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ドラマ「ブレイキング・バッド」第6話の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想

ついにヤクの製造を再開したウォルターとジェシー。彼らは、ヤクを高値で引き取ってくれる相手を探し、ヤクの卸売業者・トゥコに近づく。しかし、トゥコは仲間を殺すのも平気というヤバい男で…。

 

この記事では、「ブレイキング・バッド」第6話 ”最凶のワル” の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想をご紹介しています。

 

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ドラマ「ブレイキング・バッド」第5話の概要、あらすじ、ネタバレ、感想
富裕な旧友エリオットから、ガン治療について資金援助の申し出を受けたウォルター。しかし、ウォルターは援助を断る。その理由は、ウォルターの昔の恋人で、今はエリオットの妻となっているグレッチェンなのであった…。一方、ウォルターの妻スカイラーは...

ドラマ「ブレイキング・バッド」の概要

「ブレイキング・バッド」は、アメリカの大人気テレビドラマです。

ストーリーは、「真面目な化学教師が、末期がんを宣告され、家族に財産を残すためにドラッグの製造を始める」というもの。

ケーブルチャンネルAMCによって、2008年から2013年まで放映されました。

 

「ブレイキング・バッド」は、視聴者と批評家の双方からたいへんな好評を得ました。

視聴者数は、第1シーズン第1話が140万人。第5シーズンでは、全話を200万人以上が視聴しました。最終回の第62話では、1028万人もの人々が視聴しています。

受賞も多く、エミー賞、ゴールデングローブ賞、テレビ批評家協会賞、批評家協会テレビ省、全米監督協会賞、全米脚本家協会賞などを受賞しています。

エミー賞

ゴールデングローブ賞

「ブレイキング・バッド(breaking bad)」の意味

この作品のタイトルには、「break bad」という言葉が使われています。

「break」も「bad」も簡単な単語ですが、「break bad」となると、意味がよく分からないという人も少なくないのではないでしょうか。

それもそのはず、「break bad」は、実はアメリカ南部の方言。アメリカ人のなかでも、この言葉は広く知られている訳ではないのだそうです。

 

「break bad」の意味には、「しきたりに歯向かう」「権力に反抗する」「犯罪をおかす」「大騒ぎをする」「脅威を与える」「攻撃的になる」などがあります。

タイトルを考えた製作総指揮のヴィンス・ギリガンは、「break bad」は「raise hell」だと説明しています。

「raise hell」には、「バカ騒ぎをする」という意味があります。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」の関連作品、スピンオフ

 

スピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」

「ベター・コール・ソウル」は、「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品。

主人公は、「ブレイキング・バッド」の第2シーズンで初登場する弁護士ソウル・グッドマン。彼が、悪者になってしまった理由が描かれます。

 

初回放送は、2015年。2020年12月現在は、第5シーズン第50話まで放映されています。

エミー賞にもノミネートされました。

映画「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」

「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」では、「ブレイキング・バッド」のエピローグが描かれます。

主人公は、ジェシー・ピンクマンです。

 

アメリカで3日間だけ劇場公開されました。

Netflixで配信中。

Netflix配信「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」

Netflixでは、「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」を配信しています。

主演アーロン・ポール、監督ヴィンス・ギリガンなどの製作者が、舞台裏を語ります。特別映像もあります。

全13分。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」のキャスト紹介

ウォルター・ホワイト/演ブライアン・クランストン

主人公。

真面目な化学教師。高校に勤めている。

 

演ブライアン・クランストン

アメリカの俳優、声優。

出演作は、「マルコム in the Middle(天才少年 マルコム奮闘記」など。

「ブレイキング・バッド」での演技が高く評価され、エミー賞主演男優賞などを受賞した。

ジェシー・ピンクマン/演アーロン・ポール

ウォルターの元教え子。

ウォルターとドラッグビジネスでパートナーを組んでいる。

 

演アーロン・ポール

アメリカの俳優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演男優賞を受賞した。

スカイラー・ホワイト/演アンナ・ガン

ウォルターの妻。

子供を妊娠中。第2話で女の子であることが判明する。

 

演アンナ・ガン

アメリカの女優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演女優賞を受賞した。

ウォルター・”フリン”・ホワイト・Jr./演 RJ・ミッテ

ウォルターとアンナの息子。

16才の高校生。

障がいがある。

 

演 RJ・ミッテ

アメリカの俳優。

脳性麻痺を抱えている。

ハンク・シュレイダー/演ディーン・ノリス

麻薬取締局(DEA)のエージェント。

主人公ウォルターの義弟。(主人公ウォルターの妻の妹の夫にあたる。)

 

演ディーン・ノリス

アメリカの俳優。

「アンダー・ザ・ドーム」などに出演。

トゥコ/演レイモンド・クルス

ヤクの”卸売業者”。

ヤバい男だと恐れられている。

 

演レイモンド・クルス

アメリカの俳優。

「沈黙の戦艦」「クローザー」などに出演。

「ブレイキング・バッド」第6話のあらすじ、ネタバレ

ヤクの商売を再開するにあたって、ウォルターは相棒ジェシーにこう宣言した。

「製造は私がする。取引はジェシーがやってくれ。取引相手のことは何もいうな。一切無関係でいたい。それと、流血沙汰はごめんだ。暴力もな。」

ジェシーは、首肯した。

 

ウォルターは、ガンの治療を開始する。

高額な医療費については、富裕な友人エリオットに提供してもらったと妻に嘘をつく。

教師の仕事は続けていたが、トイレで吐いてしまう日々。

職員のヒューゴが、そんなウォルターを助けた。

 

スカイラーは、夫ウォルターが午後にいなくなるのを不審に思っていた。

彼女は、思い切って夫に理由を尋ねた。

ウォルターは、自然の中を歩くと癒されるから散歩をしているのだと答えた。

 

だが、実際には、家にいない間ウォルターは荒野でヤクを製造していた。

高温になる車両のなかでの作業は、病を持つウォルターの身にはとてもこたえた。

 

ある時、ウォルターはヤクの製造中に体調を崩してしまう。

ジェシーはその際ウォルターの胸が赤くなっていることに気が付いた。

ジェシーは、「それはガンの放射線治療の痕だろう?ヤクをつくるのは家族に金を残すためか?」と訊く。

否定をしないウォルター。

ジェシーは、体調の悪いウォルターのため、製造の手伝いをすることにする。

 

ウォルターとジェシーが先日関わった事件の現場に、とある物が残されていた。

「ウィン高校化学実験室」と書かれたマスクである。

ウィン高校は、ウォルターの勤める学校であった。

事件の証拠品となったそのマスクは、麻薬取締局の捜査官であり、ウォルターの義弟でもあるハンクのもとに渡った。

 

ジェシーは、一晩中ヤクを売りさばき、2600ドルの収入を得た。

ジェシーは満足そうであったが、ウォルターは、全く足りないと感じる。

ウォルターは、ジェシーに、小さく売らずにまとめて買い取ってもらったら良いと提案する。ジェシーからトゥコという卸売業者がいると聞くと、そいつと取引するように主張した。

ジェシーは、トゥコはヤバい奴だから勧めないと反対するが、結局了承する。

 

ウォルターが高校にいると、ハンクが突然訪ねてきた。

ハンクは、荒野で発見された証拠品のマスクを持っていた。

保管庫を見せてほしいと言われ、ウォルターは保管庫へ案内する。

そこに、ジェシーからの電話がかかってくる。ジェシーは、スキニー・ピートという仲介人と一緒に、これからトゥコに会ってくると伝える。

電話を終えたウォルターに、ハンクは、「ここが犯人の調達場所のようだ。もっと用心してほしい。義兄を捜査したくない。」と告げる。

 

ジェシーは、スキニー・ピートとともに、トゥコのアジトに到着した。

いかにもヤバそうな雰囲気に引き返したくなるジェシーであったが、なんとかトゥコのもとへとたどり着く。

ジェシーは、トゥコにヤクを渡した。

トゥコは、ヤクを吸って、効果を確認する。

ジェシーは、1ポンド3万5000ドルで取引したいと告げた。

トゥコは、吹っ掛けるなと言いつつ、取引は成立だと言う。

しかし、代金については後払いだと話す。

ジェシーは、後払いだなんて聞いたことがないと返した。

抗議するジェシーだが、トゥコはまったく聞く耳を持とうとしない。

ジェシーは、ヤクを持って逃げようとする。

だが、仲間に捕まり、トゥコに現金の入った袋で殴打される。

 

ウォルターが学校で息子と歩いていると、パトカーが見えた。

どうやら、逮捕者が出たらしい。

逮捕されたのは、ヒューゴであった。

 

ウォルターは、ジェシーに電話をかける。

しかし、ジェシーは、ない。

 

ウォルター達は、親族で集まってポーカーをしていた。

ウォルターは、仕事はそろそろやめると話す。

マリーは、ウォルターに、顔色が良いと伝えた。

ウォルターJrは、ヒューゴが逮捕された理由をハンクに聞いた。ハンクは、ヒューゴはマリファナを所持していて、保管室の鍵を持っていたと答えた。

ウォルターは、ヒューゴが犯人とは思えないと話した。

 

ウォルターは、ジェシーに再び電話をかける。別人が出る。

ジェシーは、病院のベッドにいた。眠っている。肋骨が何本か折れていた。

ウォルターは、そばにいたスキニー・ピートに、トゥコについて尋ねた。

 

ウォルターは、家で薬を飲んでいた。

彼は、治療のせいで髪が抜けていっているのを感じる。

ウォルターは、髪を剃った。

スキンヘッドになったウォルターの姿に、家族は驚くのであった。

 

ウォルターは、白い結晶を手にトゥコのアジトに向かう。

ハイゼンベルクと名乗り、トゥコに会う。

いくらで取引したいと聞かれ、ウォルターは、「5万ドル。ヤクの代金3万5000ドルとパートナーの慰謝料1万5000ドルだ」と告げる。

トゥコは、「俺は、あのガキからヤクを奪い、焼きを入れてやった。なのに、またヤクを持ってきたのか。バカだなあ!」とせせら笑った。

ウォルターは、白い結晶を手に取り、「これはヤクじゃない」と告げる。そして、息つく間もなく、放り投げた。

瞬間、爆発が起こり、アジトが破壊された。

 

トゥコの仲間たちは、怒声を上げ、結晶の袋を持つウォルターに銃口を向ける。

しかし、トゥコは、そんな仲間たちを制止する。

トゥコは、「いい度胸だ。あのヤクは売れ行きがすごく良かった。来週さらに1ポンド頼む」と言い、現金を渡す。

ウォルターは、「2ポンド」だと返し、トゥコは、同意する。

トゥコは、白い結晶の正体を尋ねる。

ウォルターは、「雷酸水銀」と答え、アジトを去る。

 

騒然とするアジトを背に、ウォルターは車へと向かう。

車の中で現金を手にしたウォルターは、激しく叫び声を上げるのだった。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」第6話の感想

 

【ウォルター、スキンヘッドになる】

今回は、ウォルターがスキンヘッド姿になりますね。

自分で髪を刈ったのですが、タイミングが絶妙な感じがします。

タイミングは、ジェシーを痛めつけたトゥコのアジトへ向かう前です。

スキンヘッドにしたのは、治療で髪が抜けたからというのもあるのでしょうが、ウォルターはアジトへ向かう前だから気合を入れたのかもしれません。あるいは何らかの決意のようなものでしょうか。

 

それにしても、ウォルターのスキンヘッド姿は迫力があります。

髪を剃っただけなのに、こんなに印象が変わるなんて凄いですね。外見が、地味な化学教師から、ドラマの悪役みたいになりました。

 

それに、スキンヘッドがガンの治療のせいでもあることを考えると、なにか胸に迫るものがあります。

 

【殺される予定だったジェシー】

ところで、ジェシーは当初の計画では第1シーズンで殺されるはずだったとのことです。

そして、殺されたジェシーのためにウォルターが復讐を誓うという内容が考えられていたのだそうです。

 

それを知って私は、もしかしてトゥコに殺される予定だったのだろうかと思いました。

仮にそうだったら、かなり辛い内容になっていたでしょう。

もし、この第6話のストーリーのなかでジェシーが殺されていたら、ウォルターは後悔してもしきれなかったと思います。ジェシーが死んだのは、ウォルターにヤクをもっと高く売れとせっつかれ、危険を冒してトゥコに取引を持ち掛けたから、ということになりますから。

そんな悲しくて苦しい話にならなくて、良かったです。

そんなストーリーは、耐えられないです。

 

【ラストシーン】

また、今話のラストシーンも印象に残りました。

ジェシーへの慰謝料とヤクの代金を手に入れて、トゥコのアジトをバックに帰ってくるスキンヘッドのウォルターは、なにか心を打つものがありました。

それに、車の中で現金を手に雄たけびのようなものを上げるウォルターも、インパクトがありました。