街の小さな法律事務所で雇われ弁護士として働く筧史朗の日課は、定時に事務所を出て安売りスーパーに向い、お得な食材を買って健康的で美味しい夕飯を作ること。ご飯と味噌汁、三品のおかずを手早く仕上げ、食費を月2万5千円以内におさえるのが、史朗のとっての重要課題です。
将来のために貯金を心がけている史朗は、月10万円の2LDKに、恋人の美容師・矢吹賢二と2人暮らし。“シロさん”“ケンジ”と呼び合うふたりは、食卓を囲みながら今日あった出来事やいろんな想いを語り合います。
食を通して絆を深める、ほろ苦くもあたたかい物語。
ドラマ『きのう何食べた?』【第8話 鮭と卵のちらし寿司】のあらすじ、キャスト、感想(評価)をまとめてみました。
(トップ画像公式ページより)
目次
ドラマ『きのう何食べた?』前回までのお話
放送期間:2019年4月6日~6月29日
毎週土曜0:12~0:52 (金曜深夜)
放送枠:ドラマ24 【テレビ東京】
放送時間:40分 《シーズン1 全12話》
視聴率:2.7% (第8話)
↓↓↓前回のドラマ『きのう何食べた?』【第7話 鶏雑炊&卵焼き】のあらすじ、キャスト、感想(評価)、まとめはコチラ↓↓↓
ドラマ『きのう何食べた?』【第8話 鮭と卵のちらし寿司】あらすじ
7月のある日、賢二に突然呼ばれ史朗はレストランに向かいます。しかしそこは男女のカップルだらけ。
そこへ賢二の友達の義之と鉄郎のカップルがやってきて、4人で食事をすることになりました。周りの目が気になり、まともに話もできない史朗は、嫌な感じに振舞ってしまいます。帰り際に謝る賢二に、八つ当たりしてしまう史朗。
実は肝心の話ができていなかった義之と鉄郎は、賢二に話し翌日に史朗たちの家にやってくることになりました。史朗はなんとか美味しい料理をふるまい二人の話を聞いて、やっと彼らが何のために会いに来たのか理解することができました。
しかし史朗に対し何かをやってから謝るばかりの賢二は、それを咎める史朗に申し訳なく思い、考え方が違うと思ってしまいます。
ドラマ『きのう何食べた?』【第8話 鮭と卵のちらし寿司】キャスト紹介
《キャスト》
筧史朗 (通称:シロさん) 【西島秀俊】
45歳の上野法律事務所の弁護士です。
矢吹賢二 (通称:ケンジ) 【内野聖陽】
43歳の美容師です。史朗の恋人で同棲しています。
長島義之 (通称:ヨシ君) 【正名僕蔵】
ケンジの友人です。
本田鉄郎 【菅原大吉】
ヨシ君の彼氏です。
ドラマ『きのう何食べた?』【第8話 鮭と卵のちらし寿司】感想(評価)
今回はただラブラブなだけではない、ふたりのすれ違いの部分が描かれていて新鮮でした。なんだか一瞬ひとりになって心が寂しくなる瞬間もあって、共感してしまう場面がいくつかありました。
嫌がっているのはわかっていても、自分にとっては普通のことなだけに慣れていって、相手に変わってほしいとか、自分の変えられない性格とか。
そういったちょっとちょっとのことを繰り返すうちに、いつの間にか相手の気持ちが離れていってしまうことは、悲しいかなたまにあると思います。
しかしまさにこれがここでも起こってしまうとは。リアリティを感じます。
別れの言葉や、その感覚がこんなにラブラブでも出てきてしまうのが実際現実ですね。それをケンジの何気ない仲直りの仕方が救ってくれました。これは真似していきたいと、心底思った場面でもあり、大好きなシーンになりました。
ドラマ『きのう何食べた?』【第8話 鮭と卵のちらし寿司】まとめ
これまでとはひと味違う内容でした。
ラブラブなのは変わりませんが、お互いの考え方の違いを乗り越える術が学べます。大人の恋愛の仲直りの仕方のひとつを、新しく知ることができました。
今回のちらし寿司も簡単に作れるレシピだったので、挑戦してみたいです。
では次回第9話でお会いしましょう。