父親のがんが発覚したシロさん。不安はあるものの、ケンジに話を聞いてもらうことになり少し心が軽くなったシロさん。
前回の詳しいあらすじを知りたい方はコチラをご覧くださいね。
今回は第4話についてまとめていきたいと思います!
「きのう何食べた?」第4話あらすじ
シロさんは父の手術前夜眠ることができず、焦がしてしまった鍋を洗っています。
明かりに気が付き起きてきたケンジは、シロさんの母親にとタオルをシロさんに渡すのでした。
手術当日の日。
約10時間にも及ぶ長丁場の手術のため、シロさんの母親は心配になりじっとしていられません。
ずっと祈り続ける母親の隣で、シロさんは依頼人の資料に目を通していますが、そんな姿を見た母親はシロさんに向かって、神様に祈ってくれとお願いするのでした。
「いつもハンカチを忘れないけど、今朝テーブルの上に置いてきてしまったの。気が動転しているよね」と話す母にシロさんは、ケンジからもらったタオルを渡すのでした。
しかしシロさんは、”ケンジからだ”とは言えず、”知り合いからお母さんに”と言って渡したのでした。
手術は無事に終わり、シロさんと母親2人でお茶をしています。
お父さんの手術のことがあり、シロさんの母親は「毎日一緒に暮らしている人って特別なんだな」と改めて思うのでした。
目が覚めたお父さんのもとにシロさんとお母さんは駆け寄り安堵します。
お母さんはシロさんに「間をあけずにまたお父さんの様子を見に来なさい」とシロさんに話します。
そして「またてんぷら作るから」と言いますが、シロさんは「お父さんは当分油ものダメでしょ」と話し、
「俺てんぷら好きだけどうまく揚げれないんだ。コツってあるの?」と聞くと、お母さんは「思い切りよ」と言うのでした。
自分の家に帰ってきたシロさん。
ケンジは仕事が休みで、掃除や洗濯をやって過ごしていたのでした。
12月。すっかり街はクリスマスムードになっています。
シロさんの職場でも、クリスマスの話題になり、「クリスマスが楽しいのは独身の男性のみだよ」と子持ちの男性が話していると、「シロさんは今日予定あるでしょ?」と聞かれ、「まぁあるけど…」と答え、いつもどうり中村屋に行くのでした。
シロさんは「あの時は思い切ったな」3年前の夏を思い出すのです。
それは初めて新宿2丁目のゲイバーに行ったとき。
シロさんは当時付き合っていた彼がおり、周囲を見ると白いタンクトップの男ばかり。
シロさんはゲイの世界にもモテる服装があることを知り、それに比べたら自分の今日の服装は、女子がすっぴんで合コンに挑むのと同じだと思っているのでした。
そんな時、バーで出会ったのがケンジだったのです。
ケンジは普通の服装をしている自分のことを何だかほめてくれ、そこから何日か経過しシロさんが美容院に行ったときに再びケンジと出会ったのです。
その時には、シロさんは以前付き合っていた人とは別れシングルでした。
ケンジとは付き合っているわけではありませんでしたが、休みの日にはカフェに行ってお茶したり、会う頻度が多くなっていったのです。
そしてある時、ケンジの家が雨漏りでぐちゃぐちゃになっていることを知ったシロさんが、うちに来るか?とケンジを誘ったことから2人は一緒に住むことになったのでした。
中村屋から帰ってきたシロさんは、クリスマスディナーにぴったりのラザニアを作りを始めるのでした。
ケンジはケーキを買って帰ってきたため、2人は2人だけのクリスマスディナーを楽しみます。
シロさんは「クリスマスはいつも同じメニューをリクエストするが、もっと他に食べたいものとかないの?」とケンジに言います。
するとケンジは「いいの。いつも同じメニューの方が特別感があるでしょ」と、3年前のシロさんに出会った時のことを思い浮かべているのでした。
食後、母親に父の容態を聞くため電話するシロさん。
そこでこの間、母にあげたタオルは、自分が付き合っている彼氏のケンジからだということを話すのです。
それを聞いた母も、「柄も好みだったし気が利くのね。お礼言っておいて」とシロさんに話すのでした。
シロさんとケンジは2人仲良くケーキを食べるのでした。
「きのう何食べた?」第4話みどころ
見どころ1つ目は、シロさんファミリーの家族愛に注目してほしいです。
長年一緒に暮らす夫を心配する妻の姿だったり、シロさんのことを受け入れようとしてくれる母親の姿だったり、改めて近くにいる人の大切さを感じられるシーンになっています。
もう1つの見どころは、シロさんとケンジの出会いシーンが描かれているのにも注目です!
シロさんとケンジはどういう経緯で出会ったのか?
そして2人にはどんな過去があって、現在の2人が存在しているのか?について明かされていますので注目して見てくださいね。
「きのう何食べた?」第4話感想
前回の3話以上に感動できるシーンが多かったです。
心があったかくなるっていうのは、こういうことなんだなと改めて感じました。
大切な人が、いつも自分のそばにいてくれるのは当たり前だと思ってしまうけれど、もっと笑って一緒に過ごせる日々をかみしめて生きていかないとなと改めて感じました。
そして、シロさんとケンジの出会いのように、生きてる中で「ここだ!」と思った時には、勇気を振り絞り言葉にして相手に伝えることがどれだけ大切なことかにも気づかされました。