや家庭環境について、また事件が起こるべくして起こってしまった驚愕の理由まで
今回はご紹介していきたいと思います!
農水元次官・熊沢英昭とその長男の生い立ちや経歴について
まずは加害者の熊沢容疑者の生い立ちと経歴からご紹介します。
生誕 1943年
出身地 岐阜県 可児市
最終学歴 東京大学法学部
職業 元農林官僚
まだ日本が貧しい時代に幼少期~青年期を過ごしています。
私の両親も同世代ですが、うちの母は家が貧しかったので、
家計を助ける為に川崎に集団就職しています。
その時代に東京大学卒業をしている熊沢容疑者自身も裕福な家庭に生まれ育った事が
伺えます。
また2001年に農水省事務次官に任命された際には、
BSE狂牛病事件が起きています。
その時に「(BSEは)更に拡大するから騒ぐ必要はない」など放言を繰り返し、
事実上引責する形で翌年辞任しています。
次に被害者の熊沢栄一郎さんの生い立ちと経歴をご紹介します。
名前 熊沢 栄一郎(くまざわ えいいちろう)
出身地 東京都
ハンドルネーム 神崎 弘海(かんざき ひろみ)
享年 44歳
学歴 代々木アニメーション学院アニメーター科卒HAL東京卒
「成績が悪いと母親からおもちゃを壊された」と語っていて父親よりも母親に恨みがあったようです。
「初めて愚母を殴った時は快感で震えた」とか「愚母を殺したい」など、
ツイッターで母親へ過激な発言していたようです。
また本人が自身をアスペルガー症候群であると告白していました。
アスペルガー症候群で空気が読めなかったせいか学生時代はイジメにあってしまいました。イジメにより統合失調症になってしまったとも告白しています。
なかなか壮絶な人生で、同情すべき点も多いですが、
統合失調症ではなかったように思えます。私も身内に患者がいたので経験しましたが、統合失調症は自身が統合失調症である事を認めないという特徴があり、
その為病院に連れて行くのが困難です。
幻聴が聞こえるので、幻聴と話をしたりしていますが、本人は幻聴だと思っていないので、自分自身を栄一郎さんみたいに客観的には見れないというか、
自分が病気という自覚はなかったですね。
統合失調症にも色々な病状があるかと思いますが、
気に入らないからと親に暴力をふるったりはしません。
農水元次官・熊沢英昭の長男の驚くべき贅沢生活
事務次官の月収は140万円だそうで、退職金も多額だったと推測出来ます。
その為か栄一郎さんは無職でありながら、年間500万円ものネットショッピングをしたり、一人暮らしの家賃や生活費も全て両親が支払っていました。
30万円ものお小遣いを貰っていたという情報もあります。
30万円もあれば一家数人で暮らせる金額ですから、
お小遣いとして使えばかなり贅沢な暮らしが出来た事でしょう。
農水元次官・熊沢英昭の長男刺殺は起こるべくして起こったのか?
引きこもりで苦しんでいる方も多いので、一概には言えませんが、
保護してくれる人がいなければ、引きこもりたくても引きこもれないです。
食べる物に困ればなんとかして働くしかありません。
特に今の時代であれば在宅でも人に会わなくても、出来る仕事はありますから、
甘えさせてくれる親がいた事が大きな原因であると思います。
子供の時にイジメられても、それをバネに頑張れる人もいます。
アニメーション学院に通ったのなら、アニメを描く仕事もあります。
そうしたバックグラウンドを生かさなかったのは親の責任よりも
本人の甘えが原因だったように思います。
だからと言って殺して良い訳ではもちろんなくて、
熊沢容疑者は殺す前に息子を突き放す必要があったのではないかと思います。
ライオンが崖からわが子を突き落すように。。。
そういう点において起こるべくして起きた事件と言えると思います。
まとめ
熊沢容疑者も被害者の栄一郎さんも裕福な家庭で何不自由なく育ちました。
栄一郎さんは母親を恨んでいて、
またイジメによって統合失調症を患ってしまったと語っています。
自立出来なかったのは、
親への甘えと突き放す事が出来なかった親の歪んだ愛の形だったように思えます。
栄一郎さんのご冥福を心よりお祈りいたします。