Netflixドラマ『グッドガールズ: 崖っぷちの女たちS2第７話』あらすじ・キャスト・感想

thaipun01

4年前

あの大ヒットドラマ【ブレイキング・バッド】の主婦版！との呼び声も高い「ギャングもどき」の主婦３人が巻き起こす痛快コメディのシーズン２がNetflixに登場。

ミシガン州の郊外に住むベス・アニー姉妹、そして友人ルビー3人の女性は依然として金銭や家庭問題を抱えたままだった。「ギャングごっこ」では何も解決せず、「その場しのぎ」の行動を繰り返す3人組であった。ギャングや警察にも睨まれ追われる状況で、果たして３人組は「人生立て直すのに必要なお金を勝ち取り逃げ切る」ことが出来るのでしょうか。

【第７話】あらすじ・キャスト・感想を紹介します。

1 「グッドガールズ：崖っぷちの女たちS2 」前回までは…
2 「グッドガールズ：崖っぷちの女たち第７話」キャスト紹介
3 「グッドガールズ：崖っぷちの女たち第７話」あらすじ（ネタバレ）
4 「グッドガールズ：崖っぷちの女たち第７話」感想
5 最後に（まとめ）

「グッドガールズ：崖っぷちの女たちS2 」前回までは…

Netflix　シーズン２全13話（現在シーズン３まで終了／次回シーズン４決定）

Rotten Tomatoes:批評家支持率100%　平均点6.25/10点満点

放送期間：2020年1月1日 Netflixにて配信スタート（アメリカではNBCにて2019年3月3日放送開始）

原案・制作：ジェナ・バンズ（脚本家）　

主な作品「グレイズ・アナトミー」（プロデューサー兼ライター）

「スキャンダル」（レギュラーライター兼共同プロデューサー）

【第７話】「失踪事件」　US視聴者数　2.39百万人

↓↓『グッドガールズ: 崖っぷちの女たちS2第６話』あらすじ・キャスト紹介・感想はコチラ↓↓

Netflixドラマ『グッドガールズ: 崖っぷちの女たちS2第６話』あらすじ・キャスト・感想

あの大ヒットドラマ【ブレイキング・バッド】の主婦版！との呼び声も高い「ギャングもどき」の主婦３人が巻き起こす痛快コメディのシーズン２がNetflixに登場。ミシガン州の郊外に住むベス・アニー姉妹、そして友人ルビー3人の女性は依然として金...

「グッドガールズ：崖っぷちの女たち第７話」キャスト紹介

【ベス・ボーランド役】演-クリスティーナ・ヘンドリックス

Christina Hendricks（1975年5月3日生まれ）アメリカ・テネシー州ノックスビル出身

主な出演作品：ドラマ「マッドメン」ジョーン・ホールウェイ役

Instagram:@actuallychristinahendricks

【アニー・マークス役】演-メイ・ホイットマン

Mae Whitman（1988年6月9日生まれ）アメリカ・カリフォルニア州ロスアンゼルス出身

主な出演作品「アレステッド・ディベロプメント」

声優代表作「ティンカー・ベル」「アメリカン・ドラゴン」

Instagram:@mistergarf

【ルビー・ヒル役】演-レタ

Retta（1970年4月12日生まれ）アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク出身

主な出演作品「公園とレクリエーション」

Instagram:@unforettable

【クリストファー（通称リオ）役】演-マニー・モンタナ

Manny Montana（1983年9月26日生まれ）アメリカ・カリフォルニア州ロング・ビーチ出身

主な出演作品「西海岸捜査ファイルグレイスランド」

Instagram:@lbmannymontana

【ディーン・ボーランド役】演-マシュー・リラード

Matthew Lillard（1970年1月24日生まれ）アメリカ・ミシガン州ランシング出身

主な出演作品「スクリー厶」「デッドマンズ・カーブ」

Instagram:@matthewlillard

Twitter:@Matthew Lillard

【スタン・ヒル役】演-レノ・ウィルソン

Reno Wilson（1969年1月20日生まれ）アメリカ・ニューヨーク州ニューヨークブルックリン区出身

主な出演作品「マイク＆モリー」「トランスフォーマーシリーズ（声のみ）」

Instagram:@renowilson1

Twitter:@RenoWilson

【セイディ＝ベン・マークス役】演-アイザイア・スタナード

【サラ・ヒル役】演-リディア・ジュウェット

【ジミー・ターナーFBI捜査官役】演 -ジェームズ・レジャー

【レスリー・”ブーマー”・ピーターソン役】演 – デヴィッド・ホーンズビー

【メアリー・パット役】演 – アリソン・トルマン

twitter：@NBCGoodGirls

「グッドガールズ：崖っぷちの女たち第７話」あらすじ（ネタバレ）

【ベス社長スケジュール】

朝５時起床

子供たちにメッセージを

残して出勤

⇩

深夜帰宅

BOOK CLUBスケジュール管理

１日の「稼ぎ」箱詰め収納

就寝

※book club＝「裏稼業」

ベス＆ディーン夫妻のなんとも慌ただしい毎日が繰り返される。ベス社長は今や「仕事一辺倒」で「稼ぎ」は増え続けるが、子供たちと過ごす時間は「皆無」に等しい…。ついに「箱詰め紙幣」が雪崩れを起こし、凸凹トリオは庭に穴を掘って「地中に埋める」ことにしたようだ。

今日は娘ジェーンの大事な「ダンス発表会」ベスは遅れて観客席にいる「専業主夫」ディーンの隣に着席するが、程なく携帯着信音が鳴る。すぐにベスは離席し休憩スペースに出てみると、リオが待っていた…。

開口一番「フィフティー：フィフティーじゃなかったのか。いつも俺が追い回さないと捉まらない。先方客が今夜車両（隠し医薬品付き）を運んで欲しいとさ」と用件を伝えてきた。娘（家族）に「埋め合わせ」したいベスは「今夜はアナタが代わりに運んで」と投げかけるが、リオに「ならば俺が100%貰う」と突っ込まれてしまう。ベスはやむなく「今夜運ぶわ」と仕事を引き受けた。リオは「頼むぞパートナー」と言い残して立ち去る。

ベスは急ぎ観客席に戻るが、既に発表会は終了していた…。ディーンに抱き上げられた娘ジェーンから「ママ観てくれなかった…」と寂しそうに言われてしまうのだった。

ルビーは「捜査協力」で、この数日間３人の会話を録音していたようです。FBI捜査官ジミーが「録音内容」を確認していますね。結果はいかに…

凸凹トリオの会話は「雑談」しかなく、捜査の「切り札となる情報」は何一つなかった。ジミーはルビーに「祖父母の存在」を確かめ、このままではルビー＆スタン夫妻の「逮捕」もあり得ると脅した。

ボーランド一家が帰宅した。さっそく「娘ジェーンの世話」をディーンに頼もうとするベスは「これから用事（仕事）がある」と言う。だが今夜のディーンは素直に聞かず「ダメだ、オレも用がある。Book Clubだから」とサッサと出かけてしまう。

ハハァ〜ン🤔さてはディーンさん、前回の「クラヴマガ」を試す気のようですね！それを「Book Club」と誤魔化すのはちょっと笑いセンスあり🤣

さてベスは「大事な仕事」をどうするつもりかしら？🙄

仕方なくベスは「子供たち」を引き連れ「（医薬品付き）車両」を相手客先に運ぶのだった。帰りの足はアニー叔母さんが「頼り」だ。しばしアニー到着を待つ間、子供たちからあれこれ「質問攻め」され、答えに困るベスだった…。

無事に「仕事」を終え、ホッとしたのも束の間…娘ジェーンが騒ぎ出した「（毛布の）Dubby/ダビー」がないと眠れないと。どうやら「運んだ車両の中」に忘れてきたようだ。

一方でディーンはやはり「クラヴマガ」道場で、ニコ先生直々に稽古をつけてもらっていた。ニコ先生はディーンを軽くあしらい「首締め技」を決めた後「かなり危険な相手のようだ。胸を撃たれたようだが、（消したい程の）恨みはそれだけじゃなさそうだが…」と見抜いていた。

そして「仮に私の友人に依頼して相手を消したとする。仲間を決して裏切らない友人が、最終的に警察へ売る対象はアナタってオチになるぞ」と忠告する。続けて「自宅でシャワー浴びて頭を冷やせ。後は離婚弁護士に任せたらいい」とアドバイスするが、ディーンは「バカみたいだが、妻なしじゃ生きられない」と本心を明かす。その表情を見てニコ先生はさり気なく「友人の連絡先」を手渡した…。

前回「母親の威厳？」を発揮して、なんとか娘セイディを自宅に連れ戻したアニーですが、２人の「冷戦状態」はまだ長引きそうですね…

急に「母親ぶり」を強調しだしたアニーのことを娘セイディは素直に受け入れられない。噛み合わない会話の後、登校しようと部屋を出るセイディは「今日は友達と映画に行くから帰らない」と言い残した…。

するとベス姉さんからアニーに電話が入る。床に寝そべり「手を貸して」と気落ちしているベス姉さん。ルビーもそばに付き添っていた。そして３人全員集合「昨夜の相手客先」宅を訪れるのだった…。

「パッと見愛嬌ありそうな？」薄毛＆ヒゲオジさんが応対し、部屋に通されると拳銃を持つ「仲間達」が出迎えた。ベスは「手編みのベビー毛布Dubby/ダビー」を車内に置き忘れたと男に告げる。男は「地下室にある。取ってこい」と手下に指示した後、アニーにも一緒に行って手伝えと指図する。

だがベスは一歩も引かない「３人の誰も地下室には行かない。私が誰だか分かる？私なしでは薬は届かないし、こんな家で仲間達と過ごすことも出来ないのよ」と断固言い張る。ひとまず男は３人から「財布＆携帯」を取り上げた後、解放した。

３人とも身元が知れる「財布＆携帯」を奪われて…なんとも嫌な予感しかしないなぁ！👉

疲れ切って帰宅したルビーに、今度は夫スタンが汚職警官に対する「内務調査」が控えてると動揺して泣きついてくるよ。

以前に３人が２度目の「スーパー強盗」した際、ベスが犯行現場に「口紅付きペンのキャップ」を残してしまったんだ。それを警官スタンが「証拠保管室」から持ち去り「証拠隠滅」した経緯があるんだよね。

「ペンのキャップ＝証拠隠滅」した夫（警官）スタン、これから「どう行動すべきか」分からず、狼狽えている。（裏事情に関わる）妻ルビーは「アナタはきっと大丈夫（逮捕されない）よ」と語りかけた。とその時スタンに着信が入る、珍しく「ディーン」からだった。

一方母親ベスは結局「ベビー毛布Dubby/ダビー」を見つけられず、もう一度急ぎ「手編み」で作ることにした。毛糸店で同色の「ピンク」を探していると、あるご婦人が「飼い猫」のマフラーを作るため「最後の一つ」を先にカゴへ入れた。ベスはやり場のない「苛立ち＆焦り」をご婦人にぶつける…。するとすぐに「在庫」が補充され、ベスはそそくさと手に取り歩き出した（笑）

「待ち人（娘セイディ）帰らず」なアニーは１人バーに立ち寄る。偶然にも同僚（警備員）タイラーに会い、これまた偶然に別の同僚女性「誕生日パーティー祝杯中」の場に紛れ込む格好となった…。

さらに「３度目の正直？」カウンターで偶然にも「新店長ノア」とツーショットになるわ。アニーは店舗と前店長（ブーマー）を散々こき下ろした後で、ちょっぴり気まずいムード…。でも彼は何だかアニーに興味津々な様子ですね！

そんな時にアニーにも（店の）電話が入る。なにやら「緊急事態」だ。

肝心のベス姉さんが自宅に戻ると「パトカー🚓の赤色灯」が見えて身構える。夫ディーンによると「娘ジェーンが居なくなった」ようだ。ベスは思わず「アナタが目を離したんじゃないの」とトゲのある言い方をして、ディーンと言い争いになり「キミのせいで家族にトバッチリが来るとは思わなかったのか！」と痛烈な一撃を返されてしまう…。

「悪い予感」がよぎり、いたたまれないベスは動揺して何も手に付かない。ルビー＆アニーも駆けつけたので、とにかく車で探しに行くと出て行った…。

ベスはとにかくまず「リオ」に会うだろうね、きっと。

方やディーンはスタンと同行しながら「あの男（リオ）を始末しなければ！」「スタン（警察仲間）と俺でヤツを永遠に葬るんだ」と息巻いているよ。さらに「悪い予感」しかしなくなってきたなぁ…

案の定リオに泣きつくベスだが、リオは「お遊びじゃないんだぞ。（大事な毛布を）無くしただと…そんなことは関係ない！アンタの仕事は薬を運んで資金洗浄することだろ」「仕事でしくじれば、刑務所行きか死ぬかだ。しっかりしろよ」とまくし立てた。最後に「娘は攫ってないだろう。金が絡んでないからな」と言い残して去った。

お次はアニーさん「娘セイディが電話に出ない。友達に聞いたら映画に行く約束はしてないって…」と騒ぎ出したの。ルビーは「ベスのことは任せて。娘を探しに行きな」と勧めるわ。

図らずもルビーは一人きりとなった…。コレはベス宅を「ガサ入れ」する絶好のチャンスだ。ひとつ深呼吸した後ベスは一気に動き出し、タンスの中に「BOOK CLUBスケジュール管理表」を見つけ出した。「本当にごめんなさい、ベス」こぼれ落ちる涙がそう語っているように見えた…。

すると「クローゼット」の方からカタカタ音が聴こえてくる。ルビーが近づき扉を開く。服をかき分け進むと、奥にジェーンが隠れて「旅行ごっこ」をしていた。ルビーはジェーンに「貴女のママはね…昔からそばに居て欲しい時は、どんな時も、いつだってそばに居てくれたの」と語りかけた。ほどなくベス＆ディーンが戻り駆け寄ると「わが娘ジェーン」を力いっぱい抱き締めた…。

ようやく「待ち人セイディ」がアニーの元へ帰ってきた。心配したアニーが理由を聞くと「（新ママ）ナンシーと映画に行ってたんだ。先に言ったら怒るでしょ」セイディはサラリと答えた。「ただ無事なことを知っておきたいだけなの、二度としないで」と叱るアニーだが、セイディも素直になれない。この「母娘ゲンカ」はまだまだ続きそうだった…。

アニーは職場でも気まずい。新店長ノアに「前店長ブーマーとの関係は最悪だった。またイビられるくらいなら、いっそこの場で辞めたい」と直訴する。だが逆にノアは「キミは頭良さそうだし、最高に面白い」と持ち上げてきた。アニーはココぞとばかりに要求を突きつけ、ノアはすべて了承する。なおも怪訝そうなアニーに「キミはこんな店にはもったいない人だから…」と告げるノア「それでキミの望みは？」と聞くと…さっそく２人は倉庫で「禁断の行為」におよんでいた。

ディーンは「ベス宛ての小包」をベスに手渡した後、メモを取り出し（ニコ先生の）友人へ電話しようとする（小包の中身は娘の置き忘れたベビー毛布だった…）

一方でスタンは「ウソ発見器」にかけられそうだとルビーに打ち明ける。「BOOK CLUBスケジュール管理表」を目の前にして、ルビーは「誰か」に電話をかけるのだった…（第７話完）

「グッドガールズ：崖っぷちの女たち第７話」感想

ビジネスは「良い時ばかりじゃない」目的のために「なにか」を犠牲にしなければならない時もあるものだ…

ベス姉さん、今回ばかりは「痛い目」を見てしまったようね。

夫ディーンが抱くリオへの「復讐＆嫉妬心」が増幅する度、ベスの「仕事：プライベート」バランスは大きく揺さぶられ崩れていく…。ある程度予想はしていたつもりだろうが、そう簡単にことは運ばないのだ。

今回は「手編み」「手づくり」など「人の温もり・思いやり」を感じさせる「象徴的」なアイテムが登場してくる。本来持つベスの「心情」が、ともすると「おカネ」に目が眩み隠れてしまった様を表現しているようですね。

やむなくとはいえ…本来「子供たち」を連れて「裏稼業ビジネス」の現場に行くなんて、あってはならないことのはずだ。ベス姉さん、ちょっと「行き過ぎ＆やり過ぎ」だよね。緊張感も慎重さもどうやら「薄れて」きているようだ…安易な行動が「娘の失踪」を予感させるまでに発展してしまいましたね。もはや「家族そのもの」が（他人事でなく）当事者になりつつある。この出来事は「かなり危険」で精神的にもキツいですよね。

今回リオがベスを激しく「たしなめる」場面が連続したね。でもリオは最後に「ピンクのダビー」を取り戻してくれた…彼なりの「優しさ」は感じるね。

夫ディーンも「エンジン全開」で、「リオの始末」本気モードに入りました。もうお願いだから「落ち着いてくれ！ディーン」自分で格闘術「クラヴマガ」を習得して「リオを倒す」って言うなら応援もするさ。でもニコ先生の言う通り「友人（プロ？）」を雇うなんてしたら、必ず「自分の身」に跳ね返って来るんだ。そうしたら自分で発した以上の「巨大なトバッチリ」が家族におよぶかもしれないのだぞ…。

一方でアニーはというと…「自由奔放・本能の赴くまま」ですね。変わろうとする姿勢や伝え方を工夫する言動は「イイね」たとえ毎回「当たって砕けた」としても、やはり「ヘタな小細工」はアニーには似合わない。どうやら今回登場した「新店長ノア」は、アニー自身も気づかない「本質」を見出し上手くクスグッたようだ…。今までとはひと味違う「恋のはじまりor かけ引き」なのか？今後の展開が楽しみですね。

そしてルビー＆スタン夫妻、現時点で１番の「崖っぷち状態」なのだ。FBI捜査官ジミーは予想通り「アメとムチ」を巧みに使い分け、人を「駒」使いしながら利用するんだね。２人ともそんなに「ヤワ」じゃないさ！「上から目線」で見くびっていると、しまいには足元すくわれますよジミー捜査官殿。

ラストシーンで、ルビーが電話した相手はきっと「〇〇」に違いない。さぁ次回反撃開始だ！ルビー＆スタン、大いに期待しています。

最後に（まとめ）

第７話はいかがでしたでしょうか。

今回のストーリーを観て、ふと思い出したセリフがあります。

「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」

レイモンド・チャンドラーの小説『プレイバック』で、主人公フィリップ・マーロウが発した名言です。ちょっと大げさかもしれませんが、意外に？このドラマ「生きていく」本質も魅せてくれる気がして飽きが来ないのです。

それではまた第８話でお会いしましょう。