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ドラマ「ブレイキング・バッド」第4話の概要、あらすじ、ネタバレ、感想

「ブレイキング・バッド」第4話では、主人公ウォルターが家族に重いガンを患っていることを伝えます。一方、ウォルターの相棒ジェシーは、実家に帰ります。

そしてラストには、衝撃の出来事が起こります。

 

この記事では、「ブレイキング・バッド」第4話”家族への告知”の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想をご紹介しています。

 

↓↓「ブレイキングバッド」第3話のあらすじネタバレ・キャスト・感想はコチラ↓↓

ドラマ「ブレイキング・バッド」第3話の概要、キャスト、あらすじ、ネタバレ、感想
米ドラマ「ブレイキング・バッド」第3話のタイトルは、「人間の成分」です。第3話では、襲ってきたヤクの売人クレイジー・エイトを殺すかどうかで葛藤するウォルターの姿が描かれます。この記事では、「ブレイキング・バッド」第3話の概要、キャスト...

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」の概要

「ブレイキング・バッド」は、アメリカの大人気テレビドラマです。

ストーリーは、「真面目な化学教師が、末期がんを宣告され、家族に財産を残すためにドラッグの製造を始める」というもの。

ケーブルチャンネルAMCによって、2008年から2013年まで放映されました。

 

「ブレイキング・バッド」は、視聴者と批評家の双方からたいへんな好評を得ました。

視聴者数は、第1シーズン第1話が140万人。第5シーズンでは、全話を200万人以上が視聴しました。最終回の第62話では、1028万人もの人々が視聴しています。

受賞も多く、エミー賞、ゴールデングローブ賞、テレビ批評家協会賞、批評家協会テレビ省、全米監督協会賞、全米脚本家協会賞などを受賞しています。

エミー賞

ゴールデングローブ賞

 

ちなみに、この作品のタイトルに使われている「Break bad」という言葉は、アメリカ南部の方言で、アメリカ人でも知る人は少ないそうです。意味には、「しきたりに歯向かう」「権力に反抗する」「犯罪をおかす」「大騒ぎをする」「脅威を与える」「攻撃的になる」などがあります。

タイトルを考えた製作総指揮のヴィンス・ギリガンは、「break bad」は「raise hell」だと説明しています。「raise hell」には、「バカ騒ぎをする」と言う意味があります。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」の関連作品、スピンオフ

 

スピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」

「ベター・コール・ソウル」は、「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品。

主人公は、「ブレイキング・バッド」の第2シーズンで初登場する弁護士ソウル・グッドマン。彼が、悪者になってしまった理由が描かれます。

 

初回放送は、2015年。2020年12月現在は、第5シーズン第50話まで放映されています。

エミー賞にもノミネートされました。

映画「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」

「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」では、「ブレイキング・バッド」のエピローグが描かれます。

主人公は、ジェシー・ピンクマンです。

 

アメリカで3日間だけ劇場公開されました。

Netflixで配信中。

Netflix配信「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」

Netflixでは、「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIEの舞台裏」を配信しています。

主演アーロン・ポール、監督ヴィンス・ギリガンなどの製作者が、舞台裏を語ります。特別映像もあります。

全13分。

 

ドラマ「ブレイキング・バッド」のキャスト紹介

ウォルター・ホワイト/演ブライアン・クランストン

主人公。

真面目な化学教師。高校に勤めている。

 

演ブライアン・クランストン

アメリカの俳優、声優。

出演作は、「マルコム in the Middle(天才少年 マルコム奮闘記」など。

「ブレイキング・バッド」での演技が高く評価され、エミー賞主演男優賞などを受賞した。

ジェシー・ピンクマン/演アーロン・ポール

ウォルターの元教え子。

ウォルターとドラッグビジネスでパートナーを組んでいる。

 

演アーロン・ポール

アメリカの俳優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演男優賞を受賞した。

スカイラー・ホワイト/演アンナ・ガン

ウォルターの妻。

子供を妊娠中。第2話で女の子であることが判明する。

 

演アンナ・ガン

アメリカの女優。

「ブレイキング・バッド」で、エミー賞助演女優賞を受賞した。

ウォルター・”フリン”・ホワイト・Jr./演 RJ・ミッテ

ウォルターとアンナの息子。

16才の高校生。

障がいがある。

 

演 RJ・ミッテ

アメリカの俳優。

脳性麻痺を抱えている。

ハンク・シュレイダー/演ディーン・ノリス

麻薬取締局(DEA)のエージェント。

主人公ウォルターの義弟。(主人公ウォルターの妻の妹の夫にあたる。)

 

演ディーン・ノリス

アメリカの俳優。

「アンダー・ザ・ドーム」などに出演。

 

「ブレイキング・バッド」第4話のあらすじ、ネタバレ

ウォルターとジェシーの起こした事件が麻薬取締局の知られるところとなり、調査が始まった。

 

ウォルターは、義妹夫婦との会食で、ガンであることを告白する。

義妹夫婦は、ウォルターに協力を申し出る。

義妹は名医を探すと言い、義弟はもしものことがあったら家族のことは自分が面倒を見ると話した。

 

まもなく、アメリカで10本の指に入ると言うガン専門医に診察してもらえることになった。 病院で働く義妹がつてを頼って探してきたのだ。

スカイラーは乗り気だが、ウォルターはあまりそうではなかった。ウォルターは、費用が高額だと話す。

息子は、父の様子がおかしいと少し不審感を抱く。

 

一方ジェシーは、クスリをやったせいで、武装した男が家にやってくる幻覚を見てしまい、実家へと戻っていた。

実家には、母と父、小さな弟ジェイクがいた。

ジェシーは、昔描いた絵を見たり弟と話したりし、しばし穏やかに過ごす。

 

ウォルターとスカイラーは、名医のデルカボリ氏を訪れる。

デルカボリ氏は、放射線治療と化学療法を提案する。

しかし、ウォルターはあまり気が進まなかった。

ウォルターは、スカイラーに、「治療費に9万ドル(約900万円)かかってしまう。家族に借金を残して死ぬのは嫌だ」と伝える。

 

ジェシーは、ウォルターの家を訪れた。

ジェシーは、2人で製造したヤクが評判になっていることを伝え、また一緒に仕事をしようと持ち掛ける。

だが、ウォルターは拒絶する。

ジェシーは、すでに稼いだ金のうちウォルターの分け前分4000ドルを渡し、家を去る。

 

ジェシーの部屋から薬物が見つかる。

両親は、ジェシーに出ていくように告げる。

実はその薬物はジェシーのものではなく、彼の小さな弟のものであったのだが、ジェシーは何も言わず、そっと家を出ていくことを決める。

 

ウォルターは運転中に激しくせき込み出す。

彼は近くのガソリンスタンドに車を停める。

彼はそこで血を吐いてしまう。

ショックを受けるウォルター。

彼は、たまたま目に付いた変な男の車に細工をし、爆発をさせるのであった…。

 

「ブレイキング・バッド」第4話の感想

ウォルターの気持ちがあまりよく分からない回でした。

最高の治療を受けられるかもしれないというのに、乗り気でない様子のウォルター。

彼はなぜ、治療に積極的でないのでしょうか。そのあたりがよく分かりませんでした。

日本円で1000万近い費用が問題なのでしょうか。それとも、かなり重いかもしれない副作用が気になっているのでしょうか。

どちらも理由ではあるのでしょうが、それだけではないようにも見えました。

ウォルターはなぜ治療に乗り気でないのでしょう。

 

あと、今回はジェシーの家族が登場しましたね。

ジェシーのことは何となく好きなので、彼の家族や過去が少し知れて嬉しいです。

ジェシーは、悪い奴ではあるのだろうけれど、純真で、ちょっとお間抜けなところがあるような気がします。そういうキャラクターって、なんだかあまり嫌いにはなれないんですよね…。

 

ジェシーは、ドラマ「SUITS/スーツ」のマイクに少し似ているような気がします。マイクは、ジェシーと違って頭はすごく良いのだけれど、やっぱり性格がジェシーと似ていて、比較的純粋でお間抜けだと思うのです。しかも、顔立ちがそこそこ似てる気がします。

 

「ウォルター&ジェシー」のコンビは、ドラマ「SUITS/スーツ」の「ハーヴィ&マイク」のコンビを私に思い出させます。

ジェシーとマイクは似ている感じがするし、コンビ間の関係性もちょっと似ているかなと思います。両方とも、「お間抜けな若者といつも渋い顔をしたおっさんのコンビ」であるような気がします。

ウォルターとハーヴィは似ていないと思いますが、年齢やいつも厳しい顔をしているところは共通しているのかなと思います。