令和元年は台風が多い年になるのか?予想と台風が多い年のメカニズムを解説

生活

 

早くも発生した令和初の台風3号、大きな被害は無かったので一安心ですが、

台風シーズンの到来には早い様に思います。今年は台風の当たり年になってしまうのでしょうか?
今年は台風が多くなってしまうのかどうか?予想をお届けします。

また台風が出来るメカニズムなどについてもご紹介したいと思います!!

 

 

令和元年は台風が多い年になるのか予想してみた

今シーズンの太平洋高気圧は、日本の南で西への張り出しが強いものの、

北への張り出しは弱い予想です。

7〜8月は太平洋高気圧が勢力を強める時期と弱める時期があり、

太平洋高気圧の勢力が強い時期は、台風は高気圧の縁を時計回りに進み、

平年よりもやや外回りの進路をとって沖縄〜中国大陸・朝鮮半島へ向かうことが多くなりそうです。

一方、太平洋高気圧の勢力が弱い時期は、台風を動かす風が弱くなり、

複雑な進路をとったり、動きが遅くなった りしながら日本付近に接近する可能性があります。9月以降、偏西風が南下してくると、台風は本州付近へ向かう進路をとることが多くなる予想です。

関東に接近する可能性が高まるのもこのタイミングです。

今年の10月は平年よりも太平洋高気圧の勢力が強く、日本に接近する台風もありそうです。

 

今年の高気圧の傾向はわかりましたが、結局多いの?少ないの?と思われた皆さん!

ズバリ、今年の台風発生数の予想は27個(既に発生した2個含む)です!!

 

( ゚Д゚)で?

それって平年より多いの?という話ですが、27個は平年並で、

特に多い訳では無さそうです。

台風が出来るメカニズムとは

台風発生にまず必要なのは「太陽の熱エネルギー」です。この太陽の熱エネルギーによって海水が蒸発し、空気の渦が出来ると、空気の渦の中心に向かって、水蒸気を含んだ空気が、中心へ流れ込みます。

すると上昇気流によって作られた雲は、成長を続け積乱雲に発達します。雲が作られる過程で、水蒸気だった気体が水粒に変わると、かなり多くの熱を放出し、放出された熱は周りの空気を温め、更に上昇気流を強めていきます。

これを繰り返すと、小さかった空気の渦が大きな渦に発達し、熱帯低気圧が発生します。
なぜ熱帯低気圧の説明になったかというと、この熱帯低気圧が威力を増すと台風となるからです。

台風が多い年の特徴とは

次に台風が多い年にはどんな特徴があるのかご紹介します。
戌年に多い?昨年(戌年)は台風が多かったですよね。また台風に限らず災害が多かった印象がありますが、戌年は異常気象になる事が多いというデータがあるそうです。

次の戌年は12年後だから当分安心出来るでしょうか。実際には昨年は戌年云々ではなく、猛烈に暑かった為、台風が多かったです。

日本に台風をもたらすフィリピン海なんですが、この南方の海底で地震を起こすマグマが噴出すると、海水温が上がり台風が発生します。

台風が多い年の特徴とは暑さに関係があるようです。

 

 

台風〇〇号とはどのように決まるのか

台風は1月の元旦から発生した順番に1号、2号と名付けられますが、

 

何が基準になるかと言うと、

1年を基準として、台風が日本より南もしくはその付近で発生した順番になるそうです。

台風は夏に発生のイメージがありましたが、1月から順番に付けているとは

ちょっと意外でした。

 

 

 

まとめ

 

令和初の台風3号が早くも発生した事で気になる今年の台風予想ですが、

発生数は平年並みの予想です。

台風発生のメカニズムは、

かいつまんでお話しすると「太陽の熱エネルギー」によって積乱雲が発生し、

放出された熱によって大きな渦に発達すると低気圧が発生し、

この低気圧が威力を増すと台風になります!

その為熱い夏ほど台風が多くなるようです。

 

また台風○号の決め方は、元旦から発生した台風を数えます。

今年は暑さもほどほどで、台風も少ないと良いですね。

 

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