今回はエディー・マーフィー主演のNetflix独占、コメディ伝記映画『ルディ・レイ・ムーア(原題 Dolemite is My Name )』をお届けします
2019年制作、 監督はクレイグ・ブリュワー
1970年代『ドールマイト』という映画の作成に生涯をささげた、実在した歌手でコメディアンのルディー・レイ・ムーアをエディー・マーフィーが熱演したコメディ伝記映画
エディーマーフィー久しぶり!!全盛期のころにくらべると、あたりまえだけどちょっと老けたかな?って印象ありましたが、独特の笑顔とマシンガントークは健在!
映画監督役のウェズリースナイプスの「オネエ?」風の演技も楽しかったです。
彼と言えば革ジャン、サングラスにショットガンで無口な男!!のイメージを勝手に持っていましたが、フリフリの日傘姿にギャップ萌えしましたよ。
ちょっと引くくらいのギャクはさすがアメリカンコメディ!
70年代の衣装や音楽、黒人世界をリアルに、下ネタ全開で面白く描かれており、
ちょっとお腹がぷっくり出たかわいいエディが見れますよ。
ネットフリックス映画でこれだけのスターが勢ぞろいする作品はなかなか見れないと思いますので、ぜひおすすめ!
【ルディ・レイ・ムーア】キャスト紹介
ルーディ・レイ・ムーア(エディー・マーフィー)
デュルヴィル・マーティン(ウェズリー・スナイプス)
ジェリー・ジョーンズ(キーガン・マイケル・キー)
ベン・テイラー(クレイグ・ロビンソン)
ジミー・リンチ(マイク・エップス)
ボビー・ベール(クリス・ロック)
レディーリード(ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ )
【ルディ・レイ・ムーア】あらすじ
1970年代スターになることを夢見てレコード店で働き、バーなどでスタンダップコメディアンとして働いていたルディなのですが、全くうけずくすぶっている毎日。
そんなルディが働くレコード店になぜかやって来て、下品な話をするホームレスのリコの方が客に受けている……。
それをみたルディはリコにお金を払ってギャクを話してもらい、自分流にアレンジをし、アフロのかつらをかぶり、ステッキを持って舞台に立ちます。
きつい下ネタ全開のネタで舞台は大盛況!!瞬く間にルディはツアーをまわる人気コメディアンになります。
彼がだしたアルバムは2枚もビルボードのチャート入り、はたから見れば順風満帆。
だけど、なにか物足りない彼は 仲間を集め、映画作成に乗り出します。
しかし印税をはたき、更に借金、破産してまでも映画を作ったのですが、下品なB級映画でなかなか買い手がつきません。
以前のスタンダップコメディアンに元通りになったルディ。
出演したラジオのMC、ボビー(クリスロック)に劇場を紹介してもらい、人生をかけて作成したB級映画『ドールマイト』上映し、大うけの大反響!!
新記録を作りだし、大手と契約まで結びます。
新聞で酷評もされ傷つきもしますが、時の人となったルディの快進撃は止まりません。
つぎつぎと劇場に観客が押し寄せ『ドールマイト』は大ヒットしルディはスターダムにのし上がります。
【ルディ・レイ・ムーア】見どころ
ルーディー・レイ・ムーア
彼の映画『ドールマイト』は大ヒットし、興行収入1000万ドルをこえ、7作を次々と制作 。
80年代のラップは彼の影響をうけており、ラップの父として知れ渡った人物で亡くなる前日までぶっ飛びつづけたスター。
ルディレイムーアの半生が描かれた作品で、 1970年代の映画 も作中に差し込まれ、リアルにその時代を感じることができます。
エディマーフィをはじめ、 キーガン・マイケル・キー、ウェズリースナイプス、クリスロックなど 豪華キャストの出演は見どころ。
70年の黒人世界どくとくの衣装や音楽、特にエディ演じるルディは毎日、色とりどりの衣装でも楽しませてくれます。
「白人にはウケないよ」「黒人の下品なジョーク」というセリフ、白人と黒人の間には笑いの文化においても大きな違いがあったことが感じ取れました。
【ルディ・レイ・ムーア】感想・まとめ
1970年代の黒人差別が色濃く残っていた時代、ルディレイムーアに共感したひとは、自分たちが抱えている社会への不満を彼に託してしたのかもしれませんね。
ルディが下ネタにとことんこだわり続けた熱意が人々の心に通じたのだと思います。
まさに時代能寵児だったのは間違いなし。
アメリカンコメディをみていつも思うのですが「クソ」や「ケツ」下ネタ好きだなと……。
個人的にエディマーフィーがルディになり切った、動きや歩き方可愛かったです。
ルディはひらめきの天才ですね。
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