2020年 アメリカ Netflixの視聴記録を樹立した コメディ推理ミステリー映画
推理好きの妻が夫とのヨーロッパ旅行で殺人事件に巻き込まれ、犯人として追われる身に
ジェニファーアニストンとアダムサンドラーが夫婦役で事件を解決していく
日本人女優、忽那 汐里が主要キャストで出演
【マーダーミステリー】キャスト紹介
ニックスピッツ アダムサンドラー
ニューヨーク市警の警官 オードリーの夫
オードリースピッツ ジェニファーアニストン
美容師でニックの妻
チャールズキャヴェンディッシュ ルークエヴァンス
マルコムの甥、元婚約者のスージーナカムラを叔父のマルコムに奪われる
スージーナカムラ 忽那汐里
元はチャールズのフィアンセ お金の為か叔父のマルコムと婚約 日本人23歳
日本人女優でモデル 多数の映画ドラマ出演 オスカープロモーション
マルコムクィンス テレンススタンプ
700億ドルの資産を持つ大富豪 甥の元フィアンセスージーと結婚
トビアスクィンス
愛称トビー 富豪マルコムの一人息子でゲイ
グレースバラード ジェマアーターソン
有名女優
フアンカルロスリベラ ルイスヘラルドメンデス
元レーサー モナコグランプリに出場経験あり
マハラジャヴィクラムゴヴィンダン アディールアクタル
ターバン姿 生まれつきマハラジャ
チャールズウレンガ大佐 ジョンカニ
ナミビアの軍人でアイパッチをつけ、左手が義手 マルコムを爆撃から守り、その時目を失った
それ以来マルコムの親友でボディーガード
セルゲイラジェンコ オラフルダッリオラフソン
ウレンガ大佐のボディーガード
ドラクロワ警部補 ダニーブーン
モナコ警察の警部補
ウォン船長
【マーダーミステリー】あらすじや
ニューヨーク警察の警官ニック、銃の扱いが苦手で、又昇進テストに落ちたことを妻に隠している
その妻オードリー、美容師として働き、15年間ハネムーンでヨーロッパに行くことを待ち続けている
結婚15周年を迎えニックがサプライズでヨーロッパ旅行をプレゼントしオードリーの夢がかなう
スペイン行きの飛行機
エコノミークラスのニック夫婦、ミステリー小説好きで探求心旺盛のオードリーはファーストクラスの様子をうかがいに行く
そこで富豪の甥で子爵の称号をもつチャールズと出会い意気投合
ファーストクラスのバーで一緒に飲むことに
チャールズにはフィアンセがいたが、なんと叔父の大富豪マルコムに取られてしまい
さらに二人はモナコに船で向かいながらお祝いパーティーをするらしく
チャールズもその船に乗らなければいけないらしい
その船にニック夫婦も招待される
スペインマラガに到着し、チャールズに連れられて、フェリーに到着
そこで待っていたのはチャールズの元フィアンセ、なんとも美しい日本人女性
23歳のスージーナカムラ
そこから続々乗船者がチャールズを迎える
有名女優のグレース
マルコムの一人息子トビー、ゲイらしい
爆撃からマルコムを救いそのせいで目を失ったウレンガ大佐、左手は義手
ウレンガ大佐のボディーガードセルゲイラジェンコ
ターバン姿のヴィックは生まれがマハラジャらしい
そして
パーティーがはじまり
次の日モナコレースを控えているレーサーのファンカルロスが参加
フランス沖についたとき
ヘリコプターで『クインスの短剣』がパーティー会場に運ばれてきた
東洋の宝石が豪華にちりばめられ『マルコポーロからの贈り物』という伝説のある貴重な短剣
そして
杖の音と共に、主役のマルコムと婚約者スージーが階段を下りてきた
マルコムはこのパーティーに集まってくれたことを一人一人ねぎらうと共に
『お前たちは私のお金目当てで群がり、太ったヒルだ』『全財産はスージーのものになる』といった
遺言書にサインをしようとした途端、あかりが消え
騒然としたのもつかの間、あかりが戻った時にマルコムの胸にクインスの短剣 がつき刺さっていた
心臓を一突きされ即死だった
みんながお互いを疑いあう
ニックが遺体に触らず、ウォン船長に部屋の鍵をかけて自分に渡し、無線でモナコにインターポールを呼ぶよう指示
そして全員部屋に戻り、鍵をかけて待機するよう促した
ニックはパーティー料理のエビを皿ごとかかえ、オードリーはドレッシングを持って部屋へ
部屋ではオードリーが率先して犯人を推理する
その時銃の発砲音が聞こえ部屋を飛び出す
殺されたマルコムの一人息子トビーが書斎で座ったまま、拳銃で頭をうち死んでいた
現状から自殺のようだが、、、
そしてモナコのモンテカルロに到着し
インターポールのドラクロワ警部補が現場検証に
1人ずつ事情を聴かれ『何かおかしなことはあったか?』との問いに
全員が『アメリカ人』とニック夫婦を名指す
そして
ニック夫婦がドラクロワ警部補に呼び出され
トビーが、父親を殺したとタイプで打った遺書を残していることを打ち明けられる
推理好きのオードリーは前のめりで『第一の容疑者は誰か』と問いかけるが
『きみたちだ』とバッサリ
ドラクロワ警部補は初めから二人を疑っていたのだ
二人はパスポートを没収され、全員別のホテルへ移される
ニックとオードリーは自分たちの無実を証明するためみんなに尋問するが
当然それぞれが人に罪をなすりつけ合って犯人の目星はつかないまま
部屋に戻った二人は
突然扉の下から『802号室へ来い』と書かれた手紙を受け取り
警戒しながら802号室へいくと
そこには大佐のボディーガードの セルゲイラジェンコが銃を持って待ち構えており
ニック夫婦にベットに座るよう促す
そして
ウレンガ大佐が犯人であるとの根拠を話し始めた
爆撃から大佐がマルコムを救い、その後大佐は9か月間昏睡状態に陥った
何とか命を取り留め、目が覚めた時、なんとマルコムが大佐の妻を自分のものにし
彼女は息子を出産したのち死亡したのだと
その後大佐は恨みをはらす為、マルコムの殺害をほのめかす発言をしていたとのこと
オードリーはマルコムとその息子の殺害犯は大佐だと息巻く
その時部屋のドアを誰かがドンドンとならした
セルゲイは夫婦にクローゼットに隠れるよう指示し、応対する
夫婦がそっと覗き見たときには、 セルゲイラジェンコはすでに胸を撃たれて死んでいた
オードリーとニックは慌てて8階の部屋の窓から逃げ、何とか別の部屋に移動
すると
お互いに熱くなった、マハラジャと女優のグレースがやってきて、ベットへ
ニックらはベットの下に隠れるが
二人の熱い関係が面白すぎて笑いをこらえながら耐える
なんとか部屋から出て行ったマハラジャとグレース
ニック達はホテルのラウンジでまたもや推理をはじめる
すると、ニュースでニックとオードリーが、 大佐のボディーガードのセルゲイラジェンコを殺して逃げていることにされていた
ドラクロワ警部補はインタビューで必ず二人を捕まえてやる
ニックは昇進試験に3回も落ちるようなニセ警官だと主張
それを聞いたオードリーはニックが昇進試験に受かったとうそをついていたことに怒り
何処かへ消えてしまう
町なかのベンチに座ってニックのことを考えているオードリーの元に
高級車でチャールズが迎えに来る
『町を出た方がいい、事件に巻き込んだ責任を取る』とオドリーを車に乗せる
その様子をそっと見ているニック
二人は『コモ湖』へ向かう
次の日ニックはスージーの後をつけ、かばんに携帯電話を仕掛け
同僚のジミーに連絡し、携帯電話を追ってくれと頼む
一方イタリアコモ湖についたチャールズとオードリー
チャールズは弁護士に会いに行くから車で待ってくれと出ていく
オードリーは車の中で日本製のアレルギー薬を見つけ、何かを思い出したように車から飛び出し
建物の中へ
誰かにつけられているようだ、、、
その相手にオードリーはパンチをくらわすが夫のニックだった
ニックはオードリーとチャールズをつけていた
スージーとチャールズがグルだとオードリーが主張
そこで何者かに銃撃され、何とか建物から逃げ出し、スージーを追う
町中に出ると、ファンに囲まれているレーサーのカルロスがおり
三人でスージーを追う
路地裏で見失うが、銃を持ったスージーが出てくる
絶対絶命かと思ったとき、後ろにマントに仮面をつけた何者かがスージーを吹き矢で狙った
ニックは対抗するが、銃の扱いが苦手なので、とんちんかんなところへ弾が飛んでいき
全くヒットせず逃げられてしまう
オードリーに『このへたくそ』とやじられ『威嚇射撃だ』と言い返すニック
とにかくカルロスとニックはマントの人物を追う
オードリーは絶命しそうなスージーに犯人は誰かを聞き出そうとするが、絶命してしまう
二人はチャールズが犯人だとよみ、マルコムの別荘へ向かうが
そこでチャールズは泡をふいて死んでいた
別荘へ向かう途中ドラクロワ警部補に犯人を教えるから別荘に来いと電話していたので
またうたがわれるとあたふた
策を練った二人はドレスアップし別荘の1階に待たせておいた、パーティーで生き残った出席者の前に出る
そこへドラクロワ警部補も到着
夫婦は真実を話し出す
フランスの法律では子供たちに均等に財産は相続されるので、たとえマルコムがスージーと結婚しても子供たちが相続する
トビーは死んだが、マリーンが産んだマルコムの子が生きている
ウレンガ大佐は赤ちゃんは死産したと聞かされていたのだが、、、
殺される前にセルゲイが話していたことだ
子供はマルコムが望んでいた息子ではなく、娘だったので見捨てたのだ
そしてマルコムを殺した犯人にたどり着く
パーティーの時怒って部屋を出て行った女優のグレースが電気を消し、その間に息子のトビーが短剣でマルコムの胸を一突きしたのだと
そして嗅ぎまわっているニック達を消そうとしたが、セルゲイが代わりに殺され
アリバイを作るためにマハラジャを誘惑
図書館でオードリーとニックを銃で襲い
吹き矢はスージーに命中してしまった
そして最後にチャールズにはフラれた腹いせに毒を飲ませて殺したのだと
すんなり認めるグレース
そして自分はマルコムとマリーンの見捨てられた娘だと白状したが殺しはしていない、でも当然の報いでしょ
と軽くあしらって部屋を出ていこうとしたが
オードリーが帽子を脱ぐようにグレースに言うと、グレースは拒否する
反撃をくらったときにお皿を投げられ、おでこに傷があると思ったからだ
帽子を無理にはがされると、おでこに傷が、、、
開き直ってみんなに銃を向けるグレース
オードリーを人質にし逃げようとするが、銃の扱いが苦手なニックが一発で仕留めた
やるときはやるニック
そして
事件解決してみんなでくつろいでいる時
マハラジャが
セルゲイが殺されたとき、グレースと自分は1時間バーにいたのにどうやってセルゲイを殺せたんだ?とふと疑問を投げかける
ニック夫婦、ドラクロワ警部補は気づく、英語が分からないふりをしていたレーサーのカルロスがグレースを言いくるめていた黒幕だったのだ
ドラクロワ警部補を人質にと『父さんの恨みを晴らしたんだ』というカルロスは
人質をとったまま車で逃走
オードリー運転のフェラーリでカルロスを追うニックとオードリー
相手はレーサーだ
バンパーにぶつけてスピンさせろとニックに言われトライする
レーサー相手に突っ込むオードリー
カルロスの車は銅像にぶつかり、車を止めることができた
ニックはドラクロワ警部補を助けようとすると、死んだふりをしていたカルロスが立ち上がって銃を向ける
今度こそニック危ない、、、
とその時、大型バスに引かれ即死する
一瞬の出来事だった
【マーダーミステリー】見どころ
ミステリー映画としても勿論ハラハラドキドキさせられてるものだったが、なんといってもジェニファーとアダム演じる夫婦のコンビをテンポよくしゃべり倒してさらに映画をおもしろくしている
とにかく間がよくて面白い
日本人女優の忽那 汐里が主要キャストとして出演、オーストラリア生まれのネイティブ英語でジェニファーらとやり取りするシーンは日本人として嬉しいみどころ
ジェニファー夫婦のコンビの面白さが加わってさらに楽しめるコメディサスペンス映画になっている
【マーダーミステリー】感想・まとめ
ジェニファー夫婦が間よくしゃべり倒すシーンが面白く、 ミステリー映画として楽しめ、更にコメディ要素も十分楽しめた
忽那汐里の美しさは大女優ジェニファーらにも張り合うほどでした
世界に日本人女優の存在を知らしめることができた映画になったと思う