今年もクリスマスが近づいてきました
今回は、数あるネットフリックス、クリスマス映画の中の一つ、2020年アメリカ制作、マーディンウッド監督のクリスマスドロップ作戦をお届けします
1952年から続けられている伝統あるドロップ作戦を成功させることが背景にあり、とてもあっさりしていて見やすいラブロマンス映画です
ネタバレがありますので、まだ映画を見ていない方は気を付けてくださいね
目次
【クリスマスドロップ作戦~南の島に振る奇跡~】キャスト紹介
エリカ (カテリーナ・グレアム )
ワシントンDCで下院議員の補佐官をしており、仕事ができるキャリアウーマンでしっかり者
数年前に母を亡くし、父と妹の3人でクリスマスを過ごすことを楽しみにしていたが、下院議員の命令で南の島へ出向させられる
アンドリュー(アレクサンダー・ルドウィグ )
南の島アンダーセン空軍基地の軍人、島の人々を助けるためクリスマスに行う伝統あるドロップ作戦に力を注いでいる
エリカと違うタイプでプライベートは島の自然を満喫するなどたのしんでおり、島の人々からの信頼も厚い
【クリスマスドロップ作戦~南の島に振る奇跡~】あらすじ
ワシントンDCで下院議員の補佐官をしているエリカは、議員の命令で、経費削減のため閉鎖の対象である、グァムのアンダーセン空軍基地に調査の為、出向させられる
ちょうどクリスマスで家族と一緒に過ごせなかったこともあり、仕方なくグゥアムに行くことに
そこで、案内役の軍人のアンドリューと出会い、エリカと行動を共にする
調査を淡々と進めるエリカだが、アンドリュー達が島の人々の為に一生懸命働いている姿や、島の人々の暮らしぶりを見て、心境の変化が起こり、自ら手伝うようになる
今年のドロップ作戦は台風が近づいている為、中止になりかけるが
そこでミラクルが
台風の勢力が弱まり、ドロップ作戦を決行することに
エリカも飛行機に搭乗し、作戦は大成功
飛行機から物資がパラシュートで投下され、島の人々の手に渡るシーンは後に何度も書いているが感動もの
【クリスマスドロップ作戦~南の島に振る奇跡~】見どころ
ヒロインエリカの心の変化
上司への報告の為に小さな島へ渡り、島の人々の生活ぶりを見たエリカ、電気がなく勉強ができないでいる小さな女の子たちに自分の持ち物を全部上げてしまう、この時エリカは自分がどれだけ恵まれているかを実感し、心の底から、人助けをしているアンドリュー達の気持ちに共感し、邪魔くさい仕事をさせられている気持ちが、自分も手伝いたいという気持ちに変化する
エリカとアンドリューの気持ちの変化
仕事で島へ渡ったエリカの案内役になったアンドリュー
第一印象は、頭が固くてとっつきにくいとお互いに敵対心むき出しだったが、二人で過ごしていくうち、エリカはアンドリューが私利私欲のために働いていないこと、純粋に島の人々を助けるために働いている姿に惹かれていく
アンドリューは、電気がなく勉強できない島の女の子たちに、自分の持ち物を全部あげたエリカの気持ちに惹かれ、二人の気持ちは恋愛感情に変わっていく
決定的に二人の気持ちがはっきりしたのは寄付を集うパーティーでのダンス
エリカは高額すぎて寄付では買えない発電機を、市長に寄付してもらえるようかけあって3台もゲットした
クリスマスドロップ作戦
1952年から米軍がミクロネシアの人々に物資を投下する作戦
現在では56の島々、約2万人の為に、日米豪が25トン以上の物資を投下している
その中には服や食料はもちろん、 子供たちが勉強するのに必要な鉛筆やのノートなどもあり、パラシュートで物資が投下されるシーンは感動もの
最後に
エリカは仕事の為に訪れ、仕事が終わったら早々と帰るつもりでいたが、島に残ることを決断
アンドリューと幸せに
【クリスマスドロップ作戦~南の島に振る奇跡~】感想・まとめ
初対面の印象はお互い悪いが、一緒に過ごしていくうちにお互い惹かれあっていく、ラブロマンス映画では定番ストーリー
だが、クリスマスドロップ作戦を成功させるストーリーがバックにあり、ミクロネシアの島々に飛行機から物資をパラシュートで落としていくシーンは感動でした
都会育ちでキャリアウーマンのエリカが島に残ることを決断した背景にはアンドリューの存在と南の島のミラクルがある