皆さんこんにちは!
いよいよ中国の武漢から日本へ帰還された日本人の中でも新型コロナウィルスの感染が確認されてきましたし、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスの乗客も約70人が新型コロナウィルスに感染していたとの報道がされています。
日本では死者は出ていないものもこれ以上の感染拡大は絶対避けなければいけませんし、私たち個人レベルでもしっかりと正確な知識と情報が必要不可欠です。
また現時点では日本の中では新型コロナウィルスと同様にインフルエンザにも細心の注意を払わなければなりません。
そこで今回はインフルエンザと新型コロナウィルスのエアロゾル感染の注意点とその対策はどのようにするべきなのか調べてみました。
目次
エアロゾル感染とは
エアロゾル感染とは
5μm未満の飛沫微粒子が空気中を漂い、飛沫微粒子を含んだ空気を吸い込むことにより感染することだそうです。
単純な飛沫感染とは違い、飛沫が微粒子となって空気中に漂ったものを吸い込んでしまい感染するというところが非常に厄介ですね。
またエアロゾル感染は空気感染のことかと言えば、
厳密には違うとのこと。
空気感染とは、感染・汚染された空気が長期間その空間に維持されて、空気の流動などにより隣の部屋にも感染が広がることを指すようです。
つまり例えが悪いかもですが、
オナラをしてずっと臭いその部屋にこもっていて、何かしら用事でその部屋からでたときにそのオナラの臭いが隣の部屋にも広がり、
家族から「クサっ!」と言われることが空気感染のイメージでしょうか?
エアロゾル感染は空気中に浮遊する期間が空気感染よりも短くて、感染範囲も空気感染に比べ限定的で広範囲ではないことと言えますね。
また新型コロナウィルスの場合、アメリカの研究グループによるとエアロゾルの状態で
最大3時間空気中にコロナウィルスが残るという結果が発表されました。
やはり部屋の空気の換気は必ず細目に行う必要がありますね。
インフルエンザのエアロゾル感染の注意点
インフルエンザウイルスはエアロゾル感染するのかどうかですが、
調べてみるとインフルエンザウイルスはエアロゾル感染すると証明されているので
注意が必要です。
実際にインフルエンザ感染の研究論文によると、エアロゾル感染や空気感染は接触感染(体に触れること)よりも効率的に感染が確認されたとのことです。
しかしインフルエンザウイルスのエアロゾル感染や空気感染よりも感染の主流なのは
飛沫感染とのこと!
やはりインフルエンザ感染者の飛沫を吸い込んでしまうことがインフルエンザにおいては一番の感染源のようです。
つまり感染しやすい順番としては
飛沫感染>>空気感染>エアロゾル感染>接触感染
となります。
やはりインフルエンザの感染者と同じ空間に長時間居たり、近距離でもマスク無しの会話や咳・くしゃみなどは飛沫を直接吸い込む確率が高い分感染しやすいので
注意した方がよさそうですね!
インフルエンザのエアロゾル感染の対策とは
インフルエンザのエアロゾル感染の対策と調べてみました。
やはりその空間の空気を細目に換気することが大事なようです。
後は手洗い・うがいをすること。
そして最近では除菌スプレーや除菌シートがどこにでも売られているので
これらで部屋の中をキレイに除菌することがよりエアロゾル感染の対策として
有効と言えるでしょう。
また同じ空間に人がいる場合は、自身のインフルエンザウイルスから守るためにマスクをするのはもちろん、相手にインフルエンザを移さないためにもマスクをつけておくのは必要不可欠です。
この対策は全て重要といえますが、特に手洗い・うがいは一番の予防になります。
緑茶でうがいをすると緑茶の殺菌作用でインフルエンザの感染対策として効果アップするようですので是非取り入れてみてください。
新型コロナウィルスのエアロゾル感染の注意点
実際に中国の上海市保健委員会のスポークスマンと上海疾病・感染管理センター局長らが上海市で最新のコロナウィルスについて記者会見を行い、
「新型コロナウィルスがエアロゾル感染する」と説明をしました。
実際にクルーズ船ダイヤモンド・プリンセスの乗客もあの限定された空間と空気感染やエアロゾル感染しやすい状況があったために
たった一人の感染者から約70人にまで感染が広がったといえるのではないでしょうか。
しかし新型コロナウィルスがエアロゾル感染するのであればさらに注意が必要になってきますし、混乱が広がりそうですね。
新型コロナウィルスのエアロゾル感染の対策とは
新型コロナウィルスのエアロゾル感染の対策としては
インフルエンザ同様にメインは手洗い・うがいでしょう。
それとその空間の空気を細目に換気しましょう。
そしてマスクで対策をし、除菌スプレーや除菌シートで部屋やその空間を除菌するのが
現状では一番ベストな対策と言えるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
今回はインフルエンザや新型コロナウィルスのエアロゾル感染について、その対策についてでした。
新型コロナウィルスの報道でインフルエンザが今年は陰に隠れているように感じていますが、インフルエンザも新型コロナウィルス同様に気を付けなければいけません。
しっかりと自分が出来る対策をとって人からの感染を防止し、自分から人へ感染することも防ぎましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!