映画ファンの皆様こんにちは!
今回はアメリカで初登場2位を記録し、興行収入は1億4000万ドル超えのヒットとなった、2007年の映画。
ネットフリックスでも只今人気急上昇中の『無ケーカクの命中男/ノックトアップ 』(原題 Knocked Up)をご紹介します。
監督は主演のアリソンの姉役を演じているレスリーマンの夫、ジャド・アパトー。
好き勝手生きているベンは一夜限りの関係を結んだアリソンが妊娠したことを告白されます。
いい加減で勝手なベンは父親になるべく頑張ろうとするのですが……
さて最後はどうなるのでしょうか?
賞を獲得するなど高評価されたこの作品、ぜひ見ていただきたいコメディ映画です。
ネタバレアリです。
目次
【無ケーカクの命中男/ノックトアップ】キャスト紹介
- ベン・ストーン:セス・ローゲン
- アリソン・スコット:キャサリン・ハイグル
- ピート:ポール・ラッド
- デビー:レスリー・マン
- ジェイソン:ジェイソン・シーゲル
- ジェイ:ジェイ・バルチェル
- ジョナ:ジョナ・ヒル
- マーティン:マーティン・スター
- セイディ:モード・アパトー
- シャーロット:アイリス・アパトー
- スコット夫人:ジョアンナ・カーンズ
- ブレント:ビル・ヘイダー
- ハリス・ストーン:ハロルド・ライミス
- ジャック:アラン・テュディック
- クニ:ケン・チョン
- アダム・スコット
【無ケーカクの命中男/ノックトアップ】あらすじ
仕事もせず仲間と好き勝手生きてきたベンとテレビキャスターのアリソンがバーで出会い、一夜を共にします。
朝になって、ベンが無職で葉っぱばかり吸ってる遊び人と気づき、アリソンはベンとその場限りになるのですが、
8週間後ベンの子供を妊娠していることが分かります。
ろくに連絡先も知らない相手でしかも一度限り、タイプでもないベンに知らせるのかどうかを悩みますが、
連絡しないわけにもいかずベンに妊娠したことを告げます。
二人で産婦人科に行き、妊娠が確実だとわかり戸惑う二人ですが、ベンは悩んだすえ、父親になる覚悟をアリソンに告げます。
アリソンは母親になるため、その子供の父親を愛そうと努力を重ねますが、居候している姉夫婦の喧嘩を毎日みて、結婚に不安を抱いていくアリソン。
言葉と行動が合っていないベンに対しても、おなかの子供が毎日成長し、精神状態が不安定になったアリソンは強い不安を感じます。
そして二人は大げんかをしますが、考えを改めたベンが、アリソンとやり直したいと告白します。
でもアリソンはNO!
ベンはアドバイスをくれた父親や、仲良くなったピート(アリソンの姉の夫)に八つ当たりをします。
ベンの父親に「自分が変わらないと何も変わらないと」言われたことを機に、ベンは仕事につき、アパートを見つけて一人暮らしを始めます。
それからアリソンは産気づきますが、主治医が不在で、ベンが駆け付けます。
そして病院で無事出産し、三人の新しい生活が始まりハッピーエンド。
【無ケーカクの命中男/ノックトアップ】見どころ
交通事故の賠償金で食いつないぎ、まともな仕事にもついておらず、残り900ドルあると豪語するベンの子供を産もうと決心したところがこの映画の面白いところ。
ベンは仲間たちと「女優のオッパイを見れる映画」サイトを立ち上げようとしているのですが、マリファナやバカ騒ぎをして、ゆるゆるの共同生活をしています。
でも人間的におもしろくて魅力的な奴なんですね。
それを証拠にベンはピート(アリソンの姉の旦那) とは気が合い、なにかある度くだらない相談をしあう仲なんです。ピートもダメ夫なんですけどね……
アリソンとのエッチでは赤ん坊の顔を自分のペニスでついているみたいだといって集中できない可愛いベン、このシーンは笑います。
そのくせ、突然大きな地震がきたとき葉っぱでハイになっていてアリソンの存在を忘れてしまい、アリソンを怒らせたりします。
ベンと一緒に夢を追いかけている?仲間たちのヤバさといったら表現できないほどです。
たいてい葉っぱでハイになっているし、仲間の一人が、人の目に向かっておならをした為に、全員が結膜炎になってしまうという意味不明なことも……
ピートが目の上にうんこしたのか?というくらいひどい衛生状態。
精神衛生上もよろしくない共同生活……笑ってしまうけど、関わりたくはないですね 笑
育児書ををよんでいないことが発端で別れた二人ですが、ベンは心を入れ替え、三冊も育児書を読み、産気づいたアリソンを病院に運びます。
180度かわったベンは病院でも的確な判断や支持をして、出産を支えるんです。
好き勝手生きてきた遊び人のベンが、徐々に父親としても人間としても成長し、最後は感動の仕上がりになった作品でした。
【無ケーカクの命中男/ノックトアップ】感想・まとめ
監督の ジャド・アパトー はもともとスタンダップコメディアンだったのですが、成功せず、映画製作に携わるようになりました。
『フリークス学園』『40歳の童貞男』などでセス・ローゲンとタッグを組んでいます。
ユダヤ系 のジャド・アパトー は大学生の時、同じユダヤ系のアダム・サンドラーとルームメイト だったんです。この時にコメディセンスが磨かれたんでしょうかね。
ベンを演じた セス・ローゲン、『40歳の童貞男』『スーパーバッド 童貞ウォーズ』『ネイバーズ』などヒット作に主演した人気コメディアンというのは皆さまご存じですよね。
そんなセスが演じたベンですが、最初の頃のどうしようもない奴から心を入れ替え、何もかも適格に、落ち着いて、無事出産にこぎつけたのはカッコよかったです。
人間て気持ちがあればかわれるんですね。
好き勝手生きていたのが、突然父親になってしまうというところをコミカルにおもしろく表現されていた映画で、頼りがいのあるパパになったベン。
赤ちゃんが生まれたシーンは言葉が出ないほど感動しました。