こんにちは!
今回はドラマ・『100万円の女たち』第2話を紹介します。
1話では、主人公・道間の家に5人の女が現れて、一緒に暮らすことになった経緯が描かれていました。
そして同時に道間が抱えている父親の問題も、出て来ました。
この第2話では、美波の事情が明かされていきます。
目次
『100万円の女たち』の主な登場人物
道間 慎:野田洋次郎
売れない小説家。
ある日突然現れた5人の美女と、同居することになってしまう。
白川美波:福島リラ
何故か家の中では全裸で過ごす女、30歳。
すべてが謎めいている。
塚本ひとみ:松井玲奈
読書とヨガが趣味の女、26歳。
慎に好意を持っている?
小林佑希:我妻三輪子
おっとりしていて知的欲求が強い女、24歳。
反面、何を考えているのか掴みづらい。
鈴村みどり:武田玲奈
生い立ちに謎を秘めた女子高生、17歳。
ある悩みを抱えている。
開奈々果:新木優子
独特の雰囲気を持つ、マイペースな女、20歳。
朝の牛乳は欠かせない。
『100万円の女たち』のあらすじ(ネタバレあり)
父の罪と後悔
「道間達之はお父様ですよね。」
佑希は冷淡な物言いに特徴があります。
道間の父は3人を殺した死刑囚ですが、佑希はそのことをインターネットで調べて知ったようです。
皮肉にも父が事件を起こした3日後、道間の小説が大賞を取り、夢だった小説家になることが出来ました。
あれから道間は、定期的に父親の面会に行っています。
そんな道間に父は言いました。
「お母さんと、その浮気相手を殺したことは後悔していない。」
しかし駆けつけた警察官の水口まで殺してしまったことは、「償いようがない」と、後悔をしているのです。
父との面会の後、道間は水口の母を訪ねました。
それも、道間がずっと続けて来たことです。
しばらくお茶を飲みながら話をした後、道間が帰ろうとすると、水口の母が道間を呼び止めました。
父が書いた数十通のお詫びの手紙を、道間に返すためです。
開封されていないその手紙は、母の悔しさの現れでした。
休業中の奈々果
その頃道間の家では、3人の女が道間の帰りを待っていました。
「ミッチーまだかな?」
奈々果がつまらなそうに呟きます。
それを聞いた美波が、「あんた仕事は?何で休んでるの?」と奈々果に問うと、奈々果はのんきに、「働きたくないから」と返しました。
そしてソファーに寝そべりながら、幸せそうに大好きな牛乳を飲んでいるのです。
「暇だからミッチーのこと、デートに誘っちゃおうかなー。」
奈々果がそう言うと、今度はひとみが「それはダメだよ」と、止めました。
この家のルールに“デート禁止”はありませんが、奈々果の発言がひとみには面白くないようでした。
道間のスランプ
その日の夕食はすき焼きで、編集者の桜井も一緒に食事をすることになりました。
道間が食事の準備をしていると、桜井が売れっ子作家・花木ゆずの記事が載った雑誌を女たちに見せています。
「この人そんなに売れてる?」、「イケメン君だもんねー」、「慎さんとは扱いが全然違いますね」と、女たちの関心もまんざらでもないようです。
そんな会話に、道間は居心地が悪くなったのか、「桜井さん、食事だから本はしまってください」と、不機嫌になってしまいます。
「ミッチー焼きもち?」、「才能がないのよ」、「子供みたい」と、容赦ない女たちの声に耳が痛い道間。
そして食事が終わり、一人で後片付けをしている道間のところへ、奈々果がやって来ました。
「ミッチー、これ見た?超ムカつく。」
桜井が持ち込んだ雑誌では、花木ゆずをベタ褒めしているだけでなく、それの引き合いに出すように、道間の小説を酷評していたからです。
酷評をしていたのは、評論家の森口でした。
道間は森口と面識もないのですが、森口は道間の作風が心底嫌いだったのです。
「ミッチー、次は絶対大ヒット作を書きなよ。」
奈々果にそう言われて、プレッシャーで暗くなってしまう道間でした。
美波の仕事
その夜、仕事中の道間の部屋に美波が入って来ました。
「インキくさい、スランプってやつ?」
明らかに行き詰まっている道間の様子に、思い立ったように美波は言いました。
「着替えて。私の仕事、特別に見せてあげる。」
車中で美波は道間に釘を刺しました。
「死にたくなかったら、これから見ることは他言無用ね。」
それから道間は、美波のオフィスへ案内されたのです。
そこには国民的アイドルグループの女の子が一人、待っていました。
「あの子は今から、最高級ホテルのスイートルームに買われに行くの。」
美波は、最高級のコールガールクラブを経営していたのです。
「あの子の値段は、一晩1千万円よ。」
「この国には、質より付加価値という人間が腐るほどいる」と、美波は言いました。
そして美波は道間に言います。
「ねえ、○○○○しようか?」
『100万円の女たち』の感想
第2話で美波の仕事がわかりました。
美波が道間を仕事場に誘った理由は、「人それぞれ価値観が違って、何にお金を使うかも人それぞれだ」ということを、伝えたかったのだと思います。
つまり、「売れている本が質の高いものとは限らない」ということですね。
まとめ
今回は『100万円の女たち』第2話を紹介しました!
道間の家族の問題や、仕事での葛藤が描かれた2話でしたが、同時に美波の秘密の仕事が明かされました。
果たしてこの先道間は、売れない小説家を卒業できるのでしょうか?
次回は第3話を紹介しますので、興味のある方は是非ご覧になってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!