こんにちは!
今回は韓国ドラマ『青春の記録』最終回を紹介します。
15話では、様々な問題が解決に向かう中、ヘジュンとジョンハの別れがありました。
ラストシーンでは、ヘジュンが「別れられない」と、ジョンハにもう一度会いに行きましたが、果たしてどういう結末が待っているのでしょうか?
目次
『青春の記録』の主な登場人物
サ・ヘジュン:パク・ボゴム
モデルから俳優になる夢に向かって奮闘する、26歳の青年。
稼いだお金で、家族に楽をさせたいと思っている。
アン・ジョンハ:パク・ソダム
大手企業からメイクアップ・アーティストに転身した26歳。
幼い頃に両親が離婚。ヘジュンの恋人。
ウォン・ヘヒョ:ピョン・ウソク
ヘジュンの同級生で親友。
家が裕福で、モデル・俳優として活躍をしている。
キム・ジヌ:クォン・スヒョン
ヘジュンとヘヒョの同級生。
カメラマン見習いで、ヘヒョの妹とつき合っている。
ハン・エスク:ハ・ヒラ
ヘジュンの母。
家計のために、へヒョの家で家政婦のバイトをしている。
サ・ヨンナム:パク・スヨン
ヘジュンの父。
長男の肩を持ち、ヘジュンには厳しい。
サ・ミンギ:ハン・ジンヒ
ヘジュンの祖父。
いつもへジュンに優しい。シニアモデル修行中。
キム・イヨン:シン・エラ
ヘヒョの母。
子供を溺愛していて、ヘヒョのために人脈やお金を使った売り込みをする。
イ・ミンジェ:シン・ドンミ
ヘジュンのマネージャー。
思いきりが良く、正義感が強い。
イ・テス:イ・チャンフン
ヘジュンが以前所属していたモデル事務所の社長。
現在は一流芸能事務所の理事で、ヘジュンの成功を邪魔する。
チョン・ジア:ソル・イナ
ヘジュンの元彼女。
家柄の違いで別れるも、ヘジュンに未練が?
パク・ドハ:キム・ゴヌ
モデル出身の人気俳優。
元はヘジュンの目標だったが、現在はライバル。
『青春の記録』のあらすじ(ネタバレあり)
本当の別れ
ヘジュンはもう一度ジョンハに会いに行って、「別れられない」と言いました。
それから二人は場所を変えて、もう一度話をします。
「元気だった?」とヘジュンが聞くと、ジョンハは「元気でいようと務めている」と答えました。
それからジョンハは、ヘジュンが主演したドラマ視聴率の話を持ち出し、最後は成功に終わったことを喜びます。
しかしヘジュンが話したいのは、そんなことではありません。
「前ぶれもなく別れるなんて」とヘジュンが不満を言うと、ジョンハは「納得いかない?」と聞いてきました。
ヘジュンはジョンハに対して責任を持ちたいと思っていましたが、ジョンハにとってそれは、“古い価値観”でした。
しかしヘジュンにとってそれは、「愛する人に抱く当然の感情」に過ぎません。
ジョンハは言いました。
「あなたを頼って、依存する自分の母のようになりたくない。」
「あなたを愛して私はどんどん変わった。そんな自分が好き。」
それを聞いたヘジュンは言いました。
「僕もジョンハのおかげで成長できた。」
そして「愛してる」とヘジュンが言うと、「わかってる」と答えるジョンハ。
何かを振り切るように、「あとは、綺麗に別れるだけ」とジョンハが言うと、ヘジュンの目頭が熱くなります。
「一緒に過ごした日々を忘れないで」というジョンハの言葉は、別れを撤回するつもりがないことを意味していました。
ヘジュンの気持ちも空しく、結局二人は別れることになってしまったのです。
モデルとマネージャー
ミンギのモデル業は順調でした。
マネージャーになったヨンナムは、カメラマンに注文をつけることもします。
最初は良い顔をしなかったカメラマンも、ヨンナムがヘジュンの父だと知ると、急に態度を変えます。
カメラマンは、「ヘジュンと一緒に仕事をさせて欲しい」とヨンナムに頼みますが、ヨンナムは、「それなら長いつき合いのジヌに頼む」と突っぱねました。
ヨンナムはヘジュンの父としてではなく、ミンギのマネージャーとしての姿勢を貫いたのです。
ヘジュンの兵役
ヘジュンは陸軍に入ることを決めました。
そしてそのことを家族会議で報告します。
ギョンジュンは、「波に乗っている時なのに」と反対をします。
しかしヘジュンは、決めたことを覆しません。
結局家族は、納得して送り出すしかありませんでした。
翌日ヘジュンは、ミンジェに入隊することを報告しますが、ミンジェは「あと一年延ばせるのに」と、驚きを隠せません。
今のヘジュンには、再契約を控えた広告が7つもあるのです。
しかしヘジュンはあっさり、「断って」と言います。
ミンジェもヘジュンが決めたことには、何を言っても無駄だと知っていました。
これでヘジュンを失うことを覚悟したミンジェに、ヘジュンは言いました。
「兵役も含めて、3年契約でどう?」
ヘジュンの言葉はミンジェを喜ばせましたが、ミンジェはもう一声とばかりに、4年契約を提示しました。
二人は合意に達し、ヘジュンはメッセージ動画で、ファンに入隊の報告をしたのです。
イヨンと家政婦
ヘジュンはエスクに、「もう仕事を辞めて欲しい」と言いました。
エスクは迷いますが、ヨンナムは、「家を買ってくれたのだから従え」と言います。
翌日エスクはイヨンに、「家政婦を辞めることになると思う」と言いました。
するとイヨンは、「ジヌの母が辞めるのはいいけど、あなたが辞めるのは嫌」と言って引き留めます。
イヨンにとってエスクはただの家政婦ではなく、かけがいのない存在だったのです。
エスクは「恋人じゃあるまいし」と思いながらも、そんなイヨンが昔から嫌いではありませんでした。
ヘヒョの兵役
ヘヒョは自分一人で、海軍に入隊することを決めました。
これまではイヨンの力に恩恵を受けていたのだと気づき、自分で歩き出したかったのです。
ヘジュンの成功を心から喜び、腐らずに希望を持ち続けているヘヒョ。
そんな自分に誇りを持って、生きて行こうと決めました。
そしてヘヒョは、家族に何も言わずに旅立ったのです。
ヘヒョの部屋には、イヨン宛ての手紙が残されていました。
何も知らずに手紙を読んだイヨンは、いつまでも子供のように泣きじゃくるのでした。
二年後
それから二年が経ちました。
ミンギはモデルアカデミーの“功労賞”を受賞し、家族が見守る中、立派なスピーチを披露しました。
「私は人生の大半を無駄にしてきました。そんな私を救ったのは息子の存在です。この賞を、息子のヨンナムに捧げます。」
スピーチを聞いたヨンナムは、家へ帰ってもずっと泣き通しでした。
父の本心がわかったヨンナムは、自分も父親として恥じない存在でありたいと思いました。
そしてその日ヨンナムは、これまでの態度をヘジュンに謝ったのです。
それを聞いたヘジュンも父に謝り、二人の長年のわだかまりが解けました。
そしていよいよ、ヘジュンの芸能活動が再会されます。
その日は撮影所にジョンハの姿もありました。
偶然顔を合わせた二人は、久しぶりに並んで歩きながら話をします。
ジョンハは今でも、ヘジュンから貰ったあのスニーカーを、大事に履き続けているのでした。
『青春の記録』の感想
ヘジュンとジョンハは、本当に別れてしまいました。
そこは少し残念でしたが、“青春”は恋愛だけとは限りませんよね。
最終回でミンギのモデル活動も有終の美を飾りましたし、ヘヒョの一人立ちにも涙が出ました。
このドラマにもし続きがあるなら、ヘジュンやジョンハが仕事でもっと充実して、再び恋愛という展開になるのかもしれません。
まとめ
今回は『青春の記録』最終回を紹介しました!
1話~16話まで、韓国ドラマらしく、恋愛、家族、人の心情を細やかに描いていて素敵な作品だったと思います。
主演のパク・ボゴムはこの作品を終えて兵役へ行っていますので、彼の芸能活動再開の日を、楽しみに待ちたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!