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海外ドラマ『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー第4話』あらすじ・キャスト・感想

イギリスの田舎町ブライの古いお屋敷にまつわるアメリカ人の世話係と両親を亡くした子供たちを中心とした物語。超自然的ホラーにラブロマンスを組み合わせた作品となっています。

失意のなか単身イギリスへ渡り、古いお屋敷での新しい生活を始めた世話係のダニが次第に戦慄の恐怖へと巻き込まれていきます。

【第4話】あらすじ・キャスト・感想を紹介します。

↓↓海外ドラマ『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー 第3話』あらすじ・キャスト紹介・感想はコチラ↓↓

海外ドラマ『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー第3話』あらすじ・キャスト・感想
イギリスの田舎町ブライの古いお屋敷にまつわるアメリカ人の世話係と両親を亡くした子供たちを中心とした物語。超自然的ホラーにロマンスを組み合わせた作品となっています。失意のなか単身イギリスへ渡り、古いお屋敷での新しい生活を始めた世話係...

「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」前回までは…

Netflix全9話

放送期間:2020.10.09 Netflixにて配信スタート

原案・制作:マイク・フラナガン 

ホラー映画「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」(前作)

「オキャラス/怨霊鏡」「ドクター・スリープ」など

原作:ヘンリー・ジェイムズ「ねじの回転」

【第4話】「過去のいきさつ」

第3話では前任の世話係レベッカと執事ピーターを中心に、新任世話係ダニの時間軸と交差しながらドラマが展開されました。

ラストは料理人オーウェンの母親が亡くなったとの知らせが入る。オーウェンと庭師ジェイミーの見送りをして屋敷内へ戻ろうとしたダニの前にまた「光るメガネの男」が現れたのでした。

第4話ではどうやらダニの「過去のいきさつ」が明らかになりそうな気配がしますが…。

「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー第4話」キャスト紹介

【世話係:ダニエル「ダニ」クレイトン役】ヴィクトリア・ぺドレッティ

【婚約者:エドマンド「エディ」オマラ役】ロビー・アタル

【兄マイルズ・ウィングレーブ役】ベンジャミン・エヴァン・エインズワース

【妹フローラ・ウィングレイブ役】アメリエ・ビー・スミス

【庭師:ジェイミー役】アメリア・イブ

【家政婦:ハンナ・グロース役】タニア・ミラー

【料理人:オーウェン・シャルマ役】ラウール・コーリ

【ヘンリーの執事:ピーター・クイント役】オリヴァー・ジャクソン・コーエン

【前任の世話係:レベッカ・ジェセル役】タヒラ・シャリフ

【叔父ヘンリー・ウィングレイブ卿役】ヘンリー・トーマス

【ストーリーテラー】カーラ・グギノ

「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー第4話」あらすじ(ネタバレ)

《ダニエルとエドマンド》

幼なじみのダニエル(ダニ)とエドマンド(エディ)。婚約パーティーの席上で2人の馴初めを披露するエドマンドの表情はとても嬉しそうだ。一方でダニエルはどこか戸惑いを隠せず、落ち着かない様子。

《ダニとジェイミー》

オーウェンの母親の葬儀へ参列しようと支度するダニ。ジェイミーが呼びに来る。気のりしない様子のダニを見てジェイミーは、葬儀欠席・仕事も休むよう勧める。ホッとしたダニは喪服衣装を脱ぎながら視線を移すと、また鏡に映る「光るメガネの男」を見てしまう。➠フラッシュバック

《フローラとダニ》

お墓の墓碑銘をせっせと複写するフローラ。礼拝堂にはロウソクに火を灯すハンナの姿が。

ロウソクに火を灯すのは死者追悼のためではない。彼らを忘れることへの罪滅ぼしなのだ。近頃は彼らを忘れ去って幸せに過ごしていたからだ。

礼拝堂の床石の墓碑銘も複写するフローラ。ダニ・クレイトン先生のためにと青色クレヨンで写した紙には「ヴィオラ」の文字が浮かぶ。

《キッチンで食事の支度をするダニたち》

オーウェンの好物を準備するハンナとダニ、そしてマイルズとフローラ。そこへジェイミーが葬儀から戻る。葬儀の様子を聞きながら、ダニが流し台に立つと背後から「光るメガネの男」が腰に手を回してくる。いたたまれないダニは慌ててキッチンを離れると、窓際にピーターらしき人影を見つける。玄関へ走り鉄の棒を握り締め思い切りドアを開ける。入口に立っていたのはオーウェンだった。気づいたら葬儀を抜け出しお屋敷へ向かっていたのだという。➠フラッシュバック

《ダニの衣装合わせ》

義母から譲り受けたドレスを試着するダニ。親戚の叔母様たちの他愛もない会話を聴き流しつつ衣装を合わせる。衣装係の女性が気のある手つきでダニを綺麗だと褒める。➠フラッシュバック

《オーウェンを囲む夕飯の食卓》

ハンナの作ったレシピをオーウェンが褒めながら亡き母を偲ぶ。フローラは、母親の看病が理由でフランスから戻ったオーウェンがまた遠くへ行きやしないかと心配して尋ねる。そしてふいに「オーウェン、あなたは死んだりしないわ」と言い出す。驚くオーウェンが言葉の真意を聞くと、フローラは「ママとパパが死んだ時、私も死んじゃうと思ったの。実は私はもう死んでいて、皆が気づいてないだけかもと。姿も声も普通だから。でも実際は生きてた。ただ物凄く悲しかっただけ。」「だけど秘密が分かってから悲しむことも無くなったわ」「秘密ってね。人は死んでも消えたりしない、だから悲しまなくていいんだってことなの」と悟ったように言った。

その場の空気を変えたかったのか、マイルズが突然「クレイトン先生(ダニ)、僕もワインを飲んでいいでしょ。僕にもちゃんとした赤ワインを飲ませろよ」と悪態をつく。ダニはすぐさまマイルズとフローラに寝室へ行くよう強く命じる。

《フローラとダニ》

寝室にあるドールハウスの扉が自ずと開く。怖いもの見たさでダニはドールハウスの中を覗き込み男性人形の一つを手に取ると、フローラから「ドールハウスの中は勝手にいじらないで。私だけの特別な決まりがあるの」と注意されてしまう。ダニが手にした人形はピーターだった。ダニはフローラとマイルズがピーターをお屋敷に招き入れているのではないかと疑った。だがフローラは否定しながら、ダニの背後をじっと見つめる。

《マイルズとダニ》

マイルズの大人びた素振りが自分と似た境遇から生じていると感じたダニは、お互いを「似た者同士」だと言う。親なしで育つ子供の成長は一段と早く、特別な存在で「一緒にいる大人を選べる」のだ。ダニは「今のマイルズは最高の大人たちに囲まれている。望めば家族になれるの」と伝える。

《焚き火を囲んで》

ダニは炎を見つめ回想する。➠フラッシュバック

結婚式準備に追われる最中、レストランで束の間のダニと婚約者エディ2人だけの夕食。気遣うエディだが、ダニは浮かない表情をしている。ふいにダニが切り出す「結婚出来ない」と。車内に戻る2人、口ごもりハッキリしないダニに痺れを切らしたエディは投げやりに車外に出る。エディの眼鏡に光が射し込むと同時に別の車両が迫り、エディは轢かれてしまった。辺りに溢れ出る血、エディの左手指が微かに動き止まった。➠フラッシュバック

赤ワインボトルが倒れて溢れ出ている。焚き火を囲んでジェイミーが語りだす「大昔時期が来ると大きな焚き火をしたんだ。死んだ人の話をして魔除けに供え物を火に焚べた。古い骨とかさ。骨の炎(bonfire)って言葉が焚き火の由来。骨を積み上げて暗い闇を焼き払った。夜が長くて闇が濃くなっていくこの時期に、闇と向き合うため互いにしがみつくのさ。一人じゃ抱えきれないからね」と。そして「みんなで古い骨を捨てようよ」と投げかける。

言い出したジェイミーが立ち上がろうとすると、ハンナが先に切り出す。「レベッカ・ジェセルを」次いでジェイミーは「ドミニクとシャーロット、ウィングレイブ卿夫妻を」と。ジェイミーがダニへ矛先を向けるが、ダニは遠慮した。そして喪中のオーウェンが胸のうちを明かす「僕は母さん、マーガレット・シャルマを」と…。➠フラッシュバック

エディの事故後、病院の待合室。医師から死亡宣告を受けたダニはトイレに駆け込む。堪えきれずに嗚咽をもらすダニ。目前の鏡に事故に遭った瞬間の「光るメガネの男=エディ」が映る。葬儀でもエディの霊が鏡に映る。ダニにまとわりつくように…。ダニは独りジッと耐えるしかなかった。➠フラッシュバック

《ダニとジェイミー》

ハンナと話し込むオーウェン。2人を焚き火のそばに残して、ダニとジェイミーは植物室へと移る。疲れ切ったダニは、傍で安心して寄り添えるジェイミーを求めたのだ。ダニは初めて元婚約者エディとのいきさつをジェイミーに告白する。亡くなった後も時々エディの姿が見えるとも…。今は見えないと聞いたジェイミーは辺りに向けて「おい死んだ彼氏。いい加減に諦めなよ」と叫ぶ。そして「あんた、よく正気で生きてられるわよね」と慰めるジェイミーに、胸のつかえが取れたダニは無我夢中でキスをする。すぐさまジェイミーの背後にエディの霊が現れる。思わずジェイミーを突き放すダニ。その晩は2人ともそのまま離れるのだった。➠フラッシュバック

《エディの母親ジュディ》

突然エディの死に直面して塞ぎ込んでいると心配したジュディがダニの家を訪ねる。ダニの好物とエディの形見「ひび割れメガネ」を持参して。今でも家族の一員と思って心配してくれるジュディの申し出を断り切れず、メガネを受け取るダニだった。家の向かい側にタクシーが止まるのが見えた。ダニは既にアメリカから旅立つ準備を終えていたのだ。➠フラッシュバック

《寝つけないダニ》

ベッドの中で「エディのメガネ」を見つめるダニ。メガネを取って部屋を出た。一方フローラはドールハウスの様子を見つめている。クレイトン先生(ダニ)が部屋にいない、そして(湖の)女性人形が階段の上にいることに気づく。慌ててマイルズを呼ぶ。ダニを見つけたマイルズとフローラは「屋敷内を彷徨う女性の亡霊」をダニに見せまいとして必死に気を別の方へ逸らすのだった。

2人をベッドに寝かしつけると、ダニはワイン片手に階下へ降りる。階段に泥だらけの足跡を見つけ、また2人が悪戯したのかと溜め息をつく。

《焚き火に一人戻るダニ》

意を決して「エディのメガネ」を火に投げ込むダニだった。そこへエディの霊が対峙する。ダニは覚悟を決めたように「私たち2人きりよ」と言って、ワインボトルを口に含むのだった。(第4話完)

「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー第4話」感想

ダニにまとわりつく「光るメガネの男」は元婚約者エディの霊でした。結婚式直前にケンカ別れの直後、ダニの目前で婚約者エディが車に轢かれるという悲劇。重いトラウマを抱え、死後もエディの霊に取り憑かれて後遺症に苦しむダニ。それでもなお教師らしくマイルズとフローラのことを理解しながら、しっかり躾けようとするダニの気丈な姿は尊敬に値しますね。そんなダニも両親ともいないに等しい環境で生きてきたがゆえに忍耐力が強すぎて、他人に甘えられず自分の本心を表に出せないでいる。ダニは同性愛者なのだ。

ダニの気持ちに寄り添って受け止めるジェイミーの存在感は大きい。一見男勝りな印象だが、ジェイミーの語る言葉から彼女もまた深く傷つき苦しみながら生きてきたことが伝わってくる。今回の焚き火でのシーンは実に印象的だ。オーウェンの横やりを制しながら、焚き火の由来を語るジェイミーの言葉は妙に心に響いてくる。庭師ジェイミーの人となりをもっとよく知りたくなるのだ。次回エピソード以降に愉しみを残しておこう。なおジェイミーだけが、ダニのことを親しみ込めて「(メリー)ポピンズ」と呼ぶのが面白い。

第4話の終盤に正体不明な「女性の亡霊」が屋敷内を彷徨う。礼拝堂の床石に刻まれた「ヴィオラ」という名前に関係がありそうですね。マイルズとフローラは定期的に「女性の亡霊」を見ており、2人だけの秘密にしているようです。フローラのお気に入り「ドールハウス」で屋敷内を全てモニタリングしている様子。このハウスを覗けば、古い屋敷に関連する人物は生死に関係なく把握出来そうに見えます。なんだかゾッとする。マイルズやフローラの心情も計り知れないですね。

料理人オーウェン、優しすぎる男。本当に良い奴なのだ。誰に対しても自然に優しい対応をする。時々遠慮のない言い方をして周囲を驚かせるが、根っからの優しさを持つ。焚き火での告白には泣けた。「認知症の母親が息子と亡夫の見分けがつかなくなってからも、僕に変わらぬ愛情を注いでくれた。僕にとって母親は重しであり重荷だった。亡くなる時は母親から手を離すまで身を任せた。寂しいよ、でも僕もじきに手を離す」のセリフには号泣です。母親譲りの愛情豊かなオーウェン。当然オーウェンがマイルズ・フローラや皆のために作る料理には最高の愛情が込められて極上の風味を醸し出すことが想像出来るだろう。

一つ気がかりなのは、ハンナとの今後だ。今回も焚き火の場で、オーウェンとハンナは仲良く良い雰囲気で話し込んでいた。周囲も認める仲だ。ただ時折ボーッとして我を忘れたかのようなハンナには、何かしら過去のいきさつがありそうだ。今後の展開を待つことにしよう。

最後に(まとめ)

第4話はいかがでしたでしょうか。

婚約者の事故死と自分を責める気持ちに押し潰されそうなダニ。イギリスへ渡ってからもまとわり続ける「エディの霊」。しかしジェイミーへ自分の本心を打ち明けたことがきっかけで、どうやらダニは「過去の自分」を振り切って前へ進めそうに見えますね。

一方で夜ごと屋敷内を徘徊する「女性の亡霊」が登場して来ました。マイルズやフローラは果たして亡霊の正体をどこまで知っているのでしょうか。今後の展開が気になります。

それではまた第5話でお会いしましょう!