こんにちは！
今回はドラマ・『100万円の女たち』第10話を紹介します。
9話は、美波が犯人に拘束され、炎に巻かれていくというショッキングな結末でした。
この10話では、ついに犯人が明らかになります。
目次
『100万円の女たち』の主な登場人物
道間 慎：野田洋次郎
売れない小説家。
ある日突然現れた5人の美女と、同居することになってしまう。
白川美波：福島リラ
何故か家の中では全裸で過ごす女、30歳。
すべてが謎めいている。
塚本ひとみ：松井玲奈
読書とヨガが趣味の女、26歳。
慎に好意を持っている？
小林佑希：我妻三輪子
おっとりしていて知的欲求が強い女、24歳。
反面、何を考えているのか掴みづらい。
鈴村みどり：武田玲奈
生い立ちに謎を秘めた女子高生、17歳。
ある悩みを抱えている。
開奈々果：新木優子
独特の雰囲気を持つ、マイペースな女、20歳。
朝の牛乳は欠かせない。
『100万円の女たち』のあらすじ（ネタバレあり）
美波の死・その衝撃
美波が焼死しました。
「これでまた道間の小説が売れるか・・・」
評論家の森口は面白くありません。
そんな森口に作家の花木は、道間との対談企画を提案します。
同じ頃、警察署には道間と女たちが呼ばれていました。
「白川さんのお仕事は何ですか？」
そう刑事から質問された道間は、「僕は知りません」と答えます。
「ご家族についてはご存じですか？」
「それもまったく・・・」
奈々果の時とは違って、道間は美波の仕事も家庭の事情も知っていました。
しかしここでその話をすることは出来ません。
それほど美波の事情が複雑だからです。
しかしここで、刑事が思わぬ情報を口にします。
「白川さんが20歳の時、ご両親が行方不明になっているのですが、そのことは？」
このことに、一番怯えたのはみどりでした。
みどりは美波が“その道のプロ”だということを、知っていたからです。
その後刑事が一旦席を外した時、道間は女たちに謝りました。
「ごめん、あの時僕が一緒に家を出ていれば・・・」
そこへ刑事が道間の家の“ネコ”を連れて、部屋へ戻って来ました。
家が全焼したのにも関わらず、“ネコ”は生きていたのです。
きっと美波が、惨劇の前に逃がしてくれたに違いありません。
同居の終わり
道間の家が全焼し、道間と女たちの同居生活は終わりました。
アパートが見つかるまで、道間はホテル暮らしをすることにします。
その後道間は、もう誰とも暮らさなくて良いように、必要最低限の広さのアパートを探すつもりです。
佑希とひとみは自宅へ戻りました。
しかし施設育ちのみどりには、自宅がありません。
そのため、しばらくはネットカフェで寝泊まりすることになりそうです。
そんなみどりを、美波の部下・砂子が訪ねて来ます。
「美波さんから遺言を預かっております。」
その遺言を呼んだみどりは、道間に連絡を取りました。
喫茶店で道間と向き合ったみどりは、美波が全財産をみどりに残したことを話します。
「美波さんは、自分が死ぬことをわかっていたのだと思います。」
美波は死ぬ前に、部下の砂子に退職金と、みどりのサポート料を支払っていました。
この話を聞いた道間は、やはり犯人と思われる招待状の送り主が気になって仕方がありません。
「みどりちゃん、招待状には何が書いてあったの？」
みどりによると、招待状にはみどりの17年間のすべてと、「あなたが必要だ」という言葉が書かれていました。
そして道間の経歴の全てがこと細かに綴られ、最後には「命を失う可能性がある」と明記されていたのです。
「女たちは命をかけてあの家に同居していた。」
そう思うと、道間はやりきれない気持ちになりました。
犯人への招待
みどりと話をした後、道間は花木との対談企画を引き受ける決意をしました。
このテレビ番組企画は、表向き奈々果の追悼企画ということになっていますが、花木の目的は別にありました。
一つは自身の本が映画化されることのPR。
二つ目に、公共の場所で道間を叩くことです。
そして対談当日。
この番組は生放送で、視聴者からの反応もリアルタイムで流していきます。
まず花木は、奈々果が自分を認めて共感してくれていたという大嘘を、平気で語っていきます。
そして、「何故小説を書いているのか？」という花木の質問に、「好きだから書いている」と道間が答えると、花木はここぞとばかりに毒づきます。
「そういうことなら勝手に日記帳にでも書いて下さいよ。道間さん、表現の商売なめんなよ。」
この言葉は、生前の奈々果が花木に対して言った言葉でした。
花木はそれをそのまま、乱用したのです。
そして花木はなおも続けます。
「だからあなたの小説は売れなかった。今売れているのは単なるスキャンダルに過ぎない。」
それでも道間は言いました。
「好きだから書き続けて来られたと思います。世の中には人の数だけ、価値観があります。」
こんなやり取りの中、視聴者から道間への厳しい意見が殺到します。
花木はそれで満足したのか、早々に自分の映画のPRを始めました。
しかしそれを遮るように、道間がカメラの前に立ちます。
そして、言ったのです。
「やっと気がついたよ、君が嘘をついていたことに。今度は僕が君を招待するよ。」
対談を終えた道間がホテルに戻ると、その部屋にある人物が訪ねて来ます。
道間はドアを開けると、言いました。
「招待状を送ったのは、君だったんだね。」
そこに立っていたのは・・・佑希でした。
「番組拝見しました。ご招待いただき、ありがとうございます。」
『100万円の女たち』の感想
やはり美波は死を覚悟していたのだということが、わかる展開になっていましたね。
それにしても、「過去に美波が自分の両親を手にかけていた！」という新事実は、衝撃でした。
そして、ついに犯人の正体がわかりました。
しかし、道間がいつそれに気づいたのかがわかり辛かったので、そこが少し残念だと思いました。
まとめ
今回は『100万円の女たち』第10話を紹介しました！
この10話で、犯人の正体が明らかになりました。
最終話まであと2話を残していますが、ここで犯人を明かしても、残り2話を面白い展開に持っていけるという、制作側の自信を感じますね。
次回は第11話を紹介しますので、興味のある方は本編もご覧になってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！