ドラマ『きのう何食べた?』【第12話 ジューシー鶏唐揚げ&エビチリ】あらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめ

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  街の小さな法律事務所で雇われ弁護士として働く筧史朗の日課は、定時に事務所を出て安売りスーパーに向い、お得な食材を買って健康的で美味しい夕飯を作ること。ご飯と味噌汁、三品のおかずを手早く仕上げ、食費を月2万5千円以内におさえるのが、史朗のとっての重要課題です。

 将来のために貯金を心がけている史朗は、月10万円の2LDKに、恋人の美容師・矢吹賢二と2人暮らし。“シロさん”“ケンジ”と呼び合うふたりは、食卓を囲みながら今日あった出来事やいろんな想いを語り合います。

 食を通して絆を深める、ほろ苦くもあたたかい物語。

 ドラマ『きのう何食べた?』【第12話 ジューシー鶏唐揚げ&エビチリ】のあらすじ、キャスト、感想(評価)をまとめてみました。

(トップ画像公式ページより)

ドラマ『きのう何食べた?』前回までのお話

放送期間:2019年4月6日~6月29日 

     毎週土曜0:12~0:52 (金曜深夜)  

放送枠:ドラマ24 【テレビ東京】

放送時間:40分  《シーズン1 全12話》

視聴率:3.7% (第12話)

 

↓↓↓前回のドラマ『きのう何食べた?』【第11話 ジューシーとんかつ】のあらすじ、キャスト、感想(評価)をまとめはコチラ↓↓↓

ドラマ『きのう何食べた?』【第11話 ジューシーとんかつ】のあらすじ・キャスト・感想(評価)・まとめ
  街の小さな法律事務所で雇われ弁護士として働く筧史朗の日課は、定時に事務所を出て安売りスーパーに向い、お得な食材を買って健康的で美味しい夕飯を作ること。ご飯と味噌汁、三品のおかずを手早く仕上げ、食費を月2万5千円以内におさえるのが、...

ドラマ『きのう何食べた?』【第12話 ジューシー鶏唐揚げ&エビチリ】あらすじ

  お正月。史朗の実家に行くのにひげを剃った方がいいと店長に言われ、戸惑う賢二。しかし当日史朗に剃るか剃るまいか悩んでいることを話すと、そのままのお前でいいと言われ嬉しくなりました。何とか準備を終え、いざ出発です。

 史朗の実家に着くと、賢二はとにかく落ち着かず史朗も顔が強張り、史朗の両親も緊張していました。母・久栄が史朗に唐揚げあげるの手伝ってと言うと、父・悟朗と賢二は二人きりでおせちを囲むことに。

 悟朗は賢二を史郎の部屋に連れていき、史朗の子供の時の写真を見せるのでした。

 その写真を見て悟朗の話を聞くうちに、史朗の想いや悟朗の想いやを代弁するかのごとく、悟朗に話し始める賢二。

 賢二は両親の気持ちを解きほぐし心が繋がり、仲良くなることに成功しました。

 その帰り道、賢二は史朗にそして史朗は賢二に感謝の気持ちを伝え、永遠の愛を誓い合うのでした。

ドラマ『きのう何食べた?』【第12話 ジューシー鶏唐揚げ&エビチリ】キャスト紹介

《キャスト》

筧史朗 (通称:シロさん) 【西島秀俊】 

 45歳の上野法律事務所の弁護士です。

矢吹賢二 (通称:ケンジ)  【内野聖陽】

 43歳の美容師です。

筧悟朗  【田山涼成】

 史朗の父です。

筧久栄  【梶芽衣子】

 史朗の母です。

ドラマ『きのう何食べた?』【第12話 ジューシー鶏唐揚げ&エビチリ】感想(評価)

 とても良い回でした。ケンジの人間力すごいです。これまでいろんなものを繊細に感じ取って常にちゃんと考えてきたから、そしてシロさんのことを本気で愛しているから、シロさんの幼少期の気持ちや、両親の心に寄り添える。

 父・悟朗とケンジが心をともにすることができて安心しました。

 シロさんの部屋が、彼が家を出て行った18歳の時のままになっていたのにはとても驚きました。

 男として生まれてきたシロさんを、男として大事に育ててきた両親の気持ちを辿っていくと、そのシロさんの部屋でケンジと卒業アルバムをみながら話をしたのは、過去と今が繋がった瞬間だったのだと感じ、とても意味のある出来事でした。

 シロさんが両親にケンジを会わせた次の日、これまで意識していた周りの目を、ケンジが幸せになってくれるなら気にするのをやめると言ったのも、シロさんの中で大きな心の変化があり、シロさんとケンジが本当の意味で家族になったのだと思いました。

 幸せになればなるほど、ケンジが一瞬みせるなんとも切ない顔は演技であったとしても忘れられません。同性愛者ということで諦めてきた幸せがたくさんある。その全てをシロさんが与えてくれた。つらかったことを見せないケンジだからこそのこの表情。たまらないです。

 シロさんとケンジがずっとずっと幸せに一緒にいられますように。何度も観たい最高のドラマでした。

ドラマ『きのう何食べた?』【第12話 ジューシー鶏唐揚げ&エビチリ】まとめ

 こんなにも登場人物が現実に生きているように感じられるドラマはないです。

 シロさんがケンジをみて、嬉しそうに笑顔がこぼれ落ちるところ、ケンジがシロさんの発言や行動に素直に正直に反応しているところは大好きな場面でした。性別なんて関係なく、相手を愛し毎日を楽しく丁寧に暮らしていく理想の家族像がここにありました。

 この作品を観ると誰かのためにおいしいものをものを作りたくなる、そして作ってもらったものを大切に味わいたくなる、そんな作品です。

 当たり前のことが一番の幸せ。それを感じるのに最高にオススメです。

 一緒に住む人や家族のことを改めて見つめ、おうち時間を通して幸せに包まれるきっかけになるといいなあと思い、紹介させていただきます。

 引き続きこの作品のお正月スペシャルが、Netflixではシーズン2という形で、3話に渡って配信されていますので、このあとそちらも記事を書いていきます。

 次回シーズン2第1話でお会いしましょう。

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