川田やトシ、サファイア映像の仲間たちの奮闘により、ハワイの刑務所から釈放された村西は、無事帰国しました。しかしその保釈金は全て綺麗なお金ではなかったのです。
不安要素がいくつも見えている中、サファイア映像はどうなってしまうのでしょうか。
「アダルトビデオの帝王」と呼ばれた男、村西とおるの半生を描いた人間ドラマ『全裸監督』【第8話】最終回のあらすじ・キャスト・感想をまとめてみました。
(トップ画像公式ページより)
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『全裸監督』【第8話最終回】あらすじ(ネタバレ)
村西の帰国祝いをサファイア映像の仲間たちとしていると、池沢がやってきてサファイア映像を10億で買収したいと言ってきます。しかし村西はその誘いを断りました。
そこから村西たちは取材やテレビ出演で忙しくなった黒木だけに頼らず、新しくモデルも募集し、撮影本数を増やして量産し始めます。
規制委員会がサファイア映像を認めてはどうかと言い始めたのをきっかけに、池沢も製作費を今まで以上にかけ、製作本数を増やすことにしました。
そんなある日、村西の監督デビュー作に出演して、今はOLをやっている奈緒子が、会社を辞めてきたと泣いて事務所にやってきました。知らないうちに勝手に裏ビデオが売られ、会社にバレてそこにいられなくなったというのです。
奈緒子のマスターテープを持ち出して、勝手に裏ビデオを売ったのは、なんとトシでした。自分の保釈金を作るためだったと知った村西は、裏ビデオの販売をやめるようトシに言います。
そこでトシは古谷に話をしに行きますが、逆に裏ビデオの編集所を任され、黒木のマスターテープも持ってくるように言われてしまいます。トシはこのときすでに相当に薬漬けにされていたのです。
しかし事務所から持ち出しに戻ったところを、川田と村西に見つかります。そしてトシは村西から北海道へ帰るように言われ、ふたりは別れることになりました。
昭和から平成に元号が変わる数日前、警察では治安維持の推進のために、風紀を著しく乱しているものの一斉検挙にかかるよう指令が出ました。
すると武井はこういうとき一気に潰すために関わりをあえて作っていた、AV業界最大手ポセイドン企画の社長である池沢と、裏ビデオと薬物に手を出していたトシを捕まえたのです。
村西と黒木はこれから一緒にしっかりと手を組んで、性革命を起こし新しい時代を作っていこうと、久しぶりに新作を撮り始めるのでした。
『全裸監督』【第8話最終回】キャスト紹介
シーズン1:2019年8月8日配信開始。
第8話:52分
【原作】本橋信宏
【監督】内田英治 ※チーフ監督は武正晴
【キャスト】村西とおる(山田孝之)
【キャスト】荒井トシ(満島真之介)
【キャスト】川田研二(玉山鉄二)
【キャスト】三田村康介(柄本時生)
【キャスト】ラグビー後藤(後藤剛範)
【キャスト】小瀬田順子(伊藤沙莉)
【キャスト】古谷伊織(國村準)
【キャスト】武井道郎(リリー・フランキー)
【キャスト】池沢栄吾(石橋凌)
【キャスト】黒木香(森田望智)
『全裸監督』【第8話最終回】感想
トシの終わり方は村西への想いがあるだけに、とても切ない場面で泣いてしまいました。お芝居もとてもよかったです。村西のトシへの想いも熱くて、愛が溢れていました。最高のシーンです。
黒木香のキャラクター、そして人前に出ている時とそうではない時の演じ分けは、森田望智さんのこれからの可能性を感じました。
村西監督のブリーフ姿や、台詞の言い回しは、これが村西とおるという人物なのだと説得力があります。ありのままをさらけ出す強さ、そしてそこには信念があり、それを貫いている、そこに『全裸監督』はとても共感してしまうとともに、エネルギーを貰いました。
『全裸監督』【第8話最終回】まとめ
各話にひとつは必ず心に残る名言があり、どんな逆境に立たされても、自分を信じて解決策やアイデアの泉を枯らさないようにしたいと思わせてくれる作品でした。
『全裸監督』は2019年8月16日にシーズン2の制作が発表されました。
まだまだ続くだろうというところで終わっているので、次回作の配信が楽しみです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。