強盗に襲われ殺されてしまった男性が、幽霊になって最愛の女性を守るロマンチックファンタジー。
世界的に大ヒットし、その名シーンの数々は伝説になり、今も語り継がれている物語です。
映画『ゴースト/ニューヨークの幻』のあらすじ・キャスト・感想(評価)をまとめてみました。
目次
映画『ゴースト/ニューヨークの幻』概要
公開日:1990年7月13日(アメリカ) / 1990年9月28日(日本)
上映時間:128分
製作費:2200万ドル
興行収入:5億600万ドル
〇日本でも2010年に松嶋菜々子主演でリメイクされました。(『ゴースト もういちど抱きしめたい』)
原題…Ghost
【スタッフ】
監督…ジェリー・ザッカ―
脚本…ブルース・ジョエル・ルービン (この作品でアカデミー脚本賞を受賞しました。)
映画『ゴースト/ニューヨークの幻』あらすじ
ニューヨークに住む恋人同士のサムとモリーは、ふたりの幸せな時間のために同棲を始めます。銀行員のサムと陶芸家のモリ―はともに仕事も順調で、サムの同僚で友人のカールとも仲が良く、とても穏やかな毎日を送っていました。
そんなある日、サムは職場で口座データの異変を発見し、いろいろと調べていきます。
その後仕事が終わってからモリ―と『マクベス』を観に出かけたサムは、その帰り道に突然現れた男に銃で殺されてしまいます。撃たれてすぐに幽体離脱したサム。状況が理解できないまま病院に運ばれ、自分の肉体が死んでしまったことを知るのでした。
なぜこんなことになってしまったのか。
ゴーストとしてモリ―たちのそばにいるうちに、サムは事件の真相が見えてきます。そしてそれをなんとしてもモリ―に伝えようと、必死になるのでした。
映画『ゴースト/ニューヨークの幻』キャスト紹介
サム・ウィート…パトリック・スウェイジ
温厚で誠実な銀行員です。
モリ―・ジェンセン…デミ・ムーア (アカデミー助演女優賞)
陶芸家です。
オダ・メイ・ブラウン…ウーピー・ゴールドバーグ
霊媒師です。
映画『ゴースト/ニューヨークの幻』感想(評価)
モリ―がボーイッシュで可愛らしかったです。サムとふたりでずっとラブラブな家族になってほしかった。轆轤(ろくろ)を回しているあの名シーンは、本当に素敵で思わず息を飲みました。ふたりともお互いを愛おしく想い合っているのが、よく伝わってきました。
このシーンも含めて、時代を感じさせない斬新さが映像のあちこちにあるのも驚きでした。どれもかっこよくて素敵な絵作りです。
そしてサムとの最後の別れのシーンでは、サムの表情にやられてしまい、涙が出てきてしまいました。
こんなふうに愛する人が自分のそばにいて、自分を守ってくれていると思うと心が救われるような思いです。誠実に生きていこうとも思いました。
本当に伝説的な作品でした。
映画『ゴースト/ニューヨークの幻』まとめ
愛することの尊さを感じさせる映画です。
最愛の恋人たちの時間の愛おしさに胸が締め付けられる、とても素敵な映画でした。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。