映画『i am sam』あらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめ

海外映画

 知的障害を持つ父親と、幼い娘の純粋な愛の姿を描いたドラマ映画です。

 ビートルズに楽曲などが、物語や演出のあらゆるところに入れられているのも見どころな作品になっています。

 映画『i am sam』のあらすじ・キャスト・感想(評価)をまとめてみました。

映画『i am sam』概要

公開日:2001年12月28日(アメリカ) / 2002年6月8日(日本)

上映時間:133分

 

【スタッフ】

監督…ジェシー・ネルソン

映画『i am sam』あらすじ

 コーヒーショップでアルバイトとして働く知的障害を持つサムは、ある女性との間に娘が産まれます。しかし母親は病院を出るとすぐに失踪し、サムは娘のルーシーを男手ひとつで育てることになりました。

 子育てにてんてこ舞いでわけのわからない様子のサムを見るにみかねた、隣に住んでいる外出恐怖症のアニーは、時折サムを手伝うようになります。さらに週に何回か集まっている障害を持つ者同士の友人たちもサムの子育てを手伝い、サムとルーシーは楽しく暮らしていました。

 次第に父であるサムが他の家の父親と少し違うことに気付きはじめたルーシーは、次第に父のサムを庇うようになります。

 そんなある日、ルーシーの7歳の誕生日パーティーをサプライズでしようと、サムは友人たちを集めて待っていると、その中のひとりの少年がルーシーは本当はサムの子ではないと言い始めます。そこへ児童福祉施設の職員もやってきて、入ってきたルーシーは突如その職員に連れていかれてしまいます。

 離れ離れになる父と娘。サムは娘を取り返すため、弁護士を自分で雇い裁判をする決意をするのです。

映画『i am sam』キャスト紹介

サム・ドーソン…ショーン・ペン

 大人でありながら7歳程度の知的レベルという障害をもつ、シングルファーザーです。アルバイトをしながら子育てをします。

 

リタ・ハリソン・ウイリアムズ…ミッシェル・ファイファー

 大きな法律事務所に所属している優秀なエリート弁護士です。

 

ルーシー・ダイアモンド・ドーソン…ダコタ・ファニング

 サムの一人娘です。母親は生まれてすぐに逃げてしまいました。賢く芯の強い父親思いな性格です。

 

ランディ・カーペンター…ローラ・ダーン

 ルーシーの里親の母です。

 

Mr.ターナー…リチャード・シフ

 検事です。サムがルーシーを育てられないことを証明しようとしています。

映画『i am sam』感想(評価)

 とても心温まる作品でした。最初はどうなってしまうのか展開にドキドキしましたが、ハッピーエンドになって本当に安心しました。

 里親が良心的な人でルーシーとサムは救われましたね。ルーシーのことを大切に思う里親・ランディの想いが伝わってきました。

 またルーシーが夜中にサムの家にこっそり行く姿が、実に可愛く愛らしかったです。そしてランディに子育ての手伝いを頼んたサムは、人としても親としても素晴らしかったと思います。

 最終的に友人、近所の人、里親、本音で心を通わせ力を合わせて戦ったリタなど、出会った全ての人に支えてもらいながら子育てをする状況を手に入れたサム。時間を経て観たときに、この映画から学ぶことは実に多そうな予感がしています。

 エリート弁護士であるリタに、裁判の弁護してもらうところまでもっていったサムの人間力には感服しました。ルーシーの芯の強さはサムの遺伝ですね。何度も観たい作品になりました。

映画『i am sam』まとめ

能力だけではなく、想いや愛の強さゆえに成せるものがあることを教えてくれた映画です。

人や良心をいつも以上に大切にしたくなるお話でした。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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