あの大ヒットドラマ【ブレイキング・バッド】の主婦版!との呼び声も高い「ギャングもどき」の主婦3人が巻き起こす痛快コメディのシーズン2がNetflixに登場。
ミシガン州の郊外に住むベス・アニー姉妹、そして友人ルビー3人の女性は依然として金銭や家庭問題を抱えたままだった。「ギャングごっこ」では何も解決せず、「その場しのぎ」の行動を繰り返す3人組であった。ギャングや警察にも睨まれ追われる状況で、果たして3人組は「人生立て直すのに必要なお金を勝ち取り逃げ切る」ことが出来るのでしょうか。
【第6話】あらすじ・キャスト・感想を紹介します。
目次
- 1 「グッドガールズ:崖っぷちの女たちS2」前回までは…
- 2 「グッドガールズ:崖っぷちの女たち第6話」キャスト紹介
- 2.1 【ベス・ボーランド役】演-クリスティーナ・ヘンドリックス
- 2.2 【アニー・マークス役】演-メイ・ホイットマン
- 2.3 【ルビー・ヒル役】演-レタ
- 2.4 【クリストファー(通称リオ)役】演-マニー・モンタナ
- 2.5 【ディーン・ボーランド役】演-マシュー・リラード
- 2.6 【スタン・ヒル役】演-レノ・ウィルソン
- 2.7 【セイディ=ベン・マークス役】演-アイザイア・スタナード
- 2.8 【サラ・ヒル役】演-リディア・ジュウェット
- 2.9 【ジミー・ターナーFBI捜査官役】演 -ジェームズ・レジャー
- 2.10 【レスリー・”ブーマー”・ピーターソン役】演 – デヴィッド・ホーンズビー
- 2.11 【メアリー・パット役】演 – アリソン・トルマン
- 3 「グッドガールズ:崖っぷちの女たち第6話」あらすじ(ネタバレ)
- 4 「グッドガールズ:崖っぷちの女たち第6話」感想
- 5 最後に(まとめ)
「グッドガールズ:崖っぷちの女たちS2」前回までは…
Netflix シーズン2全13話(現在シーズン3まで終了/次回シーズン4決定)
Rotten Tomatoes:批評家支持率100% 平均点6.25/10点満点
放送期間:2020年1月1日 Netflixにて配信スタート(アメリカではNBCにて2019年3月3日放送開始)
原案・制作:ジェナ・バンズ(脚本家)
主な作品「グレイズ・アナトミー」(プロデューサー兼ライター)
「スキャンダル」(レギュラーライター兼共同プロデューサー)
【第6話】「尻に敷かれる男たち」 US視聴者数 2.39百万人
↓↓『グッドガールズ: 崖っぷちの女たちS2第5話』あらすじ・キャスト紹介・感想はコチラ↓↓
「グッドガールズ:崖っぷちの女たち第6話」キャスト紹介
【ベス・ボーランド役】演-クリスティーナ・ヘンドリックス
Christina Hendricks(1975年5月3日生まれ)アメリカ・テネシー州ノックスビル出身
主な出演作品:ドラマ「マッドメン」ジョーン・ホールウェイ役
Instagram:@actuallychristinahendricks
【アニー・マークス役】演-メイ・ホイットマン
Mae Whitman(1988年6月9日生まれ)アメリカ・カリフォルニア州ロスアンゼルス出身
主な出演作品「アレステッド・ディベロプメント」
声優代表作「ティンカー・ベル」「アメリカン・ドラゴン」
Instagram:@mistergarf
【ルビー・ヒル役】演-レタ
Retta(1970年4月12日生まれ)アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク出身
主な出演作品「公園とレクリエーション」
Instagram:@unforettable
【クリストファー(通称リオ)役】演-マニー・モンタナ
Manny Montana(1983年9月26日生まれ)アメリカ・カリフォルニア州ロング・ビーチ出身
主な出演作品「西海岸捜査ファイル グレイスランド」
Instagram:@lbmannymontana
【ディーン・ボーランド役】演-マシュー・リラード
Matthew Lillard(1970年1月24日生まれ)アメリカ・ミシガン州ランシング出身
主な出演作品「スクリー厶」「デッドマンズ・カーブ」
Instagram:@matthewlillard
Twitter:@Matthew Lillard
【スタン・ヒル役】演-レノ・ウィルソン
Reno Wilson(1969年1月20日生まれ)アメリカ・ニューヨーク州ニューヨークブルックリン区出身
主な出演作品「マイク&モリー」「トランスフォーマーシリーズ(声のみ)」
Instagram:@renowilson1
Twitter:@RenoWilson
【セイディ=ベン・マークス役】演-アイザイア・スタナード
【サラ・ヒル役】演-リディア・ジュウェット
【ジミー・ターナーFBI捜査官役】演 -ジェームズ・レジャー
【レスリー・”ブーマー”・ピーターソン役】演 – デヴィッド・ホーンズビー
【メアリー・パット役】演 – アリソン・トルマン
twitter:@NBCGoodGirls
「グッドガールズ:崖っぷちの女たち第6話」あらすじ(ネタバレ)
原題「Take Off Your Pants」夫ディーンは今やすっかり専業主夫だね。対照的にベスはだんだん「社長」らしくなってきたよ!ではさっそく見ていきましょう。
邦題「尻に敷かれる男たち」
今朝も「専業主夫」ディーンを尻目に、ベス「新社長」が颯爽と「新生ボーランド・モーターズ」へ出社して来た。育児に悩む男性社員にはサラリとアドバイスして心をつかむと…その先にリオが待ち構えていた。リオは「今日北から俺宛ての車両が何台か届くはずだ」と切り出した。怪訝な表情のベスにリオは「アンタは黙って車両を運べばいいんだ。出過ぎたマネはするな」と上から目線でねじ伏せるように告げた。
シーズン1では確か何も知らされないまま「カナダ」から「包装紙裏に印刷されたニセ札」を運ばされたのよね。今回は「何を?」とベスでなくたって「また降りかかった災難」にしか思えないわよね…。
さっそくリオ宛ての「怪しい車両6台」が搬入された。ベスはトランクの「中身が何か?」気になって仕方ない。そして恐る恐るトランクを開けると「中は空っぽ」だった…。
一方で娘セイディから「只今絶讃嫌われ中」のアニーさん、車で学校に迎えに来て娘に声をかけるも「(新ママ)ナンシーの処に泊まる」と言って聞かない。アニーは(ある女性金融家の言葉を引用して)言い訳がましく「間違いを犯すことで、人は学ぶんだ。私は大バカ者ってね、でもセイディのことが恋しい。一人ぼっちなんだ…」と言う。娘セイディに「ナンシーだって同じでしょ」と切り返されて、言葉につまるアニーだった…。
前回(新ママ)ナンシーが妊娠中にも関わらず、(パパ)グレッグと浮気してた(元妻)アニーでしょ。娘セイディとしては、そりゃ簡単に許せないわよねぇ…。なんだか「お気の毒さま」だわ。
ルビー&アニーが「今度は何の運び屋をさせられるの?」と車内で噂している。ベス姉さんが「例の車両」をホームセンター駐車場に停車して離れると、ほどなくリオが若い女性を伴って現れた。「怪しいけど車両に何が隠されているのか分からない」凸凹トリオが離れて様子を窺うと、リオは若い女性にキスをした後「例の車両」を託すのだった。
警察署の駐車場脇で同僚と「3オン3」を楽しむスタンの元に、FBI捜査官ジミーがいよいよ接近してきた。ジミーは勝負を挑みながら、巧みにスタンの「プライベート」を聞き出す。そしてジミーはルビー奥様の家庭料理「ラザニア」をぜひ食べてみたいと「誘導」する。スタンはジミーを「自宅(夕食)に招待」せざるを得なくなった…。
もちろんルビーは「猛反対」する。仮に夕食に招待したとして、スタンの「噓が態度に現れる(貧乏ゆすり)」ことがミエミエですぐにバレるのだと言う。ルビーは逆に「ラザニア&パンセット」をジミー宅へ届けてくるようスタンを促した。
誰が「散らかり放題の汚れた自宅」に帰りたいって思うかしら?やっぱりディーンに「専業主夫」は無理のようね…。また「言い訳ばかり」でしまいに「とにかくクタクタだ」ですって!それは「こっちのセリフ」だっていうのよ。
呆れついでにキッチン&リビングを片付けながら、ディーンから「子供たちの様子」を聞くベス姉さん。そこに「車のエアバッグ」の話が出て、彼女はピンと来るのだった。
すぐさまベスは「ボーランド・モーターズ」に戻り「例の車両」のエアバッグを解体しようとする。悪戦苦闘しながら最後は「アクセル」に重しを載せ、自走させて「壁に激突」エアバッグを開かせた。宙を舞い飛び散ったのは「カプセル薬💊」だった…。
そして凸凹トリオ全員集合。今回は「頭脳明晰」だが「副業:ドラッグ売人」&アニーの職場同僚ダレンに「薬物分析」を依頼中。結果は予想に反して「多種多様の一般的な医薬品」だった。
凸凹トリオは大量の「カプセル薬💊」を種類別にケースへ仕分けしていく。FBIに張り付かれたルビーは「今ヘタな動きはしたくない」が、ベスもアニーもリオのことを「タダじゃ置かない」気で満々なのだ。リオの「カプセル薬💊」を全て奪い取り、まさに「スッカラカン」にしてやるつもりのようだった。
翌日からベスは「社長権限」でダレンを引き込み「エアバッグ解体」を学ばせ、全ての「カプセル薬💊」を取り出すことに成功する。
アニーさん(凝りもせず)、今度は「大量のモノ」で娘セイディの気を引こうとしてますね。コレでは娘セイディの気持ちを「逆なで」してしまいます。案の定、セイディから「嘘ばかり並べて。お金の出処を言うまで家には戻らない」とキッパリ言われてしまいましたね。
一方でルビーが仕事から帰宅すると、既にFBI捜査官ジミーと同居人(友人)ダグラスが寛いでいた。ジミーはルビーからの「愛情こもった手料理」に対するお礼として「空のお皿を返すな(夕食持参)」でお返しする。夫スタンは(予想通り)既に「貧乏ゆすり」をしていた…。時間が経つに連れ会話も進む。デザートの用意をするルビーの元にジミーが近づき「彼(スタン)を追い込むぞ!貴女(ルビー)の決心がついたら教えてくれ」と迫る。「夫(警官)スタン&妻ルビーともに絶体絶命のピンチ」であった…。
ベスは自宅裏庭にリオの姿を見つける。リオは「カプセル薬💊」を見失ってかなり焦れていた。いきなりベスの顎に拳銃を押し当てる。リオは「俺たちの関係はとっくに終わってるよな。どこにやったんだ」と迫る。ベスは「私の店には(薬を)置かせない。分け前をくれるなら(薬のありかを)教えるわ」と断固言い切る。おまけに「嫌なら別の店舗でも買ったらいい、きっとFBIの思うつぼよね」と一歩も引かない。すると背後に夫ディーンが娘を抱っこしながら苦々しい表情で立っていた。リオは(気持ちを)グッと抑えてその場を去っていく。
ディーンは「嫉妬混じり」にベスを責めるが、ベスは「これはビジネスなのよ」と断固(邪な関係を)否定するのだった。
「3度目の正直」ですかね。職場同僚ダレンから「自由な生き方」を両親は責めたりしない、しかも母親は「過ちから学ぶこともあるわよ」なんて言う程だという話を聞いて、アニーは自分の考え方に自信を取り戻した様子です。果たして結果は?
アニーは「今度こそ」との思いで、車を飛ばして娘セイディを迎えに行く。アニーは母親として決死の思いをぶつける「確かに間違いを犯して、アンタに辛い思いをさせ傷つけた。それは謝る、申し訳ない。だけど私はアンタの母親なんだ、だから私の言うことを聞いてサッサと車に乗りなさい!」と。頑なだった娘セイディは驚きと共に圧倒され、黙って母親アニーに従うのだった…。
夫スタンは「非番を取り」家族を「動物園」に誘うが、ルビーは「用事がある」と言って送り出す。そしてルビーはFBI捜査官ジミーの「聴取」に応じていた。「夫スタンを巻き込まないで」と哀願するルビーに「スタンもアナタも逮捕だけは避けたい」と返すジミー。ルビーが真意(本当の要求)を問うとジミーは「彼女(ベス)のことだ」と告げるのだった…。
ベスは会社オフィスでリオと対峙していた。リオは「北から運ばれた車を決められた相手に届けるだけでいい。分け前は30%でどうだ」と決めつけるが、対するベスは「私は社長で失うモノが大きいの。分け前は50%(フィフティーフィフティー)だわ」と真っ向勝負だ。あざ笑うリオにベスは「カナダからジェネリック医薬品を仕入れると踏んでるわ。私が資金洗浄して貰う分け前の5倍儲かる金額設定を当然してるはず。もしそうでないならアナタは失格よ、私が取引を見直すわ」とズバリ切り込み、交渉成立させた。薬の隠し場所(倉庫)の鍵を受取り立ち去るリオに「私は40%でもよかったわ」とまさに彼の「お株を奪う」ような決め台詞を投げかけた。
見違えるほど「ピカピカな自宅」に戻ったベスはとても満足そうだ。加えて取引成功で「興奮しきった余韻」をより深く味わうため、ベスはディーンに「今すぐズボンを脱いで」と言って誘うのだった…。
ディーンは息子ケニーが通う「格闘技ジム(クラヴマガ)」のニコ先生と会話している。お互い作り笑顔を絶やさぬまま「先生は人を殺した経験がありますか?」としつこく聞き出そうとするディーンであった…(第6話完)
「グッドガールズ:崖っぷちの女たち第6話」感想
男(夫)が気づいた頃には「もはや手遅れ」だ…女(妻)は「全て覚悟を決め、目的へ向け既に行動している」by尻に敷かれる男たち
それにしてもベス姉さんの「タフネスぶり」がもう半端ないですね。まさにギャングボスの「上前をハネる」くらいに「只今絶讃のし上がり中」なのだ。エピソードを重ねるごとに「驚嘆」してしまう…。
抜群の成長力を見せているが「向いてる方向性」はあくまでも「裏社会」なのだ。油断しているとつい「ベスのサクセスストーリー」じゃないかと錯覚しそうになる。まぁその展開こそが、この「崖っぷち」なドラマの真髄なのだろう。
一つ気がかりなのは、ルビーの今後だろうか。「家族愛」が何より心の支えだから、(夫スタンのために)ともすると「親友にして盟友ベス」をやむなく裏切ることが…「万に一つもない」とは言い切れない状況になって来た。FBI捜査官ジミーとしても「ホンボシ(本命)に1番近いベス」を何としても追い詰めたいところだから、したたかに「駆け引き」してくるのだろう。今後の展開を待つことにしよう。
一方でアニーは娘セイディとの「関係修復」に躍起だ。最初は「孤独感」で同情を誘い、次は「プレゼント攻勢」で気を引こうとする。もちろん「さらに関係悪化」な結果になってしまう。ふとした「同僚ダレン」の言葉に力を得て、何とか娘セイディを振り向かせはしたが…。果たして無事に「関係修復」と行きますでしょうか?気になります。
最後にベスの夫ディーンにも「復讐の炎」がメラメラと宿りました。息子ケニーが通う「クラヴマガ」の道場…噂でニコ先生が「元モサド」だったとディーンは耳にする。
参考までに👉クラヴ・マガは、20世紀前半、戦火が絶えなかったイスラエルで考案された近接格闘術。一切の無駄を省いたシンプルかつ合理的な格闘術であることから、モサドを始め様々なイスラエル治安機関に採用されることで洗練され、現在、CIAやFBIなど世界中の軍・警察が導入しているそうだ(Wikipediaより引用)
ようやく「専業主夫」が板についてきたディーンにも、もしや「新たな生きがい?」が出来てしまうかも(夫婦揃って方向間違ってるけど)しれません。コチラの「崖っぷち別バージョン」からも今後目が離せません。
最後に(まとめ)
第6話はいかがでしたでしょうか。
今回ルビーが「ニセ札のベス」➞「ドラッグのベス」➟「銃のベス」➠「紛争ダイヤモンドのベス」➡「人身売買のベス」にいずれなるだろうなんて揶揄してましたが、あながち「冗談」ともつかない展開になりそうな気配です。
今後待ち受ける「崖っぷちな状況」は予想もつきません。一体どうなってしまうのでしょうか?とても楽しみですね。
それではまた第7話でお会いしましょう。