筆者のお友だちの韓国人はいつも言っています。
「韓国は日本より10年遅れているから」と。
過剰な受験戦争、バブル、そして就職難、少子高齢化はいずれもほとんど日本と同じような歩みを見せているというお隣韓国ですが、
韓国アイドル業界の闇はみなさんも漏れ聞いているでしょう。
本まとめでは韓国が抱えるアイドル界そして芸能界の闇をまとめて、
日本の芸能界の違いから、なぜ韓国アイドル界、芸能界はこのような状態なのかを考察していきたいと思います。
韓国アイドルの闇
韓流ブームか、国民性が近いからか、日本でも有名な韓国アイドルは多いですね。
そんな韓国アイドルの闇と真っ先に結び付けられるのが性の問題です。
「韓国アイドル」「闇」でググると
「リベンジポルノ」や「枕営業」、「セクハラ」といった性に関連するワードが引っかかってきます。
これはつまり、韓国アイドル界にはいわゆる性接待が常態化していることを表しています。
性接待というと、
アイドルたちと雇用者(事務所)との間に圧倒的な主従関係が成り立っているともいえます。ではなぜこうした主従関係がうまれるのでしょうか。
韓国アイドルたちは事務所からのレッスン料が出世払いとされていることが多いようです。つまり、「売れたら返してね」ということです。
彼女たちはある種の首輪が付いた状態で芸能人としてデビューすることになるのです。この異常な競争社会は韓国アイドル界を漆黒の闇で覆い、アイドルたちの精神を蝕んでいくのです。
韓国芸能界の闇
言わずもがな、
韓国アイドル界の闇はそのまま韓国芸能界の闇に言い換えることができます。アイドルに限らず歌手や俳優、女優たちは皆こうしたプレッシャーにさらされているのです。
そして過度な競争社会は人間の尊厳を奪い、思いもよらない行動に人々を誘います。
女優のチャン・ジャヨンさん(29)は韓国版の花より男子にも出演された非常に有名な女優さんでしたが、2009年に自殺されています。
人気アイドルグループ、SHINee(シャイニー)のリードボーカルのキム・ジョンヒョンさん(27)も2017年に自殺をしています。
また、2019年には人気男性アイドルグループJYJのパク・ユチョンさん(32)が薬物疑惑を起こしています。
いずれにおいても日本国内でも大きなニュースとなった事件ですが、韓国芸能界の闇と考えると、これらは氷山の一角かもしれません。
そして、本まとめでは最も近しい大きな事件である、元KARAのク・ハラさんの自殺未遂を取り上げて詳しく見ていきましょう。
元KARAク・ハラの自殺未遂
ク・ハラさんは元KARAのメンバーで日本でも活躍された女優・アイドルです。
2019年5月26日未明にソウル市江南区の自宅で倒れていたところを発見され、
自殺未遂であるとされ、本人もそれを認めるコメントを発表しています。
本人のコメントを見ると、精神的な疲れから自殺を図ったことが伺えますが、
ネットや週刊誌の記事を見る限り元カレからの暴力とリベンジポルノが影響しているようです。韓国芸能界自体の闇がそうさせたのか、たまたまその元カレが悪い男だったのかは定かではありませんが、
どちらにしても韓国芸能界がアイドルたちの性的な問題に対しての対応策をなにも持っていないことは今回の報道でも明るみに出たと言えるでしょう。
韓国の芸能界と日本の芸能界の違い
日本の芸能界でも古くは枕営業の存在がまことしやかに囁かれていましたが、
昨今は世間がそれを許すはずありませんよね。
韓国ももちろん世間の目はあるでしょうが、大統領が逮捕されてしまう国なので、
如何せん芸能界への目は日本ほど厳しくないことが想像できます。芸能人の不倫をトップニュースとして扱う日本はいかに平和であるかということです。
しかしながら、NGT48問題や芸能人の薬物疑惑が相次いでいる中、日本の芸能界も注意しなければ近いうちに悲惨な事件が起きてしまうかもしれません。
まとめ
韓国のアイドル界・芸能界は闇が深く、性的なトラブルを中心に多くの問題を抱えています。
その問題の根源は過度な競争社会が生むプレッシャーで、
しばしば金銭的な問題も関わっています。
昨今日本でもアイドルの問題や芸能人の薬物問題が多く取り上げられているため、
日本の芸能界も何らかの対策を講じる必要があるでしょう。
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