「フック」ロビン・ウィリアムズの大ヒット作品!あらすじ・キャスト・感想

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「フック」ってどんな映画?

1992年公開の「フック」という作品をご存じですか?スティーブン・スピルバーグ監督が送る40歳になったピーターパンが、再び記憶を取り戻し、フック船長と戦う物語ですが、出演俳優陣がとにかく豪華です!ピーターパン役にロビン・ウィリアムズ、フック船長役にダスティン・ホフマン、ティンカーベル役にジュリア・ロバーツなど、これだけの役者が揃っていたら面白くないわけがありませんよね。それでは早速ご紹介していきましょう!

「フック」のあらすじ

弁護士のピーター・バニング(ロビン・ウィリアムズ)は、弁護士として大きな仕事を任され、家族を蔑ろにし、子供たちの成長する場面にも立ち会えず、妻のモイラ(キャロライン・グッドール)を始め、二人の子供たちからも冷たい目で見られていた。バニング一家は、ロンドンに住む妻の祖母ウェンディの元を訪れ、長年身寄りのない孤児を新たな家庭へ送り出す手助けをするという活動を続けてきたウェンディが、恵まれない子のための病院「ウェンディ小児病棟」を開設するための記念パーティーに出席することになった。ロンドンに来てまでも仕事の電話ばかりで、子供たちを蔑ろにするピーターにモイラは腹を立てていたが、子供たちを留守番させウェンディと共にパーティーに出席した。しかし留守番しているはずの子どもたちが、何者かに連れ去られ、残された脅迫状には「親愛なるピーター、君の子どもたちが助けを求めている」と書かれていて、ジェームズ・フックという名が記されていた。

ピーターは警察を呼んで調べて貰ったり、形式的なことしか出来なかったが、ウェンディはピーターを呼び、ピーターこそが且てのピーターパンで、フック船長が復讐のために子供たちを攫ったのだと告げます。ウェンディの話を全く信用としないピーターパンの元に、妖精のティンカーベルが訪れるが、それでも信じようとしないピーターをティンカーベルは強引にネバーランドへ連れて行く。

ネバーランドに辿り着いたピーターとティンカーベルは、フック船長の船に忍び込み、子供たちを救う機会を待ちます。ちょうどそこではフック船長(ダスティン・ホフマン)が海賊たちを集め、かつて自分の手をワニのエサにした復讐をするために、ピーターパンの二人の子供たちをさらってやったと演説していました。子供たちを助けるために、堪らずフック船長の前に飛び出したピーターだったが、中年体系で、お金で解決しようとしたり、あまりの変わりように誰もピーターを昔のピーターパンだとは信じませんでした。子供たちが殺されそうになっても、飛んで助けに行くことのできないピーターパンなど、復讐しても意味がないとフック船長もピーターも子供たちも殺してしまえと言いますが、ティンカーベルがピーターを叩き直して見せる!とフック船長に交渉し、3日の猶予を貰ってティンカーベルとピーターは解放されました。

ネバーランドに住む子供たちも、あまりのピーターのダメっぷりに、かつてのピーターパンだとは信じられませんでしたが、徐々に子供たちに打ち解け、子供たちも信じるようになる。兄のジャックと妹のマギーはフック船長に捕まったままだったが、フックはジャックの心の寂しさに付け込み、自分が本当の父親だと洗脳し始める。ジャックがフック船長を父の様に慕っている姿を見て衝撃を受け、ピーターはピーターパンとしての本当の自分の姿を思い出し、全ての記憶を取り戻し、空も飛べるようになり、フック船長と対決して子供たちを取り返そうと戦いを挑みます。

「フック」のキャスト

ピーター・バニング(ロビン・ウィリアムズ)

やり手の弁護士として世間では一目置かれているが、家庭のことは妻に任せっぱなしで家族からも冷ややかな目で見られる始末。自分がピーターパンだったことは忘れてしまっているが、子供たちを助けるためにネバーランドへ行き徐々に失われた記憶を取り戻していく。

ジェイムズ・フック船長(ダスティン・ホフマン)

ネバーランドで海賊たちを従え、宿敵ピーターパンに復讐するために執念深く作戦を練っている。ただの中年となったピーターを馬鹿にするが、自分も腕を食べられたワニのお腹の中から聞こえるチクタク鳴る時計の音に未だに怯えている。

ティンカーベル(ジュリア・ロバーツ)

ネバーランドに住む妖精でピーターパンのことが好きで、常に一緒にいてピーターの手助けをしようとする健気な妖精。中年となったピーターの記憶を取り戻そうと奮闘する。

ウェンディ・ダーリング(マギー・スミス)

ピーターの妻モイラの祖母で、ピーターパンの物語に出てくるウェンディ本人。長年孤児を新しい家族の元へ届ける手助けをしている。*マギー・スミスは「ハリー・ポッター」シリーズのマグゴナガル先生でもお馴染みですね。

モイラ・バニング(キャロライン・グッドール)

ピーターの妻。仕事人間で家族を顧みず、野球の試合など子供たちの成長の場面にも立ち会えないピーターに不満を持っている。

「フック」の感想・まとめ

観る前は「ただの大人版ピーターパン?」と思ってしまうかもしれませんが、そこはさすがロビン・ウィリアムズ!と思わせてくれる程、楽しい作品に仕上がっていて、仕事ばかりで家族を顧みず、家族からも呆れられていた父親が、子供たちを助けるために自分を奮起して立ち上がり、家族の大切さに気付くという作品です。父親が家族の大切さに気付くだけでなく、子供たちも父親の偉大さに気付かされるという作品ですので、ぜひご家族で観て頂きたい冒険映画です。

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