motochan blog

「一週間フレンズ。」あらすじ・キャスト紹介・感想・評価

「一週間フレンズ。」あらすじ

待望の漫画実写化ラブストーリーです。

二人の出会いは図書館でした。

男子高校生の長谷祐樹は図書館に落ちていた藤宮香織と書かれた図書カードを拾います。

図書カードが目に入ったときなぜかその名前にとても惹かれてしまいました。

カードの匂いをかいでいると藤宮香織本人にその現場を見られてしまうのです。

最悪なものを見てしまったと言わんばかりの嫌な顔をした藤本香織が立っていて、すぐにカードを奪って立ち去っていきました。

その日の帰りに祐樹は今日借りた本を電車の中に忘れてしまうのです。

それに気づいて拾ってくれた人がいました。

それが香織だったのです。

こんな出会いのきっかけがあるのかと祐樹はにやにやしていました。

新学期の学校に登校すると祐樹のクラスには香織の姿がありました。

電車の中での出来事に関してお礼を伝えに香織のもとへ行きますが声をかけた香織はこの前とは違いかなりきょとんとしていたのです。

無視された祐樹は真正面から友達になってください、と香織に頼み込みますが無理、の一言だけ言い放たれました。

香織の様子を伺っていた祐樹は、他の生徒とも交流しようとしない香織の姿をみてますますどんな子なのか気になっていきます。

次の日もまた香織に友達になってほしいと頼みに向かいますが友達をつくることはできない、ときっぱり断られてしまうのです。

そんなやりとりを見ていた担任の先生が祐樹を呼び出しました。

なんと香織の記憶は一週間しかもたない、ということでした。

月曜日の朝を迎えると人間関係など記憶がなくなってしまう、とのことだったのです。

そんな話を聞いても祐樹はどうにか友達になれないかと色々な方法を試行錯誤して考えます。

一週間しか記憶のもたない香織に惹かれてしまった祐樹は今後の高校生活をどう送っていくのでしょうか。

また、どうして香織はそんな一週間しか記憶がもたないようになってしまったのでしょうか。

「一週間フレンズ。」キャスト紹介

川口春奈(藤宮香織役)

1995年2月10日

研音所属

この映画では、祐樹のクラスメイトで一週間で記憶をなくしてしまう女子高生を演じる

山崎賢人(長谷祐樹役)

1994年9月7日

スターダストプロモーション所属

この映画では香織とどうしても友達になりたいと頑張る主人公を演じる

「一週間フレンズ。」感想

自然と涙が溢れてくるようなとても切なくて甘酸っぱいラブストーリー。

こんな青春を私もしたかったなーと思わせるような映画なんです。

祐樹が香織を想う気持ちは誰しもが初恋で味わったことがあるのではないかと思わせるような気持ちなのです。

純粋に人に惹かれてその人のために行動することは誰しも青春時代に味わったことがあると思います。

そんな儚くて純粋な気持ちをもう一度思い出すことができる映画でした。

誰かを想う祐樹の気持ちにもすごく共感できましたし、香織が記憶を無くしてしまった原因もこの時期だからこそ抱えなくてはいけない悩みなのかな、とすごく共感することができました。

無理やりでも友達になろうとしてくる祐樹は、香織にとっても最強な助っ人だったに違いありません。

どんなことがあっても香織と友達になることを諦めなかった祐樹の姿はとてもかっこいいものでした。

二人がはやくいい方向に向かないかな、と途中からはもどかしいい気持ちで二人のことをずっと応援していました。

周りに出てくる友人たちもとても穏やかで優しい性格なのでこんな柔らかい青春ストーリーもあるんだな、と心があったまりました。

「一週間フレンズ。」評価

本当に原作の漫画から出てきたのではないかと思わせるような俳優陣とのマッチ具合がたまらなかったです。

みんなの穏やかで優しい雰囲気がとても映画の雰囲気と合っていました。

時の流れもゆっくりと穏やかに進んでいくので話の流れも分かりやすくどの立場でも心情を理解する時間がありました。

こんなに相手のことを想って行動できる主人公に惚れてしまいましたし、これ以上自分と関わると良い思いをしないとぶっきらぼうに相手に接しようとする香織の優しさにもぐっときました。

一週間で記憶を忘れてしまう相手と交換日記をするところもまた切なさをより一層増してくる演出だな、と思います。

一週間で記憶をなくしてしまうなんて少し設定に無理もあるのかな、と最初は思ったのですが全然そんなことはなかったです。

純粋な心で楽しむと二倍楽しむことのできる映画です。

最後に

儚くて純粋なこの甘酸っぱいラブストーリーをぜひご覧になってみてください。

誰しもが様々な立場にいる登場人物に少なくとも共感できることがあるのかな、と思います。

この映画を観たあとは、きっと懐かしくほっこりする気持ちになれます。