今回はネットフリックス映画で人気急上昇中のアメリカンコメディ映画『ネイキッド』をご紹介します。
題名の通り、主演のマーロン・ウェイアンズは作品中ほぼ裸で熱演。
この作品は2000年のスウェーデン映画『Naken』を 2017年のアメリカでリメイクされた映画です。 監督は マイケル・タイデス。
マーロン演じるロブは自分の結婚式に出ようとするのですが、教会の鐘が鳴るたび、時が戻ってしまい、結婚式を挙げることができません。
どうやら誰かの仕業でタイムループに巻き込まれたのかも?!
ロブは愛する人と無事結婚式を挙げることができるのでしょうか?
気楽に笑い飛ばして幸せな時間を過ごしたい方にぜひ見ていただきたい作品の一つです。
ネタバレがありますので気を付けてくださいね
【ネイキッド】キャスト紹介
ロブ(マーロン・ウェイアンズ )
ミーガン( レジーナ・ホール )
ヴィッキー(エリザ・クーペ )
キャロル(ロレッタ・デヴァイン )
コーディー(デニス・ヘイスバート )
デニー(J・T・ジャクソン )
レジナルト(スコット・フォーリー )
ブライアン(ブライアン・マックナイト )
【ネイキッド】あらすじ
結婚式を次の日に迎えているロブは、臨時教師で生徒から人気があり、婚約者のミーガンにとても愛されている明るい性格。
ちょっと無責任で計画性のない性格をミーガンのパパにだけは認めてもらえていません。
自分の結婚式の為に乗る飛行機に間に合わなかったり……
結婚式前日、親友のベニーと飲みに出かけますが、当日になって気がついたらエレベーターの中でしかも全裸……
なぜ裸でエレベーターで寝ているのか全く記憶がないロブですが、
式の時間が迫っているのでとにかく式場に向かおうと頑張ります。
急ぐあまり、裸で教会に向かうロブ、でも教会の鐘が鳴るたび、同じエレベーターに引き戻され、きづいたら全裸。
何度も何度も、同じことの繰り返しが起きます。
ロブは次第にタイムループに巻き込まれていることに気づきます。
普通ならあきらめてしまうほどのタイムループ地獄、でもロブはあきらめず式場に向かいます。
時には素っ裸で、下半身に紙袋をまいて走ったことも。
何をしても元に戻されてしまうロブはとうとう諦めの気持ちになってしまいます。
でも愛するミーガンとどうしても結婚したいロブは、
自分の決心のなさが原因ではないかと気づき、無事に式を挙げるため何度もやり直します。
【ネイキッド】見どころ
結婚式当日に全裸でエレベーターで目覚めるなんて、飲みすぎてハメを外したイケてない新郎かと思いきや、
タイムループに巻き込まれてたんですね。
なぜかそれだけで笑えるんですが、主人公のロブはなんとしてでも結婚式に間に合わせようと裸で奮闘します。
でも教会の鐘が鳴ったらまた全裸でエレベーターの中で目覚めるを延々繰り返すんですね。
もういい加減、式を挙げさせてあげてよ!っと言いたくなるほど、何度も何度も。
でもこのタイムループには意味があったのです。
性格はいいけれど、無計画で結婚への決心のないロブを成長させるためのタイムループだったんですね。
タイムループを繰り返すうち、どんどん成長して、男として結婚への決意を固めていくロブ。
あせるあまり、普通ではありえない行動に出ます。
ギター片手に、機嫌よくお姉ちゃん達に囲まれ、歌を唄っているブライアンに「パンツ借して!」と詰め寄るんですね(ちなみにブライアンは作曲家で本人役で出演)
勿論断られます。
延々繰り返していくうちに、一度目はロブを変態扱いして(当たり前なんですけどね……)相手にしてくれなかった人たちも、
ロブがタイムループしながら成長していくうちに、仲間になって、式場まで送ってくれたりするんです。
さすがにパンツは貸してくれなかったけど、ブライアンが式で歌を披露してくれたりも。
成長すると共に、人望も厚くなるという、笑いに引っ掛けた「男の成長物語」という映画でした。
なぜエレベーターで裸で寝ていたのかは、ロブが一度デートしたことがあるヴィッキーが嫉妬してやったことだったんです。
ある意味モテモテでもあるんですが…..
とにかく最後は謎も解けて、男としての決意を持ち、愛する人と式を無事あげることができたロブ。
結果、タイムループに巻き込まれたのがロブには救いだったのかもしれませんね。
【ネイキッド】感想まとめ
ロブを演じたマーロン・ウェイアンズ は撮影時40代半ばのはずなのに、30代半ばにしか見えしかなくて、しかも 彼の身体といったら完璧な細マッチョでかっこよかったです。
思わずうっとりさせられました……
この映画には出演していないですが、クリスロックも15歳くらい若く見えますからね。
なにかのマジックとしか思えない!
もう一人、194㎝のがたいで 新婦の父親役のデニスのいかついこと!しかもロブは嫌われているから普通ならビビりそうですが、
あまり気にしないところがロブのいいところでもあり、この映画のテーマである「男の成長」のネタになっているんですね。
結婚式の当日に全裸でエレベーターで目覚めるなんて、私が新婦なら怒りか、大笑いかどちらかですね。
でも信じて待ってくれる人がいるということはロブの人望のたまものなのでしょう。
そんな奥様を大切にしてほしいですね。