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ドラマ『10の秘密』【第9話 ついに犯人の正体が…罪の告白】あらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめ

 上昇志向の強い弁護士の元妻に離婚を通告された夫は、元妻がセレブのような生活をする一方で、全てを犠牲にして娘を育て何でも話せるような理想的な関係を築いてきました。

しかしある事件をきっかけに、元妻や娘に秘密があったことを知ってしまいます。

 秘密が秘密を生み、あらゆるものが変化していく本格サスペンスドラマ。

『10の秘密』【第9話 ついに犯人の正体が…罪の告白】のあらすじ・キャスト・感想をまとめてみました。

(トップ画像公式ページより)

『10の秘密』前回までのお話

放送期間:2020年1月14日~3月17日 《全10話》

視聴率:6.9%

放送時間:45分

↓↓↓『10の秘密』【第8話 裏切りの真相…元妻に裁きを】のあらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめはコチラ↓↓↓

ドラマ『10の秘密』【第8話 裏切りの真相…元妻に裁きを】あらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめ
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『10の秘密』【第9話 ついに犯人の正体が…罪の告白】あらすじ(ネタバレ)

 “口を閉じても、その日から、その手からー秘密はいつか、漏れ始める”

 3億円を死守して船で逃げて行った由貴子でしたが、遠くに離れていったところで、その船は爆発してしまいました。驚く圭太と菜七子。圭太と瞳は由貴子の生死を心配します。

 しかし実際は見せかけで由貴子は生きていました。別人として生きていくために用意した、別名義のパスポートが盗まれていることに気づいた由貴子は、ここからまた「私のパスポート」を取り返すために荒い手段を使います。

 ともに動いている二本松に圭太の家へ忍び込ませ、パスポートを探させます。そこに菜七子が瞳を連れて帰ってきますが、玄関の鍵が不審にも開いていたので、菜七子が先に家に中の様子を見に行くと、ナイフを持った二本松に遭遇し奮闘、しかし逃げられてしまいました。

 パスポートを探しに来させたことから、由貴子が生きていることがわかった圭太は、由貴子に会おうと電話をするのでした。

 また翼の母を殺した犯人が、ピカピカの革靴のホコリを取る仕草の人物であるということで、宇都宮が怪しまれていましたが、この仕草はもともと入社した時にある人物から受けた教えで、そのことを教えたのはなんと、長沼社長だったのです。

 長沼は翼の母とは愛人関係にあったことを暴露しました。

『10の秘密』【第9話 ついに犯人の正体が…罪の告白】キャスト紹介

《キャスト》向井理 【白河圭太役】

《キャスト》仲間由紀恵 【仙台由貴子役】

《キャスト》仲里依紗 【石川菜七子役】

《キャスト》松村北斗 【伊達翼役】

《キャスト》遠藤雄弥 【二本松謙一役】

《キャスト》渡部篤郎 【白河圭太役】

《キャスト》佐野史郎 【長沼豊役】

《キャスト》山田杏奈【白河瞳役】

《キャスト》名取裕子 【白河純子役】

『10の秘密』【第9話 ついに犯人の正体が…罪の告白】感想(評価)

 まさか犯人がこの人物だったとは。そして最も悪そうな人物が常に怖いと思っていたのが仙台由貴子だとは。犯人にしても由貴子にしても、自分の欲しいものは手に入れるまであきらめない、執念深さが尋常ではないのですね。出世や権力、金への執念が渦巻いていました。

 それに対し圭太の嘘は愛情からくるもので、大切な誰かを守るための嘘。この誠実さには涙が出てしまうくらい、親としてはもちろん人としてかっこよく見えました。あらゆるものを失いどん底でも、だからこそ貫こうと決めたことは余計に必ず守るという、強い想いに感動しました。

 人を守るためにつく嘘、自分を守るためにつく嘘、守ろうとする者が変わってくるだけで、あらゆることが大きく変わってくるのですね。

 また犯人役の役者のお芝居も、リアクションの隅々にまでこだわっていて、見ごたえがありました。

『10の秘密』【第9話 ついに犯人の正体が…罪の告白】まとめ

 仕事や家族、自分と他人、あらゆるところにある愛から、嘘という盾が生まれているようなことを感じるような回でした。

 嘘の真実から、人の心の弱さや強さが見えてきました。

 次回はついに最終回です。誠実な圭太に対して、悪魔のような由貴子はどんな結論に達するのか気になるところです。

 では最終回第10話でお会いしましょう。