東京の街で必死に生きようとする女性たちの姿を、SNSを交えて鮮やかに描き出す、蜷川実花が手掛ける人間ドラマです。
成功を手にした写真家リミはようやく妊娠、リミの友人エリコとあかねは、それぞれの悩みを胸に自分と正面から闘います。
売れない女優だったなつめは、やっと手にした人気を本当に手放してしまうのでしょうか。
『FOLLOWERS』【第7話 Favorite お気に入り】のあらすじ・キャスト・感想をまとめてみました。
(トップ画像公式ページより)
↓ 『FOLLOWERS』【第6話 Freeze 入力停止】のあらすじ・キャスト・感想をまとめはコチラ↓
目次
『FOLLOWERS』【第7話 Favorite お気に入り】あらすじ(ネタバレ)
自分の不幸に付き合わせたくないと、好きでありながら自分の流儀《未来ある若者は20代のうちにリリースする》の通り、エリコは年下の彼に別れを告げたこと、そしてステージ3の乳がんであることを、リミやあかねやゆる子に報告しました。
悩んだ結果手術を受けることにしたエリコは、術後すぐに会社に行きますが、部下たちは自分が不在の間でも生き生きと仕事をしていて、自分はもう必要ないように感じ、さみしくなってしまいます。
しかしリミに楽しそうに働いていたのは、エリコがこれまで社員たちをちゃんと育ててきたからだと、こんなかっこいい人見たことないと励ましました。
すると今の自分を自分がちゃんと受け入れるために写真を撮ってほしいと、エリコはリミに上半身裸の姿で写真を撮ってもらうのでした。
あかねは自分のやり方をなつめに否定され、売れっ子歌手に育ててきたsayoが壊れ始めてしまった現実から、自信を無くしています。リミに一度sayoの担当から離れてみることを進められますが、悩み続けていました。そこに隣の部屋の和田がやってきて、慰めてくれるのでした。
なつめは失望して実家に帰ろうと引っ越しの準備を始めます。そこにノリから電話があり、サニーの個展に顔を出すことになります。サニーはなつめを見ていて創作意欲を止められず、こんなふうに絵を描いたのだと、本当の自分をさらけ出し、ふたりは理解し合うことができました。
引っ越し当日になつめがベッドの上でボーっとしていると、リミからいいね!が押されます。「汝の道を進め」というリミからのメッセージに一気に火がつき、なつめはヒラクのもとに向かい、再スタートを一緒に切ってほしいと話し、ヒラクも同意するのでした。
『FOLLOWERS』【第7話 Favorite お気に入り】キャスト紹介
2020年2月27日配信開始。
第7話:38分
【監督】蜷川実花
【キャスト】奈良リミ(中谷美紀)
【キャスト】百田なつめ(池田エライザ)
【キャスト】田嶌エリコ(夏木マリ)
【キャスト】群青あかね(板谷由夏)
【キャスト】ゆる子(金子ノブアキ)
【キャスト】サニー(コムアイ)
なつめの友人の画家です。
【キャスト】ノリ(ゆうたろう)
なつめの友人です。
【キャスト】ヒラク(上杉柊平)
なつめの彼です。
元天才子役で今は芸能界を引退して、人気YouTuberとして生計を立てています。
『FOLLOWERS』【第7話 Favorite お気に入り】感想
エリコは女性が憧れるような、本当にかっこいい女性でした。つらいことほど笑顔で話して、明るい素振りを見せる方には弱いせいか、こんな人になりたいと思いました。その生き様が写真に現れていて、最高にかっこよかったです。
もはやお芝居ではなく、夏木マリさんの生き方でもあるように感じました。
リミは今回は友人たちの相談役に徹していて、彼女のアドバイスの中で、たとえ本人たちが後悔することになっても、自分で悩む時間や選択する機会がないと、成長できないのではというのが響きました。悩む時間は成長のための栄養にもなるのですね。
『FOLLOWERS』【第7話 Favorite お気に入り】まとめ
女性の本当の強さとかっこよさを、観ることができた回でした。
エリコ(夏木マリ)の写真は、最高にかっこよかったです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。