街の小さな法律事務所で雇われ弁護士として働く筧史朗の日課は、定時に事務所を出て安売りスーパーに向い、お得な食材を買って健康的で美味しい夕飯を作ること。ご飯と味噌汁、三品のおかずを手早く仕上げ、食費を月2万5千円以内におさえるのが、史朗のとっての重要課題です。
将来のために貯金を心がけている史朗は、月10万円の2LDKに、恋人の美容師・矢吹賢二と2人暮らし。“シロさん”“ケンジ”と呼び合うふたりは、食卓を囲みながら今日あった出来事やいろんな想いを語り合います。
食を通して絆を深める、ほろ苦くもあたたかい物語です。
ドラマ『きのう何食べた?』【第5話 濃厚味噌ラーメン】のあらすじ、キャスト、感想(評価)をまとめてみました。
(トップ画像公式ページより)
目次
ドラマ『きのう何食べた?』前回までのお話
放送期間:2019年4月6日~6月29日
毎週土曜0:12~0:52 (金曜深夜)
放送枠:ドラマ24 【テレビ東京】
放送時間:40分 《シーズン1 全12話》
視聴率:2.8% (第5話)
↓↓↓前回のドラマ『きのう何食べた?』【第4話 絶品ラザニア】のあらすじ、キャスト、感想(評価)をまとめはコチラ↓↓↓
ドラマ『きのう何食べた?』【第5話 濃厚味噌ラーメン】あらすじ
史朗は手術後の経過が順調な父・悟朗の様子にやっと少し安心し始めました。
すると母・久栄は史朗の将来を考え、「老いじたくのことはちゃんと考えているのか」と史朗に思いを伝えようとします。一度そのことをしっかり話したいから、今年の年末は実家に帰ってくるように言うのでした。
気が進まない史朗は、思わず賢二に「帰りたくない」とこぼすと、「贅沢だ」と珍しく本気で怒られてしまいます。
思えば自分の話はしているが、賢二の家族のことを今までちゃんと聞いたことがなかったことに気付いた史朗。改めて賢二の家族の話を聞くとともに、史朗は年末年始に実家に帰省することを決めました。
史朗のいない年越しを迎えることになった賢二。仕事納めの大晦日、職場の仲間とみんなで飲んでいた賢二は、年越しを前にみんなと別れ帰ってくるのでした。
賢二は行く先はなんと家。ひとりで大好きな味噌ラーメンを自己流に作って、堪能するのでした。
ドラマ『きのう何食べた?』【第5話 濃厚味噌ラーメン】キャスト紹介
《キャスト》
筧史朗 (通称:シロさん) 【西島秀俊】
45歳の上野法律事務所の弁護士です。
矢吹賢二 (通称:ケンジ) 【内野聖陽】
43歳の美容師です。
三宅祐 【マキタスポーツ】
賢二の美容院の店長です。
筧悟朗 【志賀廣太郎】
史朗の父です。
筧久栄 【梶芽衣子】
史朗の母です。
《原作》よしながふみ『きのう何食べた?』
《監督》中江和江、野尻克己、片桐健滋
《プロデューサー》阿部真士、松本拓
ドラマ『きのう何食べた?』【第5話 濃厚味噌ラーメン】感想(評価)
年越しの味噌ラーメンをひとりで食べている時のケンジの姿は、なんだかとても楽しそうで、ひとりを明るく楽しめるケンジに思わず、こちらが笑顔になってしまいました。
そして「これもシロさんがちゃんと帰ってきてくれるって、わかってるからなんだよね」っとひとりごとで言っていたのには、涙が出てきました。これまでいろんな恋愛をしてきた大人の恋心を感じて、とても共感してしまいました。
ケンジをみていると、なんだかこちらまでひとりじゃないんだと思ってしまいます。ケンジがシロさんを好きな気持ちに、こちらまで癒される。そして不思議とシロさんに守られているような気持ちにさせてくれる。
あたたかい年末年始を、シロさんとケンジと一緒に過ごしたような思いになりました。ひとり年越しの最高の過ごし方をみたような気さえしました。
ドラマ『きのう何食べた?』【第5話 濃厚味噌ラーメン】まとめ
離れているときこそ、愛が育っていった回でした。
普通なら寂しいと感じることでも、前向きにそれぞれのことを本当に思い合っている彼らの姿に元気づけられ、そのふたりのお互いを思い合う愛情の感じて、思わず涙も出てしまいました。
では次回第6話でお会いしましょう。