街の小さな法律事務所で雇われ弁護士として働く筧史朗の日課は、定時に事務所を出て安売りスーパーに向い、お得な食材を買って健康的で美味しい夕飯を作ること。ご飯と味噌汁、三品のおかずを手早く仕上げ、食費を月2万5千円以内におさえるのが、史朗のとっての重要課題です。
将来のために貯金を心がけている史朗は、月10万円の2LDKに、恋人の美容師・矢吹賢二と2人暮らし。“シロさん”“ケンジ”と呼び合うふたりは、食卓を囲みながら今日あった出来事やいろんな想いを語り合います。
食を通して絆を深める、ほろ苦くもあたたかい物語。
ドラマ『きのう何食べた?』【第10話 絶品おかずクレープ】のあらすじ、キャスト、感想(評価)をまとめてみました。
(トップ画像公式ページより)
目次
ドラマ『きのう何食べた?』前回までのお話
放送期間:2019年4月6日~6月29日
毎週土曜0:12~0:52 (金曜深夜)
放送枠:ドラマ24 【テレビ東京】
放送時間:40分 《シーズン1 全12話》
視聴率:2.8% (第10話)
↓↓↓前回のドラマ『きのう何食べた?』【第9話 具沢山ナポリタン】のあらすじ、キャスト、感想(評価)をまとめはコチラ↓↓↓
ドラマ『きのう何食べた?』【第10話 絶品おかずクレープ】あらすじ
勤務先の美容院の店長から、妻・レイコのために美容院の2階をエステルームに改装したいと相談を受ける賢二。浮気問題を抱える夫婦を心配していましたが、仲の良さそうな二人を見てホッとしたのもつかの間、夫の裏切りを許さない深い怒りを秘める妻の心を知ってしまいます。
疲れて帰ってくると、市役所から生活保護を受ける父親の扶養照会の書類が届いていました。そのことを史郎に話す中で、店長のこととともに、家族というものを賢二は改めて考えるのでした。
「まさか…」が生み出してしまう運命のいたずらを自分に置き換え、あらゆる想像をしてしまう賢二は、ついに心がかき乱され不安になって、史朗に今の正直な気持ちを泣きながら話します。
それを受けた史朗は……。
ドラマ『きのう何食べた?』【第10話 絶品おかずクレープ】キャスト紹介
《キャスト》
筧史朗 (通称:シロさん) 【西島秀俊】
45歳の上野法律事務所の弁護士です。
矢吹賢二 (通称:ケンジ) 【内野聖陽】
43歳の美容師です。
三宅祐 【マキタスポーツ】
賢二の美容院の店長です。
三宅レイコ 【奥貫薫】
美容院の店長の奥さんです。
ドラマ『きのう何食べた?』【第10話 絶品おかずクレープ】感想(評価)
ケンジの抱える不安や孤独感が爆発してしまった回でしたが、とても純粋で素直で想いがあつく、がその涙はとても美しく見えました。理性と信念で保っているだけで、本当は大人の誰もが持っている感情だと思います。ケンジの弱さがはっきりと見えて、愛らしくも思えました。
きっとシロさんにもそれが伝わって、シロさんの返事はどれもいつもより優しく、誰よりも温かく感じました。弱っている家族に対しての感覚です。かっこ悪い姿をみせられる相手がそばにいるって、本当に幸せなことですね。
ふたりがこれから人生でつらいことがあっても、ずっとふたりでいてほしいと心から思うお話でした。
ドラマ『きのう何食べた?』【第10話 絶品おかずクレープ】まとめ
カップルあるあるなのか、恋人同士で陥りたくない出来事が立て続けに起きているシロさんとケンジ。
でもそんなふうに実際に起こりえる本当のことをちゃんと描いてくれることで、共感がさらに深くなっていきます。今回もケンジの気持ちは痛いほどわかり、シロさんに心を救われました。
そして美味しいご飯が、明日への力と癒しを与えてくれる。
次回、第11話でまたお会いしましょう。