映画なのに物語の展開は視聴者が決める!?
登場人物の行動を選択し続けて辿り着く結末は…。
この記事では「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」について簡単にまとめています!
目次
ブラック・ミラー:バンダースナッチ 概要・キャスト
「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」は2019年に公開されたイギリスの作品です。
「ブラック・ミラー」は1話完結のドラマ版が2011年から放送開始され、全5シーズン制作されています。
今作の最大の特徴は、物語の展開を視聴者が決めることができる点。
今までに体験したことのない新感覚の作品となっています。
監督を務めるのは「エクリプス/トワイライト・サーガ」のデヴィッド・スレイド。
出演は「ダンケルク」のフィオン・ホワイトヘッド。
「メイズ・ランナー」シリーズのウィル・ポールターも出演しています。
ここからはメインキャストの紹介です!
ステファン/フィオン・ホワイトヘッド
ゲームプログラマー。
幼い頃に母親を亡くし、カウンセラーに通っている。
母の遺品である「バンダースナッチ」という読者が展開を決める本をゲームにしようと考える。
コリン/ウィル・ポールター
ゲームプログラマー。
ゲーム業界では有名人。
ゲーム制作会社でステファンと出会う。
ヘインズ/アリス・ロウ
ステファンのカウンセラーを引き受けている先生。
ステファンに対して親身になって話を聞いている。
ブラックミラー:バンダースナッチ あらすじ
ステファンは幼い頃に母親を亡くし、父親と二人で生活していた。ある日、ステファンは母親の遺品である「バンダースナッチ」という本をゲームにしようと考える。その本は物語の展開を読者が選択することで、異なる結末を迎えるというものだった。ステファンはゲームにもその設定を組み込むことにしたのだった。
早速ゲームの試作品をゲーム制作会社のカッター社に持ち込むステファン。カッター社には有名ゲームプログラマーで、ステファンの憧れでもあるコリンも働いていた。ステファンが持ち込んだ試作品の評判は好評だった。そこでカッター社と契約しないかと提案されるステファン。①仕事を引き受ける②1人で制作を続けるの選択肢。①を選択した場合、カッター社でバンダースナッチを制作するステファン。しかし会社は利益を優先させるあまりに、ゲーム自体のクオリティは酷いものだった。世間の評判も最悪だった。ここで①か②を選択する場面に戻される。②を選んだ場合、ステファンは1人でバンダースナッチを制作すると伝える。会社側はクリスマス商戦に間に合うように完成させることを条件にステファンの意志を尊重することになる。
ステファンの母親はステファンが幼い頃に電車の脱線事故で亡くなっていた。それもステファンの父親がステファンが大事にしていたぬいぐるみを隠したためだった。ステファンはぬいぐるみを探し続け、母親は時間通りに家を出発することができず、事故に遭った電車に乗ることになった。そのためにステファンは父親のことを恨んでいる様子。成長した今も父親の指示でカウンセラーのもとへ通うステファンだった。ゲーム制作も行き詰っており、ステファンは父親の指示を無視してカウンセリングには行かなかった。そこに偶然コリンを見かけ、①コリンを追いかける②カウンセリングを受けるという選択肢が現れるのだった…。
ブラック・ミラー:バンダースナッチ みどころ
複数の選択肢の組み合わせで結末が変わるこの作品。
つまり複数の結末を見る事ができるということです。
序盤は意味のない選択ばかりですが、徐々に物語に影響を与えるような選択になっていきます。
バッドエンドになると、時間が戻って選択しなおせます。
しかし「ここまで戻るの!?」ということもしばしば。
鑑賞する方にとっては、最後の結末までかなりの時間を要するかもしれません。
私はたまたま全ての結末を1回の鑑賞で目にすることができました。
それでも物語の展開を自分で決められるというドキドキ感が非常に面白いです。
1人で鑑賞するよりも、複数人で鑑賞したほうが楽しいと思います。
全ての結末を導けるようにチャレンジしても面白いかもしれません。
ブラック・ミラー:バンダースナッチ 感想
新感覚のこの作品。
非常に楽しく鑑賞することができました。
それぞれの結末がどれも面白く、どんな選択をしても楽しめました。
ちょいちょいふざけてくる結末もあるのでそこも遊び心があってい面白かったです。
ハッピーエンドと呼ばれる内容に関しては、私も納得の結末でした。
後味がいいというか、しっくりくるというような印象です。
しかしこのハッピーエンドに辿り着くためには正しい手順で選択し続ける必要があります。
条件もあるみたいなので、試行錯誤しながら鑑賞してみてください。
ブラック・ミラー:バンダースナッチ まとめ
いかがでしたか?
「ブラック・ミラー」のドラマシリーズも非常に面白いですよね。
この「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」にはドラマシリーズに関する小ネタがいくつかあります。
それを探しながら鑑賞するのも面白いと思います。
この記事を読んだ方が「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」に興味を持っていただけたら嬉しいです!