不慮の事故で亡くなった男が幽霊となり、残された妻を見守る…。
「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラ出演の話題作!
この記事では「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」について簡単にまとめています!!
目次
A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー あらすじ・概要
「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」は2017年に公開されたアメリカ映画です。
監督と脚本を務めたのはデイヴィッド・ロウリーというアメリカ人男性です。
デイヴィッド・ロウリーは「セインツ-約束の果て-」や「ピートと秘密の友達」を手掛けたことでも知られています。
主演はケイシー・アフレックとルーニー・マーラ。
ケイシー・アフレックは「マンチェスター・バイ・ザ・シー」、ルーニー・マーラは「ドラゴン・タトゥーの女」に出演している実力派俳優です。
ここからはメインキャストの紹介です!
C/ケイシー・アフレック
音楽関係の仕事をしている男性。
ある日、不慮の事故によって命を落とす。
その後、遺体にかけられていたシーツを被ったまま幽霊として妻がいる家へ戻る。
M/ルーニー・マーラ
Cの妻。
Cを事故で亡くし、ふさぎ込んでいた。
やがて仕事に復帰し、Cと過ごした家を去っていく。
その際にメモを柱のくぼみに隠す。
A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー あらすじ
主人公のCとMは若い夫婦だった。2人は新居へ引っ越す準備をしていた。Cは音楽関係の仕事をしており、Mも引っ越しの準備にせわしなく働いていた。そんなある夜、2人は大きな物音に飛び起きる。部屋の様子を窺ってみても不審な点はなく、再び眠りに入る。2人の中は非常によく、常に未来への希望を抱いていた。
しかし、ある日Cが自宅前で交通事故に巻き込まれて亡くなってしまう。突然の出来事にMは動揺する。ショックが大きすぎて涙も出ないほどだった。MはCがいる遺体安置室から出ていくと、Cの遺体に被せてあったシーツが動き出す。Cの魂が幽霊となり動き出したのだ。Cは病院内を徘徊し、天国への扉を見つける。それでもCは天国へは行かずに、妻のMと過ごした家へ戻るのだった。
CはMよりも先に家に戻り、部屋に飾ってある写真を眺めていた。そこに現れたの友人のリンダだった。リンダはMのことを心配しており、差し入れのパイを置いて去っていく。その後、Mが帰宅。リンダが残したメモを捨て、差し入れのパイを立ったまま頬張っていく。体勢を変えながらもパイを食べ続けるMだったが、直後にすべて吐き出してしまう。そして眠りにつくMをCはただただ見守ることしかできなかった。
やがてMはCが亡くなった事実からも立ち直りつつあり、仕事にも復帰していく。そしてCとともに過ごしたこの家を去ることを決意。Mはなにやらメモを残して柱のくぼみに埋めて、上からペンキで塗り固めていく。Mが家を去ったあと、CはMが残したメモの内容を知りたくて柱から掘り出そうとする。やがてCが残っている家には様々な人間が暮らしていくのだった…。
A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー みどころ
Cが幽霊になってからの展開が非常に興味深い内容となっています。
幽霊がMを見守り、他の家族を見守り、未来と過去を暮らしていく。
その中で死生観であったり、Mへの想いだったりが強く感じることができると思います。
ゆったりした時間の流れなので、穏やかな気持ちで鑑賞できるかと思います。
しかし、そのゆっくりな時間の流れの中に幽霊の感情や環境の変化を目の当たりにすることで幽霊への同情だったり、いろんな感情がこみ上げてきます。
これだけ静かな作品で多くの感情を揺さぶられるとは思っていませんでした。
鑑賞している私たちにも多くのことを投げかけているようなそんな作品だという印象が強く残りました。
A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー 感想
非常に静かでゆったりした作品という印象です。
幽霊が妻や他人をどんな感情で見守っているのか想像もつきません。
それでもなんとなくですが幽霊の感情が伝わってきます。
シーツを被っていて顔も見えないのに感情が伝わることに感動しました。
役者の実力を見せつけられたような感じでした。
他にもルーニー・マーラがパイを食べているシーンは本当につらそう…。
また幽霊が未来と過去まで移動したりしています。
そのことで幽霊の感情に共感できる部分が多くなると思います。
最後はなんだか切ない気持ちで終わるので、最後まで鑑賞することがおススメです!!
A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー まとめ
いかがでしたか?
まったく怖くない幽霊映画の今作。
ぜひ一度は鑑賞していただきたいです!
この記事を読んだ方が「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」に興味を持っていただけたら嬉しいです!!