この記事では、米人気コメディドラマ「フレンズ」第9話・感謝祭の大騒動のあらすじ、ネタバレ、キャスト、感想、評価を紹介しています。
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米ドラマ「フレンズ」【第9話・感謝祭の大騒動】のあらすじ(ネタバレ)
感謝祭の日。
いつものメンバー6人が、モニカの部屋に集まりました。
感謝祭はみんな家族と過ごすことが多いのですが、今回はそれぞれ事情があって家族と過ごせなかったのです。
モニカは、初めての感謝祭料理に腕を振るっていました。
メニューは、七面鳥の丸焼きとポテト料理です。
そこにチャンドラーが来て、アニメキャラの巨大な風船が空を飛んでいることを伝えました。
みんなは、屋上へ風船を見に行きました。
しばし楽しんだモニカたち。
しかし、帰ってくると…。
モニカの部屋の扉が開きません。
鍵を部屋のなかに置いたまま、扉を閉めてしまったのです。
部屋のなかでは、オーブンやガスの火が点いたままです。
驚いて困ってしまったモニカたち。
ですが、ジョーイが自分の部屋にスペアキーのあることを思い出し、なんとか扉を開けることに成功します。
部屋に入ってみると、煙がもうもうと立ち込め、料理は真っ黒こげになっていました。
初めての感謝祭料理が台なしになってショックを受けたモニカは、鍵のことでレイチェルを責め始めます。
それをきっかけに、みんなはケンカを始めてしまいました。
しばらく後。
6人はケンカに疲れて、ぐったりしています。
フィービーはふいに、向かいにある「裸のブ男」の部屋をのぞき始めます。裸のブ男は、「裸のブ女」とディナーをとっていました。
そのことを伝えると、5人は窓辺に集まります。
「仲間がいるって良いわね」とフィービーが言い、6人は微笑み合いました。
6人は、感謝祭の料理を食パンで代用して、食事を始めました。
チャンドラーは言います。
「みんなが期待した感謝祭とは違うだろうけど、俺にとっては最高の感謝祭だった。なぜなら、離婚話がなかったから。」
チャンドラーには、子供のころ感謝祭の日に離婚の話を告げられたという悲しい思い出があるのです。
そして、続けて、「今日はみんなが家族のもとに帰らずに良かった。一緒に居られたからね。きみらの感謝祭がぶっつぶれて、うれしい」と話します。
その話を聞いて、5人は笑顔になります。
ロスは、「この際、クリスマスもぶっつぶそうか?」と言い、レイチェルは「新年会もぶっつぶそう!」と応えました。
6人はそうして、楽しく乾杯をしたのでした。
米ドラマ「フレンズ」【第9話】のキャスト紹介
レイチェル(演ジェニファー・アニストン)
本作のヒロイン的存在。
裕福な家のお嬢様。ルックスが良く、学生時代からモテモテ。
☆演…ジェニファー・アニストン
ジェニファー・アニストンは、この作品でブレイクしました。
レイチェル役にて、2002年にはエミー賞(主演女優賞。コメディ部門)、2003年にはゴールデングローブ賞(女優賞。テレビシリーズ、ミュージカルコメディ部門)を獲得しています。
プライベートでは、この作品の放映中にブラッド・ピットと交際し、結婚しました(※2005年に離婚)。
モニカ(演コートニー・コックス)
レイチェルの親友。
世間知らずのレイチェルとは違ってしっかり者。シェフ。
☆演…コートニー・コックス
「ファミリータイズ」「スクリーム」「クーガータウン」などに出ている美人女優。
フィービー(演リサ・クドロー)
モニカの親友。ちょっと変わったヒッピー風の女性。
ホームレスになったことがあるなど、波乱万丈な過去を持っています。
☆演…リサ・クドロー
アメリカの女優。
1998年にフィービー役でエミー賞助演女優賞(コメディ・シリーズ部門)を受賞しています。
本作以外にも、「ロミーとミッシェルの場合」など多数の作品に出演しています。
ロス(演デヴィッド・シュワイマー)
恐竜学者。垢抜けないが、優しい青年。モニカは妹。
妻がレズビアンに目覚めたため離婚することに。
レイチェルに恋をしています。
☆演…デヴィッド・シュワイマー
デヴィッドは、登場人物ロスと同じくユダヤ系の俳優。
「フレンズ」では演出も行っていました。
監督業やプロデューサー業にも進出しています。
チャンドラー(演マシュー・ペリー)
モニカの部屋の向かいにジョーイと住んでいます。
格好悪いわけではないのに、なぜかモテません。いつもジョークを飛ばしています。
☆演…マシュー・ペリー
アメリカの俳優。この作品で有名になりました。
近頃では、「セブンティーン・アゲイン」にも出演しています。
ジョーイ(マット・ルブランク)
俳優の卵。チャンドラーのイケメンルームメイト。
女好きのおバカキャラですが、温かい心の持ち主です。
☆演…マット・ルブランク
マットは、「フレンズ」のスピンオフ作品である「ジョーイ」にも主役として出演しています。
近頃では、「マット・ルブランの元気か〜い?ハリウッド!」に主演し、ゴールデングローブ賞テレビシリーズ主演男優賞を獲得(ミュージカル・コメディ部門)しました。
米ドラマ「フレンズ」【第9話】の見どころ、感想、評価
今回は、感謝祭の話でした。
感謝祭は、アメリカの祝祭日。
親族や友人が集まり、七面鳥などの食事を楽しむ日です。
「フレンズ」では、この感謝祭が10シーズンすべてで描かれています。
フットボールをしたり(シーズン3)、過去のひどい感謝祭を振り返ったり(シーズン5)、ジェニファー(レイチェル役)と当時結婚していたブラッド・ピットが出演したり(シーズン8)と、どれも楽しいものになっています。
今回の話では、フィービーの「仲間がいるって良いわね」というセリフが心に残りました。
みんなでケンカをした後に言っているというのがまた良いです。
ケンカをした後だからこそ、この言葉もひときわキラキラして見えたように思えます。
親しい人同士で集まる感謝祭にふさわしいセリフでした。
また、「あらすじ」には書かなかったのですが、第9話にはロスがお腹の子供に話しかけるシーンが入っています。
妊娠した元妻と離れて暮らすロスが、子供と触れ合おうとする姿が見られて、あたたかい気持ちになりました。