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ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン2第6話の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想

「ブレイキング・バッド」は、アメリカの犯罪ドラマです。

余命わずかの化学教師が、違法薬物製造に手を染めて悪に堕ちていく姿を描きます。

エミー賞、ゴールデングローブ賞などを獲得した大人気作です。

 

この記事では、「ブレイキング・バッド」シーズン2第6話「イナイ・イナイ・バァ」の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想をご紹介しています。

 

↓↓「ブレイキング・バッド」シーズン2第5話のあらすじ・ネタバレ・キャスト・感想はコチラ↓↓

ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン2第5話の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想
「ブレイキング・バッド」は、アメリカの犯罪ドラマです。余命わずかの化学教師が、違法薬物製造に手を染めて悪に堕ちていく姿を描きます。エミー賞、ゴールデングローブ賞などを獲得した大人気作です。 この記事では、「ブレイキング・バッド」シ...

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」の概要

「ブレイキング・バッド」は、アメリカの大人気テレビドラマ。

ストーリーは、「末期がんを宣告された真面目な化学教師が、家族に財産を残すために違法薬物を製造し、成り上がっていく」というものです。

ケーブルチャンネルAMCで、2008年から2013年まで放映されました。

 

「ブレイキング・バッド」は、視聴者と批評家の双方からたいへんな好評を得ました。

視聴者数は、第1シーズン第1話が140万人。第5シーズンでは、全話を200万人以上が視聴しました。最終回の第62話では、1028万人もの人々が視聴しています。

「ブレイキング・バット」の受賞歴

「ブレイキング・バッド」は様々な賞を受賞しています。

エミー賞、ゴールデングローブ賞、テレビ批評家協会賞、批評家協会テレビ省、全米監督協会賞、全米脚本家協会賞などを獲得しました。

エミー賞

ゴールデングローブ賞

ドラマ「ブレイキング・バッド」の関連作品、スピンオフ

 

スピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」

「ベター・コール・ソウル」は、「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品。

主人公は、「ブレイキング・バッド」の第2シーズンで初登場する弁護士ソウル・グッドマン。彼が、悪者になってしまった理由が描かれます。

 

初回放送は、2015年。2020年12月現在は、第5シーズン第50話まで放映されています。

エミー賞にもノミネートされました。

映画「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」

「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」では、「ブレイキング・バッド」のエピローグが描かれます。

主人公は、ジェシー・ピンクマンです。

 

アメリカで3日間だけ劇場公開されました。

Netflixで配信中。

Netflix配信「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」

Netflixでは、「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」を配信しています。

主演のアーロン・ポール、監督のヴィンス・ギリガンなどが、舞台裏を語ります。

特別映像もあります。

全13分。

「ブレイキング・バッド(breaking bad)」の意味

この作品のタイトルには、「break bad」という言葉が使われています。

「break」も「bad」も簡単な単語ですが、「break bad」となると、意味がよく分からないという人も少なくないのではないでしょうか。

それもそのはず、「break bad」は、実はアメリカ南部の方言。アメリカ人のなかでも、この言葉は広く知られている訳ではないのだそうです。

 

「break bad」の意味には、「しきたりに歯向かう」「権力に反抗する」「犯罪をおかす」「大騒ぎをする」「脅威を与える」「攻撃的になる」などがあります。

タイトルを考えた製作総指揮のヴィンス・ギリガンは、「break bad」は「raise hell」だと説明しています。

「raise hell」には、「バカ騒ぎをする」という意味があります。

ドラマ「ブレイキング・バッド」のキャスト紹介

ウォルター・ホワイト/演ブライアン・クランストン

主人公。

高校の化学教師。真面目な性格。

 

演:ブライアン・クランストン

アメリカの俳優、声優。

出演作は、「マルコム in the Middle(天才少年 マルコム奮闘記」など。

「ブレイキング・バッド」での演技が高く評価され、エミー賞主演男優賞などを受賞した。

ジェシー・ピンクマン/演アーロン・ポール

ウォルターの元教え子。

ウォルターとドラッグビジネスでパートナーを組んでいる。

 

演:アーロン・ポール

アメリカの俳優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演男優賞を受賞した。

スカイラー・ホワイト/演アンナ・ガン

ウォルターの妻。

女の子を妊娠中。

 

演:アンナ・ガン

アメリカの女優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演女優賞を受賞した。

ウォルター・”フリン”・ホワイト・Jr./演 RJ・ミッテ

ウォルターJr。時々「フリン」とも呼ばれる。

ウォルターとスカイラーの息子。

高校生で、障がいを持っている。

 

演 :RJ・ミッテ

アメリカの俳優。

脳性麻痺を抱えている。

ハンク・シュレイダー/演ディーン・ノリス

麻薬取締局(DEA)のエージェント。

主人公ウォルターの義弟(※主人公ウォルターの妻の妹の夫にあたる)。

 

演:ディーン・ノリス

アメリカの俳優。

「アンダー・ザ・ドーム(スティーヴン・キング原作)」などに出演。

ジェーン・マーゴリス/演クリステン・リッター

ジェシーが借りている家の管理人。

 

演:クリステン・リッター

ドラマ「23号室の小悪魔」(2012~2013年)、netflixオリジナルドラマ「(マーベル)ジェシカ・ジョーンズ」(2015~2019)で主演を務めた。

ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン2第6話のあらすじ、ネタバレ

【街】

虫を眺めているジェシー。

そこにスキニーピートがやってくる。

スキニーピートは、足で虫を潰す。

 

スキニーピートは、一枚の紙をジェシーに渡す。

そこには、スキニーピートを先日ワナにかけた男の住所が書かれていた。

男は通名を「スプージ(精液)」と言うらしい。

 

ジェシーは、ウォルターから言われたこともあり、彼に落とし前をつけるつもりでいた。

 

【スプージ夫妻の家の近く】

車のなか。

ジェシーは、緊張している。

ジェシーは、銃を手にする。

 

【スプージ夫妻の家の前】

スプージ夫妻の家の前で、ジェシーは予行演習をする。

「俺の金を返せ」とひとり何度もつぶやく。

 

そこに、郵便配達人がやって来た。

彼女は、ポストに郵便物を入れる。

彼女は、「いい一日を」とジェシーに言った。

ジェシーは、「あなたもね」と返した。

彼女は笑顔で去っていった。

 

【スプージ夫妻の家】

ジェシーはスプージの家の扉を叩いた。

だが、住人はなかなか出てこない。

 

ジェシーは、窓をたたき割り、家に侵入する。

家のなかは暗く、ひどく散らかっていた。

ジェシーは、家のなかを見回る。

 

少しして、物音がした。

ジェシーは、銃を構える。

しかし、やって来たのは子供であった。

まだ小さな少年である。

彼は、テレビをつけ、ソファに座った。

 

ジェシーは、子供に話しかける。

だが、子供は応答しない。

刃物の番組が映っていた為、ジェシーはチャンネルを変えようとする。

子供は、「お腹がすいた」と言った。

 

【ウォルターの家】

スカイラーが家にいると、電話がかかってくる。

電話の主は、ウォルターの旧友グレッチェンだった。

スカイラーは、ウォルターの治療代を出してくれたことについて、グレッチェンとその夫に感謝していることを伝えた。

グレッチェンは、戸惑う。

彼女たちは、治療代を出してはいなかった。

いつでも会いに来てというスカイラーに、グレッチェンは今日会いましょうと申し出る。

 

【学校】

今日は、ウォルターの復職日である。

ウォルターは授業をしている。

副校長のカルメンが入ってくる。

ウォルターは、炭素とダイアモンドと人工ダイヤの話をする。

ウォルターは、「人工ダイヤは巨額の儲けを生んだが、合成方法を編み出した博士は、10ドルの貯蓄国債しかもらっていない」と話す。

 

【教室】

ウォルターはカルメンと話している。

 

【駐車場】

ウォルターは、車のワイパーに一枚の紙が挟まれているのを見つける。

それは、失踪事件のときに家族が作ったポスターだった。そこには、「素っ裸」と落書きがされていた。

 

【スプージ夫妻の家】

ジェシーは、子供に食べ物をあげていた。

ジェシーは、いないいないばあをする。

 

そこへ、2人の男女の声が聞こえてきた。

どうやら両親が帰ってきたようだ。

ジェシーは、子供を奥の部屋へ連れていった。

「ここを動くなよ」と言いおいて、去る。

 

ジェシーは、銃を構え、声のする方へ近づいていった。

ジェシーは、2人に銃を向け、「静かにしろ」と言った。

 

【車】

ウォルターは、ウォルターJrに、仕返しについて話す。

 

【ウォルターの家】

ウォルターとウォルターJrが帰ると、グレッチェンが来ていた。

 

【スプージ夫妻の家】

ジェシーは、ふたりを銃で脅し、「俺の金と薬物を返せ」と要求する。

ふたりは身に着けていたものをテーブルの上に出す。

しかし、たいした量はない。

 

そこに、子供が現れる。

 

男は、金なら裏庭にあると言う。

ジェシーは、裏庭に男を連れていく。

裏庭には盗んだATMがあった。

 

男は、ATMをオノのようなもので叩き、開けようとする。

なかなか開けられず、男はジェシーに少し変われと言う。

ジェシーはオノでATMを叩き始める。

 

【レストラン】

ウォルターとグレッチェンが話している。

 

グレッチェンは、「私たち夫婦が治療代を出していると家族に説明しているのは、どうして?」と尋ねる。

ウォルターは、「この件は私が解決するから口出しをしないでくれ」と答える。

 

グレッチェンは、「私にもちゃんと説明してちょうだい。私にも関係のある話のはず」と言う。

しかし、ウォルターは、「グレッチェンには関係がない」と返す。

 

ウォルターの冷たい態度に、グレッチェンは、「どうしちゃったの?本当にウォルター?何があったの?あなたらしくないわ」と言う。

ウォルターは、「君は私の何を知っているんだ?“私らしい”とは?お情けにすがる男か?きみたちは小切手をふりかざすが、魔法の杖のようにそれで過去が消えると?私を切り捨てた過去がね。お前たちは、私の努力と研究の成果で財を築いた」と答えた。

グレッチェンは、「あなたが私を捨てた。ニューポートで父たちと会った後、あなたは何も言わずに去ってしまった」と話す。

ウォルターは、「それはきみの口実だ。お前たちは私の研究で帝国を築いた。」と返す。

グレッチェンは、「私とエリオットを捨てて去ったのはあなたよ」と言う。

ウォルターは、「お金持ちのお嬢様のたわごとだ」と答えた。

 

グレッチェンは、目に涙を浮かべ、「言い返す言葉もないわ。もう話しても無駄ね。心から同情するわ。ウォルター」と言う。

ウォルターは、「クソくらえだ」と返す。

グレッチェンは、席を立ち、去っていった。

 

【スプージ夫妻の家】

ジェシーが椅子に座っていると、子供がやって来た。

子供は、いないいないばあを求める。

ジェシーは、いないいないばあを始める。

 

背後から女が忍び寄り、ジェシーの頭を何かで殴った。

ジェシーは気を失う。

 

【スプージ夫妻の家】

ジェシーは、まどろみのなかにいた。

スプージたちの動いている姿が目には映っていた。

 

【ウォルターの家】

スカイラーは、「さっきグレッチェンから電話があって、もう治療費の援助はできないと言ってきた」とウォルターに告げる。

「何があったの?」と尋ねるスカイラーに、「彼らは破産したんだと思う」とウォルターは答えた。

 

【スプージ夫妻の家】

ジェシーは少しずつ目を覚ます。

 

男と女が会話をしている。

男はATMの下から、ATMをこじ開けようとしていた。

女はヘロインをやっているようだ。

女は、「クリスタル(薬物)がほしい」と言う。

男は、「集中してるんだから、静かにしろ、クソ女」と返した。

女は、「その言葉は嫌いだ」と言った。

だが男は、「クソ女」と繰り返した。

女は、「クソ女じゃない」と言って、ATMを倒す。

男は、ATMに潰され、死ぬ。

 

驚いて飛び起きたジェシー。

女は男のポケットから薬物を取り出し、ソファで眠り始めた。

ジェシーは、男のポケットから銃を取り出す。

ジェシーは、指紋を消すためなのか、服の袖を使ってATMをこすった。

すると、ATMから金がたくさん落ちてきた。

ジェシーはびっくりするが、急いで札束を懐に入れる。

ジェシーは、911(緊急通報用電話番号)に電話をかけ、受話器を放った。

 

ジェシーは奥の部屋へ行き、子供に声をかける。

「いないいないばあだ」と言い、目を手で隠させる。

そのまま子供を抱きかかえて家の外まで行く。

玄関前で、「家の中には入るな。これはゲームだ」と子供に言う。

 

サイレンの音が聞こえてきた。

ジェシーは、子供に「いい人生を送れよ」と言いおいて、その場を去った。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン2第6話の感想

 

ウォルターとグレッチェンの会話シーンは心に残りました。

 

このシーンのウォルターは、嫌な奴ですね。

最後には、グレッチェンが「もう話しても無駄ね。あなたに同情するわ」と言ったのに対し、「ファックユー」と返していますしね。

 

しかし、ウォルターの心に目を向ければ、彼の行動も分からなくはないです。

グレッチェンには可哀想なのですが…。

 

ウォルターは、どうやら、「自分の研究の成果で、グレッチェン夫妻の会社は成功し、富を得た。自分は切り捨てられた。」と思っているようです。

なお、グレッチェンは、「捨てたのは、ウォルターの方だ。自分とエリオットは、ウォルターに捨てられた」と主張しています。

 

ウォルターの認識が事実通りなのかは分かりません。

しかし、彼が「グレッチェン夫婦に捨てられた。彼らは自分の研究で成功と富を得た。」と思っているのだとしたら、グレッチェンにひどい態度をとったとしても、仕方ないのかもしれません。

 

ですが、彼が事実を自分に都合の良いように捻じ曲げて解釈している可能性はありますね。そうだとしたら、やっぱりひどい奴なのかもしれません。

 

しかし、人間なんて、多かれ少なかれそんなものかなと思います。ウォルターだけではないでしょう。むしろウォルターは標準的かもしれないとも思います。

もちろん、なかには、事実を捻じ曲げたりはしないという立派な方もいるとは思いますが…。

 

ウォルターは、自分の人生が成功していないと感じているうえに、余命いくばくもありません。色んな物事を自己中心的に解釈しやすい土壌が整っているように思います。だから、ある程度は仕方ないかなあと感じます。

 

ただ、ウォルターはドラマの主人公なので、視聴者の共感を得る必要があるんですよね…。あんまり嫌な奴だと、視聴者が見てくれなくなります。

 

ウォルターが「いい人」でないのは、このキャラクターの魅力であり、このドラマの魅力だと思っています。ただ、ドラマの主人公である以上、視聴者に共感されるキャラクターでもなくてはならないんですよね…。

そのあたりが難しいな、と思います。

アート色が強い作品であれば、「性悪」の人間も描きやすいのでしょうが、「ブレイキング・バッド」は基本的にはアート作品ではないはずですし…。

 

今回は、スプージ夫婦に奪われた薬物をジェシーが取り戻しに行くストーリーも描かれています。

面白かったです。

「ブレイキング・バッド」の製作者は、娯楽を描くのも上手だと感じます。