「スパイダーマン2」(2004年)は、「スパイダーマン」(2002年)の続編映画です。
興行収入は全世界で7.8億ドルと、第1作目に引き続き高い人気を獲得しました。
今作でスパイダーマンことピーターは、なんと特殊能力を失ってしまいます。
そんな彼に、Dr.オクトパスの魔の手が迫ります。
さらに、想い人メリー・ジェーンには結婚が決まり…?
この記事では、映画「スパイダーマン2」の概要、あらすじ、ネタバレ、キャスト、見どころ、感想を紹介しています。
「スパイダーマン2」の概要
「スパイダーマン2」(2004年)は、スタン・リー作の同名漫画を実写化したアメリカの映画です。
「スパイダーマン」(2002年)の続編となっています。
監督はサム・ライミ、主演俳優はトビー・マグワイアです。
興行収入は、全世界で7.8億ドル、日本では67億円をという高値を記録しました。
映像は、当時の最先端技術が駆使されており、第77回アカデミー賞視覚効果賞を見事獲得しています。
なお、スパイダーマンの映画は、以下の3つのシリーズに分類されます。
この記事でご紹介する「スパイダーマン2」は、「スパイダーマン」シリーズの2作目にあたります。
「スパイダーマン」シリーズ
- スパイダーマン(2002年)
- スパイダーマン2(2004年)←今回ご紹介している作品は、コチラ
- スパイダーマン3(2007年)
「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ
- アメイジング・スパイダーマン(2012年)
- アメイジング・スパイダーマン2(2014年)
MCUシリーズ
- スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
- スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)
「スパイダーマン2」のキャスト紹介
スパイダーマン/ピーター・パーカー(演:トビー・マグワイア)
主人公。
遺伝子操作されたクモに噛まれ、驚異的な身体能力とクモの力を得る。
スパイダーマンとして人々を助ける活動をしている。
おじとおばに育てられた。
能力を手に入れたあと悪い心に負けたこともあったが、それによっておじを失い、良い人間になることを誓う。
幼い頃から隣家のMJに恋をしていた。
演:トビー・マグワイア
アメリカの俳優、映画プロデューサー。
出演作品は、「マイ・ブラザー」「華麗なるギャツビー」など。
メリー・ジェーン(MJ)(演:キルスティン・ダンスト)
駆け出しの舞台女優。
ピーターが恋をしている。
演:キルスティン・ダンスト
アメリカの女優。子供のころからモデル業をしていた。
出演作品は、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」、「若草物語(1994)」、「マリー・アントワネット(2006)」「メランコリア」、「FARGO/ファーゴ」など。
「メランコリア」では、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した。
ハリー・オズボーン(演:ジェームズ・フランコ)
ピーターの親友。
前作で亡くなったノーマン・オズボーン(グリーン・ゴブリン)の息子。
父親がスパイダーマンに殺されたと考え、スパイダーマンに復讐を誓う。
ピーターがスパイダーマンであることには、まだ気付いていない。
演:ジェームズ・フランコ
出演作品は、「DEAN/ディーン」、「スモーキング・ハイ」、「ミルク」、「127時間」、「スプリング・ブレイカーズ」「ディザスター・アーティスト」など。
ゴールデングローブ賞を受賞している。
「127時間」では、アカデミー賞にノミネートされた。
ドクター・オクトパス/オットー・オクタビアス (演:アルフレッド・モリーナ)
「スパイダーマン2」で登場するキャラクター。
優秀な科学者。
実験の最中に事故に遭い、「Dr.オクトパス」となる。(※オクトパスはタコの意味)
制御装置が壊れ、心をコントロールできなくなる。
演:アルフレッド・モリーナ
イギリスの俳優。
ベン・パーカー(演:クリフ・ロバートソン)
ピーターのおじ。
生前、ピーターに良い人間になるよう伝えた。
演:クリフ・ロバートソン
アメリカの俳優。
「まごころを君に」(1968)でアカデミー賞主演男優賞を受賞している。
メイ・パーカー(演:ローズマリー・ハリス)
ピーターのおば。
甥であるピーターを常にあたたかく見守る。
演:ローズマリー・ハリス
イギリスの女優。
「冬のライオン」でトニー賞を受賞している。
グリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーン(演:ウィレム・デフォー)
ピーターの親友ハリーの父親。
生前は軍事企業「オズコープ」の社長だった。
自社で開発したパワー増強剤を服用し、「グリーン・ゴブリン」となったが、第1作目で死亡。
演:ウィレム・デフォー
アメリカの俳優。悪役が多い。
「プラトーン」(1986)、「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」(2000)、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」(2017)では、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。
「永遠の門 ゴッホの見た未来」(2018)では、主演男優賞にノミネートされた。
「スパイダーマン2」のあらすじ、ネタバレ
ピーターは、スパイダーマンとして街の人々を助ける毎日をおくっていた。
しかし、忙しさのせいで、大学は落第寸前となり、アルバイトは解雇になってしまう。
ピーターは、ある日、尊敬する科学者Dr. オクタビアスに会う。
だが彼は、実験中にアクシデントに見舞われ、金属のアームが付いた異形の姿になってしまう。
さらに、制御装置が壊れて思考まで奪われてしまい、暴走を始める。
一方、ピーターの想い人メリー・ジェーン(MJ)は、舞台女優としての道を歩み始めていた。
彼女は、ピーターのあいまいな態度に失望し、飛行士の彼との結婚を決める。
それを知ったピーターは、ショックのあまり特殊能力を失ってしまう。
「スパイダーマン2」の見どころ
ピーター、スパイダーマンをやめると決意する
前作で、スパイダーマンとして人々を守る道を選んだピーター。
しかし、彼は次第にスパイダーマンの活動が自分の生活を阻害していると感じるようになります。
スパイダーマンをしていると想い人メリー・ジェーンとは一緒になれないのです。彼女を危険にさらしてしまうからです。
そんなこんなでピーターがグズグズしているうち、メリー・ジェーンにボーイフレンドができてしまいます。
そのことを知ったピーターは、クモの特殊能力を失い始めます。
ピーターは、特殊能力が消えたのは自分がスパイダーマンを望んでいないからだと考え、スパイダーマンをやめるという決意をします。
しかし…?
想い人メリー・ジェーンとのすれ違い
主人公ピーターとメリー・ジェーンは、どうやら両思いのよう。
しかし、メリー・ジェーンと付き合えば彼女を危険にさらしてしまうと考え、ピーターは彼女を諦める道をえらびます。
愛していながらも、スパイダーマンの活動の為に、彼女と離れることを選択するピーターが切ないです。
Dr.オクトパスとの戦い
今回の敵は、Dr.オクトパス。
Dr.オクトパスは、ハリーの尊敬する科学者オクタビアスが、実験中の事故で人工のアームがくっついてしまったことから、生まれました。
アームが4本付いているので、まるでタコのような出で立ちです。
制御装置が壊れてしまったため、人格も変わってしまっています。
アクションシーンでは、そんな彼との戦いが主に描かれています。
「スパイダーマン2」の感想
第1作目に引き続き、今回もたくさん泣いてしまいました。
普通はそんな反応にはならないと思うのですが…。
アクションシーンも楽しいのですが、この映画には、心を動かされるものがいくつもあるんですよね。
メリー・ジェーンとのすれ違いや、ピーターがスパイダーマンを再始動するまでの過程、ピーターとおばとの会話、Dr.オクトパスと妻のこと、ハリーの想い・・・様々なものが、私の気持ちを揺さぶり続けました。
もちろん、アクションシーンも華やかで面白いです!
「スパイダーマン2」のまとめ
「スパイダーマン」の続きとなる「スパイダーマン2」。
前作と同じく大ヒットした作品ですので、とってもおすすめ。
ヒーローものやアクションが好きな方はぜひどうぞ!
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