「グリーンマイル」トム・ハンクスの大ヒット映画!キャスト・感想・まとめ

映画

「グリーンマイル」ってどんな映画?

2000年に公開のスティーブン・キング原作の「グリーンマイル」をご紹介します。一言で言えば「とにかく凄い映画」!一度見始めたら続きが気になって、最後まで続けて見てしまうでしょう。予想を超えた驚く展開に誰もが息をのむシーンが多々有るでしょう。でも最後は誰しも涙が止まらないでしょう。この映画を観ていないなんて勿体ない。ぜひ多くの方に観て頂きたくご紹介致します。

「グリーンマイル」のあらすじ

1932年アメリカのコールドマウンテン刑務所のE棟で、看守主任として勤務するポール・エッジコム(トム・ハンクス)の元に、新しく死刑囚が送られてきます。その死刑囚の名前はジョン・コーフィー(マイケル・クラーク・ダンカン)。身長2mは有る大柄な黒人の男で、少女二人を強姦殺害した罪で死刑が確定しています。響くような低い声で穏やかに語り、性格も穏やかで優しく、体が大きいとはいえとてもそんな凶悪な事件を起こすようには見えませんでした。

ポールは同僚には内緒にしていましたが、重度の尿路感染症を患っていて、ある時パーシーが原因で一騒動有り、その日は特に具合が悪かったポールが一人で看守として残ることになりました。ポールは仲間が出かけるまでは気を張っていましたが、一人になると気が抜けてしまい倒れこんでしまいました。それを見た死刑囚達は驚きましたが、コーフィーだけは慌てることもなく、静かにポールに語りかけました。「ボス。治してやるからもっとこっちに来てくれ」と。意識が朦朧としたまま、ポールはコーフィーの檻の前に辿り着きましたが、その時コーフィーがポールの痛みを伴う部分に手を当てた途端に、悪いものが凄い勢いで吸い込まれるような感覚に陥りました。同じ死刑囚のドラクロアはコーフィーがポールに手を出したのだと思い大騒ぎしていましたが、ポールはとても体が楽になりました。その代わりコーフィーは口から悪いものを空中へ吐き出して、とても疲れたと言って横になってしまいました。その後もパーシーに踏みつぶされたネズミの「Mr.ジングルス」を生き返らせたり、ポールにはコーフィーには不思議な癒しの力があるのだと考えました。そして神から使わせられたであろうコーフィーを、自分達は死刑にしてもよいのかと悩み始めました。ポールはなんとかコーフィーの死刑を阻止しようと動き始めます…。

「グリーンマイル」のキャスト

ポール・エッジコム(トム・ハンクス)

コールドマウンテン刑務所のE棟看守主任。罪人の死刑執行の指揮をとるのが仕事。重度の尿路感染症を患っていましたが、ジョン・コーフィーの不思議な癒しの力で完治することが出来ます。コーフィーには「ボス」と呼ばれ、信頼されています。

ジョン・コーフィー(マイケル・クラーク・ダンカン)

双子の女の子を強姦殺害した罪で、死刑囚としてコールドマウンテン刑務所に収監されます。身長2mで、更に体重126kgの巨漢で、深いこもった声は迫力が有りますが、凶悪事件を起こしたとは思えないほど穏やかな性格で、子供のように暗闇を極端に怖がります。ポールの尿路感染症を治したり、踏みつぶされたネズミを生き返らせたりする癒しの力を持っています。

ブルータス・ハウエル(デヴィッド・モース)

E棟の副主任で、ポールの一番の理解者。体が大きく、正義感が強く、心優しいため囚人にも信頼されています。残忍で冷酷で頭の悪い同僚「パーシー」を激しく嫌っています。

パーシー・ウェットモア(ダグ・ハッチソン)

上にコネが有るため、好き放題な仕事のやり方をしているE棟の看守の一人。冷酷で残忍な性格だが実はただの臆病者です。その性格から何度も騒ぎを起こしているため、パーシー達も手を焼いていますが、全てコネで自分の良いように握りつぶそうとします。「死刑の指揮を取らせてくれたら転属する」とポールに頼み込み、ドラクロアの死刑の指揮を取りますが前代未聞の大事件を引き起こします。

エデュアール・ドラクロア(マイケル・ジェッター)

死刑囚の一人で、「ミスター・ジングルス」と名付けたネズミに芸を仕込み可愛がっています。パーシーと度々ぶつかり、何度も酷い目にますが、死刑執行の際もパーシーが指揮を取ることになります。

ウィリアム・ウォートン(サム・ロックウェル)

凶悪な死刑囚で、収監後も度々問題を起こす問題児。看守からも同じ死刑囚からも煙たがれています。

「グリーンマイル」の感想・まとめ

何度も予想を超える展開に驚かされます。スティーブン・キングが原作だったことを知り、その予想を超える展開も納得出来ました。トム・ハンクスの落ち着いた演技と、コーフィー役のマイケル・クラーク・ダンカンの神のような演技が本当に凄い映画です。息を飲む展開に思わず、眼をそむけたくなることもありますが、最後のシーンは涙なしでは観れません。

ホラーのイメージが強いスティーブン・キングですが、こんなに心を震わせる作品はさすがスティーブン・キングと思わせてくれる素晴らしい映画です。こんな映画は他には有りませんぜひ最後まで観て頂きたい映画です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました