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Netflixドラマ『グッドガールズ: 崖っぷちの女たちS3第3話』あらすじ・キャスト・感想

あの大ヒットドラマ【ブレイキング・バッド】の主婦版!との呼び声も高い「主婦ギャング」の3人が巻き起こす痛快犯罪コメディのシーズン3がNetflixに登場。

ミシガン州の郊外に住むベス・アニー姉妹、そして親友ルビー3人の女性はこれまで様々な「崖っぷち」からこぼれ落ち、ついに自らの力で本気の「主婦ギャング」を目指し立ち上がる。葬ったはずのギャングボスや監視を続ける警察の目をかいくぐって、果たして3人組は「人生を勝ち逃げする」ことが出来るのでしょうか。

【第3話】あらすじ・キャスト・感想を紹介します。

「グッドガールズ:崖っぷちの女たちS3」前回までは…

Netflix シーズン3全11話(現在シーズン3まで終了/次回シーズン4決定)

Rotten Tomatoes:批評家支持率100% 平均点8.55/10点満点

放送期間:2020年5月31日 Netflixにて配信スタート(アメリカではNBCにて2020年2月16日放送開始)

原案・制作:ジェナ・バンズ(脚本家) 

主な作品「グレイズ・アナトミー」(プロデューサー兼ライター)

「スキャンダル」(レギュラーライター兼共同プロデューサー)

【第3話】「春巻きの秘密」 US視聴者数 1.80百万人

↓↓『グッドガールズ: 崖っぷちの女たちS3第2話』あらすじ・キャスト紹介・感想はコチラ↓↓

Netflixドラマ『グッドガールズ: 崖っぷちの女たちS3第2話』あらすじ・キャスト・感想
あの大ヒットドラマ【ブレイキング・バッド】の主婦版!との呼び声も高い「主婦ギャング」の3人が巻き起こす痛快犯罪コメディのシーズン3がNetflixに登場。ミシガン州の郊外に住むベス・アニー姉妹、そして親友ルビー3人の女性はこれまで様々な...

「グッドガールズ:崖っぷちの女たちS3第3話」キャスト紹介

【ベス・ボーランド役】演-クリスティーナ・ヘンドリックス

Christina Hendricks(1975年5月3日生まれ)アメリカ・テネシー州ノックスビル出身

主な出演作品:ドラマ「マッドメン」ジョーン・ホールウェイ役

Instagram:@actuallychristinahendricks

【アニー・マークス役】演-メイ・ホイットマン

Mae Whitman(1988年6月9日生まれ)アメリカ・カリフォルニア州ロスアンゼルス出身

主な出演作品「アレステッド・ディベロプメント」

声優代表作「ティンカー・ベル」「アメリカン・ドラゴン」

Instagram:@mistergarf

【ルビー・ヒル役】演-レタ

Retta(1970年4月12日生まれ)アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク出身

主な出演作品「公園とレクリエーション」

Instagram:@unforettable

【クリストファー(通称リオ)役】演-マニー・モンタナ

Manny Montana(1983年9月26日生まれ)アメリカ・カリフォルニア州ロング・ビーチ出身

主な出演作品「西海岸捜査ファイル グレイスランド」

Instagram:@lbmannymontana

【ディーン・ボーランド役】演-マシュー・リラード

Matthew Lillard(1970年1月24日生まれ)アメリカ・ミシガン州ランシング出身

主な出演作品「スクリー厶」「デッドマンズ・カーブ」

Instagram:@matthewlillard

Twitter:@Matthew Lillard

【スタン・ヒル役】演-レノ・ウィルソン

Reno Wilson(1969年1月20日生まれ)アメリカ・ニューヨーク州ニューヨークブルックリン区出身

主な出演作品「マイク&モリー」「トランスフォーマーシリーズ(声のみ)」

Instagram:@renowilson1

Twitter:@RenoWilson

【ベン・マークス(元セイディ)役】演-アイザイア・スタナード

※アニーの娘→性転換プロセス実行中「母親アニーの精神的支柱」よくデキた子供

【サラ・ヒル役】演-リディア・ジュウェット

※ルビー&スタンの長女「腎臓移植手術」を受け術後投薬治療継続中 両親に不信感を抱き、徐々に「反抗期」突入

【ルーシー役】演-シャーリン・イー

※ベスの同僚。卓越したデザインスキルを持ち、ニセ札づくりに巻き込まれる

【レア役】演-ジャッキー・クルーズ

※リオの息子マーカスの母親。ベスの新たな友人だが、リオとベスのいきさつは知らない

【グレッグ役】演 – ザック・ギルフォード

※アニーの元夫。今でもアニーを想っていて、アニーの本質を理解している

【ナンシー役】演 – サリー・プレスマン

※グレッグの新妻。グレッグが元妻アニーと浮気し「ひとり出産」を強行するが、アニーの介助もあって無事に息子「ダコタ」を産んだ。美容サロンのオーナー

【レスリー・”ブーマー”・ピーターソン役】演 – デヴィッド・ホーンズビー

※食料品スーパーFine&Frugalの(元)店長。レジ係として働くアニーとは「犬猿の仲」で目の敵にして反目するが、彼自身も姑息でしたたか…前章では「顔面整形」して別人生を取り戻したいと話した

【メアリー・パット役】演 – アリソン・トルマン

※夫ジェフの「障害給付金」継続を目的に急死した「夫の遺体」を隠蔽後、ベスたちに処分させようとした「サイコパス」な女性。息子4人の母子家庭で生活は苦しい

【ジミー・ターナーFBI捜査官役】演 -ジェームズ・レジャー

※シーズン2では「ベス逮捕」までこぎ着けたものの、死んだはずの「ブーマー」生存により状況一転。しくじり捜査官となってしまう…その後瀕死のリオと「取引」して利用しようとするも、ギャングの報復により前回「銃撃」され死亡。

【ノア役】演 – サム・ハンティントン

※ブーマー失踪中に食料品スーパーFine&Frugalの(新)店長として潜入したFBI捜査官。実はアニーに近づき「情報」入手が目的だったが、本気でアニーを好きになってしまう。結局ノアも「しくじり捜査官」入りして「別地域へ左遷」される

twitter:@NBCGoodGirls

「グッドガールズ:崖っぷちの女たちS3第3話」あらすじ(ネタバレ)

おっと、逃げようとか思うなよ「罰」がちょっと先送りになるだけ。そしたらアンタ待ってる間「地獄」でしかないぜ…。

まぁ聞け。アンタは「俺の女」だから軽く済ませてヤるさ「俺の手」でな…by Rio

バーのカウンターにて。あっ気にとられるベスにリオが矢継ぎ早に問いかける「調子はどう?元気してた?子供たちは?」怯える表情のベスは言葉も出ない。リオが続けざまに…「息子が言ってたよ(ベスの娘)ジェーンはチームで有望なフォワードだってな」と言う。そして…

リオは「見せたい物がある」とひと呼吸して「肺・脾臓・肩」と(体内から取出した)銃弾を1つずつ置いてみせ「見事な狙いに」と1人グラスの酒をあおった。

さらにリオは「素敵な家族に、地域のコミュニティー、子供の学校でも有名人だな」皮肉たっぷり込めて言うと…ベスは席を立とうとするが、腕を掴まれ逃れられなかった。

そして【冒頭のセリフ】

リオは「さっさと片付けよう」と立ち上がるが、ベスは「妊娠したの」と衝撃的なカウンター👊を喰らわすのだったぁ!(天才的切り返し)

ベス&ディーンの2人は「高校時代」のように何度も交わり合うのだ!戸惑いながらも嬉しいディーンとは対照的に、なんだかベスは「リオの悪夢」を取払う儀式みたいで心ここにあらずって感じだね。それも無理もないけど…

ルビー&スタン夫婦が仕事の話しをしている。ルビーが「例の件で出かけなきゃ…」と切り出した途端、スタンはすかさず「Egg Roll/春巻」と言い出す。どうやら彼は「悪い行い」を詳しく聴かないための防御策として今後「Egg Roll/春巻」なる言葉で耳を塞ぐつもりらしい。

一方でアニーはDr.ジョシュ・コーエンと面談している。彼は思い切って「アニーがベスを(場を仕切るような)強い態度にさせているとしたら?」とアニーに切り込む。当然アニーは「ベス姉さんが仕切るのは私のせいってこと?」と質問返しで受け容れはしない。彼は「ベスの立場で考えてみて」と促して、その日の面談を打ち切った。

© Netflix good girls S3

ベスはあらゆる「妊娠検査キット」を必死に試しているわ!なんとか「既成事実」を作らなきゃ命に関わるもんね!方やディーンはまるで高校生のように走り跳び周りスタミナ強化しているわ。なんだか「健気」ね…。でも、その気持ちが女性上司ゲイルの「ハート💖」を惹き寄せるようね。ジェットバスを機能性ではなく「ムード」で売ろうとするディーンを彼女がディナーに誘うの。完全に「誘惑」しているわ…。

© Netflix good girls S3

一方で「保護観察中」の前科者ガスが単なる「ホットソース」絡みで騒動を起こし、その様子が動画に流れ逮捕勾留されてしまった。資金洗浄担当ガスはベスたちの「ニセ札」を保管しており、なんとしても保管場所を聴き出し釈放してあげねばならなかった…。

© Netflix good girls S3

ベスら3人は「弁護士」を装い、留置所を訪れる。ベスたちの「ニセ札」はガスのバン車両内にあると言い、しかも彼のバンは警察に押収されていた。車両を取り戻す手段となれば…頼りはやはり「ルビーの夫(元警官)スタン」の出番となる。

その晩ルビーはスタンにお酒を勧めながらそれとなく話題を振るが空振り。仕方なくルビーは直球で「保管所のバンが必要なの」とメモを手渡す。スタンの「バンに何が入ってるんだ?」という問かけには「春巻」で押し通すルビーであった…。

身も心も「絶賛若返り中」なディーンさん、今夜はせっせと「白髪染め」するとゴミ箱に捨ててある「妊娠検査キット」を発見!帰宅したベスに「妊娠したいのか?せめて話し合いくらい必要だろ」と投げかけるよ…

ディーンからすれば子供4人に恵まれ、ベスがこれ以上「子ども」を欲しがる理由が分からない。ましてや養う余裕も今はないのだ。それでも最近の「異常なまでの性的衝動」の一因は分かったような気がした。

ディーンはベスに「俺はただの精子バンクか?」と問う。続けて「何より最低なのは…昔の俺たちに戻ったような気がしてたこと」と気落ちした様子。彼は「もう子どもは要らない」と締めくくった…。

子供たちがサッカー⚽練習中にベスがレアに近寄るわ。謝罪の言葉を無視しようとするレアに「助けてほしい、妊娠はウソなの。バレたら殺される」と打ち明けるベス。一瞬だけベスを見つめ驚くレアだけど、ベスから(返済の)お金を受取るとさっさと立ち去るの…

職場で踊り子から家族の愚痴を聴いて、ふと思い出したように前職(警官)同僚マイクに電話をかけるスタン。意を決してルビーからの依頼を実行に移すのだった。

大枚をはたいて「ガス」を釈放し、保管所からバン車両も取り戻した主婦ギャング3人。再び4人の役者が揃ってルビー&アニーもようやく「事業再開」と思いきや…ベスは「暫く休止。今は時期が悪い」と言うばかり。またもや「仕切られた」感を持ったアニーはここぞとばかりにベスへ悪態をつき、暴言を吐く。

© Netflix good girls S3

たまらずベスは「ワタシは終わり。リオが生きてるの」と告白したのだった。それからしばし動揺して「奈落の底」に落ち込み、うなだれるばかりの3人がいた…。

この一件でアニーは「ベス姉さんがいつもアニーを守ろうしてくれた」ことを思い知るんだ。改めてDr.ジョシュ・コーエンと面談して「誰がお姉ちゃんを守るの?」と気づく、ブレイクスルーってやつさ!ようやくベスのことを理解したアニーにジョシュは「これで全てが変わる」とアドバイスするよ。

ディーンは決断して実行に移した。女性上司「ゲイル」からのディナーお誘いを「結婚生活にとり健康的だから、今は自宅で夕飯を食べるようにしている」という理由で断わる。

コレは仕事上では「致命的」その場でゲイルは手のひらを返すかのようにディーンの担当顧客を外し、別部門への異動を命ずるのだった…。

一方で買い物から自宅に戻ったベスをリオが待ち伏せていた。そのまま半ば拉致され、リオの知人「産婦人科医」がいる病院へ連れてこられる。女医は心得たかのように簡単な質問をして「血液検査」を促すが、リオはダメ元で先に「エコー検査」を依頼する。終始不安そうに顔も強張るベスだが、女医は努めて落ち着きながら「オメデタよ」と断定してやり過ごした。

納得のいかないリオは「DNA検査」を要求して立ち去る。安堵して感謝するベスに女医は「お友達(レア)のおかげよ」と言い残した。

ルビー&スタン夫妻は息子が学校で「汚い言葉を言い回る」ため、学校側の指導で自宅に「罰金箱」を作ることになったわ。でも最初に罰金を払ったのはルビー「バン車両持出し=春巻(悪行)」がその理由ね。

またアニーはガリ勉「ベン」を強引に誘い込み、ジャンクなシリアル(脳食)を一緒に食べるの。いかにもアニー流の息子に対する「守り方」のようね…

ベス&娘ジェーン/レア&息子マーカスは同じ公園で、少し離れて遊んでいた。ベスは思い切ってレアに近寄り、助けてくれた理由を聞く。レアは「母親だからよ。でもリオはバカじゃない」と言って足早に立ち去るのだった。

ベスが帰宅すると、ディーンが窓の向こうを眺めながら立ち尽くして「追い出そうとしたけど…」とつぶやく。そして「キミを見張るようボスに言われて来たと。ボスって誰なんだ?」と問いかける。

ひと呼吸おいてベスは「アナタに話すことがある」と告げ、お互いに顔を見合わせるのだった…(第3話完)

「グッドガールズ:崖っぷちの女たちS3第3話」感想

今回「ベスとリオのつながり」&「ベスとレアの人間関係」がポイントになっていますね。

そして…「ベス」という存在が周囲の人間におよぼす「影響度」が益々大きくなっていることを思い知ることになります。

それにしても「リオ」ったら、ゾンビかよ!ってくらい「しぶとい」ヤツですなぁ。しかもいっつも「絶妙な」タイミングでベスの前に現れるんだよね。巧妙にして絶妙な間合いで人を操る「人たらし」暴力そのものよりも、こんなふうに人が油断しているスキに入り込む「間」を心得ているところが一番「恐怖」を感じてしまうのだ。

それでもベスは相変わらず「天才的な」切り返しをします。たとえリオであっても、あの緊迫した場面でベスから「妊娠したの」と聞かされたら多少なりとも動揺してしまうでしょう。命運尽きそうな局面で、これ以上ない「キーワード口撃」を繰り出し「命拾い&時間稼ぎ」をしてしまうベスって「さすが!」と唸るしかありませんね…。

ただその分だけ「つじつま合わせ」には苦難を伴いますよね。最大の報われない?「功労者」はディーンさん…「よく頑張りましたで賞🏆」を差し上げたいくらいのMVP的大活躍でしたね。個人的にも「あるある!男ってつくづく単純だよねぇ」なんて他人ごとには思えない…言動。

でもね「男がいつまでも魅力的」でいられるとしたら、こんな「シチュエーション」ってすこぶる大事なんだなぁって思うんです。結果的に傷ついたり、失うことも多いかもしれない…それでも「平坦な日常」を流されるよりも「価値ある人生」になるというもんでしょう。

やっぱりベス&ディーンは「同志」なんだなぁって感じるのだ。

方や懸念した「ベス&レアの関係」は当然変化しましたね。もはや「友情」そのものではつながれない「崖っぷち」な危うい関係です。それでもベスの率直な「言葉と窮状」に耳を傾けて、土壇場で言葉じゃなく行動で「助け舟を出し」たレアもなかなかの「人物」だと感心しました。このまま「疎遠」になってしまうとしたら…少々「物足りなさ」を感じますが、さて今後はいかに?

一方でアニーさん、偶然とはいえようやく「心の拠り所」を見つけましたね。ジョシュ先生との出会いは何よりも「価値」がある!アニーは今も昔も変わらず「こども目線」なのでしょう。良し悪しじゃなく、それがアニーという存在なのだ。子ども専門セラピストの「ジョシュ先生」はさすが見抜いていますよね。きちんと彼女自身に「気づかせ」て、ベス姉さんを理解出来たならば「全てが変わる」ってクダリ…グッと胸に響きましたよ。素敵な出会いだ。

そしてルビー&スタン夫婦、なんだかんだあっても「良いコンビ」だよね。今回のタイトル「Egg Roll/春巻」がこの2人の「合言葉/隠語」から来ているとは…いやぁまさにコメディだ。唐突だけど、そこが面白い言葉選びだよねぇ。

さて最後はリオの「監視下」に置かれたと思われるベス姉さん。キッチリと「方を付ける」リオだけに、この先ベスも油断なりませんね。ウソがバレたら…想像しただけで次回が気になって仕方がありません。

最後に(まとめ)

シーズン3第3話はいかがでしたでしょうか。

ベスがリオへ言い放った「妊娠したの」との言動はこの先いかに?

周囲をも巻き込んだ騒動は「嘘も方便」はたまた「嘘から出たまこと」なんてことも起こり得るのでしょうか?今後の展開を期待しています。

それではまた次回第4話でお会いしましょう。