こんにちは!
今回は韓国ドラマ『青春の記録』第4話を紹介します。
3話では、ヘジュンが「映画に出たい」と両親に告白しました。
怒った父が暴れたところを、母・エスクが止めに入ります。
エスクは「あなたを手放す」と言いますが、その言葉の意味とは・・・離婚でしょうか?
目次
『青春の記録』の主な登場人物
サ・ヘジュン:パク・ボゴム
モデルから俳優になる夢に向かって奮闘する、26歳の青年。
稼いだお金で、家族に楽をさせたいと思っている。
アン・ジョンハ:パク・ソダム
大手企業からメイクアップ・アーティストに転身した26歳。
幼い頃に両親が離婚。ヘジュンのファンで、後に恋人になる。
ウォン・ヘヒョ:ピョン・ウソク
ヘジュンの同級生で親友。
家が裕福で、モデル・俳優として活躍をしている。
キム・ジヌ:クォン・スヒョン
ヘジュンとヘヒョの同級生。
カメラマン見習いで、ヘヒョの妹とつき合うことになる。
ハン・エスク:ハ・ヒラ
ヘジュンの母。
家計のために、へヒョの家で家政婦のバイトをしている。
キム・イヨン:シン・エラ
ヘヒョの母。
子供を溺愛していて、ヘヒョのために人脈やお金を使った売り込みをする。
イ・ミンジェ:シン・ドンミ
後にヘジュンのマネージャーになる。
思いきりが良く、正義感が強い。
『青春の記録』のあらすじ(ネタバレあり)
エスクの本音
ヘジュンが映画に出ると言ったことで、父・ヨンナムは暴れます。
母・エスクは、そんなヨンナムに抗議をします。
「あなたを手放す!私も好きにする。」
ここから、ヨンナムとエスクは口論になります。
「このままでは、ヘジュンは親のすねかじりになる」というヨンナム。
しかしエスクは言いました。
「何故子供を信じないの?」
「好きなことをしていても、飯は食えない」というヨンナムに、エスクは「子供たちには好きなようにさせたい」と譲りません。
男は家庭を守るものだと、ヨンナムは当然のように思っていました。
しかしエスクだって、働いて家庭を守っているのです。
そんな中でも、子供たちにまで苦しいだけの暮らしをさせたくない、母の気持ちがそこにありました。
結局ヨンナムは、「後悔するなよ」とエスクに譲って、部屋を出て行きます。
母が父を説得してくれたことで、ヘジュンは母のありがたさが身に染みました。
祖父の夢と、自分の夢のために
翌日ヘジュンは、祖父にシニアモデル学校の会員証を渡しました。
密かにヘジュンが入校の手続きをしていたのです。
これに驚いた祖父は、最初は尻込みしていましたが、結局ヘジュンの好意を受けて、シニアモデルに挑戦すると決めたのです。
それからヘジュンは、チャンポン・エンターテイメントへ行き、ミンジェに会いました。
実際にヘジュンが映画出演を決めると、ミンジェに緊張感が高まってきます。
まずは契約が必要です。
ミンジェはヘジュンに有利な契約を結ぼうとしますが、ヘジュンは対等の契約を望み、稼ぎは半々に分けることになりました。
そしてマネージャーとして、ミンジェはヘジュンに言いました。
「野心が無さすぎる。他人と闘え!」
元々ヘジュンは他人と自分を比べず、自分と闘ってきました。
しかしミンジェはそのことが不満だったのです。
ジョンハの休日
その日ジョンハは休日でした。
しかしヘヒョはそのことを知らずに、母と店へやって来ます。
ジョンハが休みで、がっかりするヘヒョ。
そんな中ジンジュが、「ヘヒョの担当は自分だ」と主張するので、ヘヒョは面白くありません。
母・イヨンは、ヘヒョがジョンハに執着することを心配します。
芸能人にとってスキャンダルは命取りだからです。
一方ジョンハは、休日も街へ出て仕事をしていました。
メイクをしてあげる代わりに、動画を撮らせて貰うのです。
そんな時ジンジュから、会議の呼び出しの電話がかかってきます。
しかしジョンハはそれを断り、街での仕事を続けました。
そしてその後は、ヘジュンとの約束もありました。
ヘジュンのファンだと告白させられた後ですが、二人の会話は気まずくなるどころか、相変わらず弾みます。
それから二人で食事に出かけたのですが、酒に酔ったジョンハは、ヘジュンにどれだけ救われていたのかを話します。
「最初は顔に惹かれたけど、そのうち感情移入していったの。」
それはヘジュンの家が決して裕福ではなく、ジョンハもそうだったからです。
しかし元々ジョンハは酒癖が悪く、この日は仕事のストレスがたたって、最後には泣き出してしまいます。
ストレスの原因はジンジュの態度でした。
「私が悪いの。」
そう言って泣くジョンハの頭を撫でて、ヘジュンは言います。
「汝の罪を許す、アン・ジョンハ。」
その後二人は雨に降られ、雨宿りをしました。
その時ジョンハが言いました。
「あなたに愛される人はいいな。」
「私は今まで誰も愛したことがない。」
ヘジュンは、そんなジョンハを悲しく見つめました。
価値観の違い
ミンジェはヘジュンをスターにするため、特別待遇に慣れさせたいのですが、ヘジュンは素朴でいたいと思っていました。
「価値観が違う時には僕に合わせて」と言うヘジュン。
しかしミンジェも負けていません。
「価値観は尊重するから、ビジネスは私に従って。私があなたの代弁をする。」
ヘジュンはにっこりと笑って、ミンジェに託すと決めました。
その日ジョンハの店にイヨンが来ました。
イヨンはこの日、ジョンハのメイクを試したいと思ってやって来たのです。
イヨンはジンジュのプライドを損ねないように、事前にジンジュと二人で話しをしてから、ジョンハにメイクをして貰いました。
しかし偶然その日は、その後にヘジュン、その後にヘヒョがジョンハを指名します。
しかもヘヒョはジョンハに、「映画のメイクを担当して欲しい」と依頼したのです。
これにジンジュが憤慨しました。
おかげでジョンハはその後、あからさまな嫌がらせをジンジュから受けるはめになってしまったのです。
一方ヘジュンは、その夜もアルバイトをしていました。
「親が裕福なら金のスプーン階級、貧乏なら泥のスプーン階級。」
ヘジュンは、内面を無視したこのスプーン理論が、大嫌いでした。
そして後日、ヘジュンの夢をかけた映画撮影が始まります。
ヘジュンの役は金持ちで、主役の人気俳優は、かつて目標にしていた因縁の相手です。
この日ヘジュンは思いました。
「俳優にとってスプーンは、食事の道具にすぎない。」
『青春の記録』の感想
今回も見どころシーンがいくつかあります。
冒頭のヘジュンの母と父のやり取りの中で、「子供には自分たちと同じ苦痛を与えたくない」という親心が、とても胸に染みました。
親ってありがたいですよね。
次にヘヒョの母・イヨンの口です。
ジョンハにメイクを頼む前に、きちんとジンジュを立てながら許可を取るあたりは、苦労知らずのようで、やはり人生経験が豊富だと感心してしまいました。
そこはやはり、若いヘヒョより何枚も上手ですね。
次にジョンハの「私は誰も愛したことがない」という言葉は、映像を見ると「母から愛されなかった寂しさ」が滲み出ていて、切なかったです。
そして最後に、スプーン理論です。
結局親が裕福であれば、その子供も裕福。
逆に貧乏であれば、その子供も貧乏という理論ですが、
「俳優にとってスプーンは、食事の道具にすぎない。」
というまとめ方は、かっこ良すぎてシビレました。
まとめ
今回は『青春の記録』第4話を紹介しました!
いよいよ映画の撮影が始まったヘジュン。
かつて目標にしていた人気俳優との共演ですが、この映画からヘジュンのサクセスストーリーが始まっていくのです。
次回は第5話を紹介しますので、興味のある方は是非ご覧になってくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!