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ドラマ「ブレイキング・バッド」第2話の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想

米ドラマ「ブレイキング・バッド」第2話のタイトルは、「新しい相棒」です。

第2話では、第1話で起こった事件の後始末が描かれます。主人公ウォルターと相棒ジェシーが、襲ってきた売人たちの処遇に奔走します。

 

この記事では、「ブレイキング・バッド」第2話「新しい相棒」の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想をご紹介しています。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」の概要

「ブレイキング・バッド」は、アメリカの大人気テレビドラマです。

ストーリーは、「真面目な化学教師が、末期がんを宣告され、家族に財産を残すためにドラッグの製造を始める」というもの。

ケーブルチャンネルAMCによって、2008年から2013年まで放映されました。

 

「ブレイキング・バッド」は、視聴者と批評家の双方からたいへんな好評を得ました。

視聴者数は、第1シーズン第1話が140万人。第5シーズンでは、全話を200万人以上が視聴しました。最終回の第62話では、1028万人もの人々が視聴しています。

受賞も多く、エミー賞、ゴールデングローブ賞、テレビ批評家協会賞、批評家協会テレビ省、全米監督協会賞、全米脚本家協会賞などを受賞しています。

エミー賞

ゴールデングローブ賞

 

ちなみに、この作品のタイトルに使われている「Break bad」という言葉は、アメリカ南部の方言で、アメリカ人でも知る人は少ないそうです。意味には、「しきたりに歯向かう」「権力に反抗する」「犯罪をおかす」「大騒ぎをする」「脅威を与える」「攻撃的になる」などがあります。

タイトルを考えた製作総指揮のヴィンス・ギリガンは、「break bad」は「raise hell」だと説明しています。「raise hell」には、「バカ騒ぎをする」と言う意味があります。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」の関連作品、スピンオフ

 

スピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」

「ベター・コール・ソウル」は、「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品。

主人公は、「ブレイキング・バッド」の第2シーズンで初登場する弁護士ソウル・グッドマン。彼が、悪者になってしまった理由が描かれます。

 

初回放送は、2015年。2020年12月現在は、第5シーズン第50話まで放映されています。

エミー賞にもノミネートされました。

映画「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」

「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」では、「ブレイキング・バッド」のエピローグが描かれます。

主人公は、ジェシー・ピンクマンです。

 

アメリカで3日間だけ劇場公開されました。

Netflixで配信中。

Netflix配信「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」

Netflixでは、「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」を配信しています。

主演アーロン・ポール、監督ヴィンス・ギリガンなどの製作者が、舞台裏を語ります。特別映像もあります。

全13分。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」のキャスト紹介

ウォルター・ホワイト/演ブライアン・クランストン

主人公。

真面目な高校の化学教師。

 

演ブライアン・クランストン

アメリカの俳優、声優。

出演作は、「マルコム in the Middle(天才少年 マルコム奮闘記」など。

「ブレイキング・バッド」での演技が高く評価され、エミー賞主演男優賞などを受賞した。

ジェシー・ピンクマン/演アーロン・ポール

ウォルターの元教え子。

ウォルターとドラッグビジネスでパートナーを組んでいる。

 

演アーロン・ポール

アメリカの俳優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演男優賞を受賞した。

スカイラー・ホワイト/演アンナ・ガン

ウォルターの妻。

子供を妊娠中。第2話で女の子であることが判明する。

 

演アンナ・ガン

アメリカの女優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演女優賞を受賞した。

ウォルター・”フリン”・ホワイト・Jr./演 RJ・ミッテ

ウォルターとアンナの息子。

16才の高校生。

障がいがある。

演 RJ・ミッテ

アメリカの俳優。

脳性麻痺を抱えている。

ハンク・シュレイダー/演ディーン・ノリス

麻薬取締局(DEA)のエージェント。

主人公ウォルターの義弟。(主人公ウォルターの妻の妹の夫にあたる。)

 

演ディーン・ノリス

アメリカの俳優。

「アンダー・ザ・ドーム」などに出演。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」第2話のあらすじ、ネタバレ

ウォルターとジェシーは、第1話で起きたトラブルの後始末に追われていた。

 

事件で会った売人の男2人のうち、エミリオは死んでいたが、クレイジー・エイトは生きていた。

ウォルターとジェシーは、エミリオの遺体とクレイジー・エイトの処遇に困り果てる。

 

ウォルターは、エミリオの遺体を薬剤で溶かすことを思い付く。

クレイジー・エイトについては、とりあえずジェシーの家に閉じ込めることになった。

 

あまりの出来事の連続に、ウォルターは、やらないつもりだったハッパを吸ってしまう。

 

 

後処理に追われながらも、ウォルターとジェシーは、それぞれの日常に戻ることにする。

ウォルターは、家族のもとに帰り、仕事に出かける。

しかし、ウォルターの妻は、彼の異変に少しずつ気付き始めるのであった。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」第2話の感想

 

怒涛の展開だった第1話に比べて、第2話は少しクールダウンモード。

ほんの少しコメディがかっているシーンも見られました。前半のクレイジー・エイトのくだりやジェシーの出演するシーンなんかがそうでした。

シリアスな場面ばかりだと疲れてしまうので、個人的には助かります。

 

第2話では事件の後始末が描かれます。ドラマでは普通、後始末についてはあまり細かく描かないと思うので、珍しいなと感じました。

ウォルターたちの犯罪に不慣れな感じが出ていたように思います。

普通ドラマでは登場人物たちがやたら手際よく犯罪を進めるのですが、ウォルターはそうではなくて、比較的リアリティがあったかなと思いました。

 

全体的には、なんというか、ウォルターが可哀想に見えました。

もちろん、死んだエミリオも可哀想なのですが。

ウォルターについては、「ああ、何でこんな事になってしまったんだろうなあ。ドラッグを製造するだけのつもりが、襲われたためとはいえ、人殺しをする羽目になるなんて…」と思いました。